ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

オペラ

2004年10月25日 | ゆきちゃんの日記
由紀子たちの学校でオペラの公演が
行なわれることになりました。 

その舞台に学校の中から
1クラスだけが舞台に一緒に上がって歌うことができます。 

その幸せなクラスは由紀子の交流学級の隣のクラスでした。

 残念! 
 

でも先日、
そのクラスの担任でもある学年主任の先生が私に「
ゆきちゃんもその舞台に出してあげたい」と言われました。

キラーン(☆。☆) 

これを聞き逃す母ではありません。「

本当にいいんですか?」(笑) 

そして、話はうまく進んで
由紀子もその舞台に立たせて頂けることになりました。
 
 

今日からその練習が始まりました。
 
私が無理をお願いしたので、
練習の付き添いは母がします。 

今日の練習は3.4校時です。 

まずは隣のクラスにお邪魔して、
みんなと一緒に教室の移動をします。 

普段一緒に勉強をしたことのない子どもたちですが、 

私たち親子の
「よろしくおねがいします。」の声かけに
笑顔で「は~い!」と答えてくれました。

よかった!! 
 

出し物はヘンデルとグレーテルです。 

初めて聴く歌ばかりですが、
由紀子は歌詞カードを片手に
一生懸命みんなについて行こうとしています。 




しばらく練習をしたところへ
プロのオペラ歌手の方が入ってきました。 
 

由紀子にその方がどういう人なのか解るはずもなく、
最初は普通にしていたのですが、

一声歌を歌った途端、目がキラーン(☆。☆)

 
由紀子はソプラノの歌声が大好きです。
 
アリアのCDをかけると黙って聞き入っています。 

それが今、目の前で歌ってもらえたのです。
感激しないわけがありません。 

 
さすがにプロはすごいです。 

音楽室中に声が響き、
身体にその振動が伝わってきそうです。 

現川でH先先生が言っていた、
身体に響く音そのものでした。 

これからの練習が本当に楽しみです。 
 

練習用のテープをいただいて帰ってきましたが、
由紀子はそのテープを繰り返し聞いて暗譜中です。

o(*^-^*)oニコ 


=END=
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