下ってきた山の道を振り返ります。
山の畑は一旦最高標高地点に行き、そこから私の畑に向かって少し下ります。
ここは、コンクリート舗装部分(自分たちで自力舗装)で少し解けているが、
畑に近付くにつれ雪は深くなり、軽トラの下、腹の部分を擦ることに。
軽トラを降りるのももどかしく、スベルべママは早速仕事に取り掛かる。
背景には「権現堂山」が見えるけれども、まだ雪の量は少なさそう。
ネギも、細身の「赤ネギ」は大分折れちゃいましたねー。
マックスは柿の木の下に走って行ったけれども、何をしているのかな。
大根を採るのも気が急くけれど、葉物野菜の雪も払いのけなければならない。
ゴム手袋をはめた両手を雪にグッと差し入れ、手前に雪を引き出す。
たたんだように潰れている「サラダミズ菜」です。
でも、乱暴に扱わなかったら、徐々にではあるけれど、頭をもたげてくれます。
雪の越後三山を背景に、林立する葉の落ちた「タラの木」です。
冬仕事に「タラの芽」を催芽させるための原木だけれど、専業農家のお隣さんも、
刈り取りが間に合わないほどの雪の早さでした。
でも、まだ根雪になることは無く、もう一度地面が現れると私もにらんでいますが。
手前の畑の雪を掘って出した野菜は「アスパラ菜」です。
スベルべママはこの「雪の下アスパラ菜」を使い「ケーク・サレ」を焼く魂胆のようですよ。
雪の白さと、空の青さに映える鈴なりの柿の実。
冬を迎える動物たち、「タヌキ」「むじな」そして、カラスたちの絶好の餌となっている様子。
まだ少しは残っているけれども、枯れ葉が落ち始め、そして雪の重さで雑木が曲がり、
下の風景が、畑の端から見渡せます。
左の工場の前に我が家の屋根が少しだけ見えますね。
でも、本当に今年は大変な年だったなー。
魚野川にかかる「宇賀地橋」から下流域は七月末の水害で全て水没。
一面湖のようになっていたのでしたからね。
そして、本格的な冬を前に仕事は頭が痛くなるほど残っていると言うのに、
晴れる日が少なく、雨や雪ばかりが降り続きます。
まだ、野菜の収穫が残ったり、木々の雪囲い、そして農天市場の建物の雪囲い。
うーん、困った困った。