goo blog サービス終了のお知らせ 

畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

小人閑居して美味いもの作る?

2011-11-16 05:33:27 | 食べ物

 雨の日が続き、外仕事がはかどりません。
でも、昨日も朝早くからマックスの散歩を兼ねて山の畑で野菜の収穫。

 帰宅して、野菜を洗い計量し、袋に詰めたり、束ねます。
そして、パートの出勤時に車に積んでAコープの生産者直売コーナーに出品。

 午後のパートの帰りには、自分の出品した物の売れ行きチェックに再びAコープを訪問。
ついでに、店内を見回し、頼まれた漬物用塩のほかに「モツ」を買う。

 雨続きで外仕事は出来ないから、ここはひとつ「モツ煮」でもなんて考えたのです。
久しぶりの「モツ煮込み」はコンニャクたっぷりで、大根も入る私流のもの。


 いや、実は「半額」と言うシールが貼られた「アサリ」も触ると舌を引っ込め新鮮だったから購入。
これは、ささっとスベルべママが「アサリバター」に仕上げる。 


 これは先日スベルべが作った「イカの塩から」の口開け。勿体ない精神で「ゲソ」も入ります。
このイカも「青森産」と表示が有った刺身用のイカが大きくて、そして安かったから買ったもの。

 材料はこの新鮮なイカと塩だけですから、添加物の多く入っている既製品よりは良いですね。
隣のプロの料理人であるオトーさんに、塩梅を聞いてから、塩分も少なめ、味はばっちり。だと思うよ(笑)。


 スベルべママも負けじと、ささっと作りあげたのがこのサラダ。
紫のさつま芋、ニンジン、冷凍保存の枝豆の色が鮮やか。
頂きもののコーンを冷凍したもの以外の野菜はもちろん全てが自家産です。


 スベルべママは、私が雨の中で参考までに採ってきた直径15センチも有る巨大な大根と、
色合いと味の実験とばかりに「赤ネギ」と合わせてサラダに仕上げる。
「鰹節」が飛び散り、汚れて見えますがこれも新鮮な「大根」と「赤ネギ」で上々の味。


 大根を切ったついでとばかりにスベルべママが得意の「煮なます」を作ります。
これはスベルべママが65歳で亡くなった私の母に習ったものだと言う。

 妻とスベルべの母が暮らした時間など短かったはずなのに、
その母の味を伝えてくれたなんて嬉しいですね。

 食べ物が揃い、夕食が始まります。
スベルべは一昨日口開けした「八海山」を傾け、スベルべママは梅酒のお湯割り。

 そうそう、仕上げのご飯は先輩から水害見舞いにと頂いた「魚沼コシヒカリ」に、
前日の残りの「山芋」のトロロ汁を掛けて頂きました。

 この先輩のお作りになった「コシヒカリ」が美味しいったら無い。
新しい品種のBL米では無くて、旧来の「コシヒカリ」を種に作られたのではないかなー。
山の鉄人にして、版画家の先輩の性格に似て、力強い味の「魚沼コシヒカリ」で夕食を締めました。

 雨で仕事が出来ないと言いつつ、結局山の畑には二回も行ってしまったなー。
ワーカーホーリックシンドロームのスベルべ夫婦は、それでも料理を楽しんだ雨の一日でした。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする