“神の子”の霊を喚び出しさえするならば、
人生の事は何だって出来ないことはないと、
マン女史は絶叫している。
これは“実相を観る”ということである。
“実相を現象化する”ということである。
(参考 信仰と愛行による新生 ステラ・テリル・マン 谷口雅春訳 日本教文社)
【わたしたちは高層の屋根の上にのぼって、金切声を振りしぼって、
「人間には“霊”が宿っているんだよ。その霊を喚び出しさえするならば、自分が為さんと欲する人生の事は何だって出来ないことはないんだよ」と叫ばなければならないのだ。人生を暗くしてしまうのは、此の“自己に宿る力”を自覚しないために生ずる恐怖であり、それは諸々の障礙(しょうがい)をつくるのである。
此の“自己に宿る力”は、どんな魔法の杖よりも、もっと素晴らしい奇跡を行なう能力をもちながら、私たちがそれを喚び出すのを待っているのである。また此の自己内在の力は、どんな魔法のカーペットが翼となって吾々を搬んでくれるよりも遠く遥かの国へ私たちを運んでくれるのである。】