
大根も千本以上も作ると、間引く大根の数も半端ではない。
一株に4~5粒ほど播くから全部発芽すると・・・・うーん、3~4千本かなー。

こうして最後は一本立ちにすることが理想なのですけれども、
あまりの栽培数に、つい間引きを忘れてしまったりして、アッと気付くと、
一株からかなり大きな間引き大根が、溢れんばかりになっていることさえままあります。

でも、無農薬で育てた間引き大根は捨てるに忍びない。
「勿体ない」精神で捨てずに食べることにしています。
先ずはピーラーで薄く皮を引きます。

そして、「伝家の宝刀」じゃなかった「ヘンケル」の包丁で、
間引き大根の太さによって、四ツ割又は半割にします。
そう言えば、この「ヘンケル」も勿体ない精神の産物。
先日、店頭の刃物研ぎの実演が有り、脇に「再製品」と銘打った中古品が有った。
この手の刃物が大好きな私は、鋼製の「骨剥き」とこの「ヘンケル」に魅力を感じ、
結局、財布の「勿体ない精神」が働き、安い方こちら千円を選んだのでした。
こんな素敵な包丁を手放すなんて、どんな事情なのかなー。

オット、また話が脱線してしまいましたね。
次に、容器に醤油を少し入れ、好みの量の味醂を入れます。
醤油はたぎる必要もなく生醤油で結構。
ポイントはその量で、容器の3~4分の一程度で結構。
醤油の塩分による浸透圧で、新鮮な大根の水分が引き出され、全体が浸りますから。

一時間も待ったら、ほら美味しい「間引き大根の即席漬け」が完成ですよ。
手間が有ったら、何回か容器ごとひっくり返すと、なお早く出来ますよ。
これはなんとスベルべママが嫁いできたばかりの頃、隣家のおばあちゃんから習った漬物。
おばあちゃんは昨年亡くなられてしまったけれども、「手わざ」はこうして引き継いでいますよ。
さて、脱線ついでに「農天市場」を紹介したPRコーナーを紹介しましょう。
市の観光協会の「直売所紹介」http://www.welcome-uonuma.com/column36.htmlに、掲載、して頂いています。
「うえるこめ」ってブログですよ。恥ずかしいから見なくても結構ですからね。
取材日は珍しく商売繁盛で、「うわー、貴方がたって招き猫かなー」なんてジョークを飛ばすほど。
スベルべ夫婦が手がすいて二人で並んでカメラに収まるまでは、取材のお二人を大分お待たせしてしまった。
あれほど、繁盛したのは今季最高で例のないことでしたね。
素敵なお二人の取材女性陣。宣伝料をお支払いしますから、またお出で下さいよ。
そうねー、宣伝料は大根十本プラス、その他の新鮮野菜でね(大笑)。