私は青年時代に
神経症になり、
10年近くそれで苦しんだこと、
そして小学校教師になってしばらくして
道徳科学のグループたちと
最高道徳を学んだこと、
さらに坐禅に月一で通い、
真言宗で結縁灌頂を受け、
坂東札所めぐりをしたこと、
その後「生命の実相」の信仰の道へと
心が動いていったこと等すべてに
「自己神性」が働いていたのだということが、
今日の以下の引用文で
よく分りました。
潜在意識の働きと「自己神性」の働きが一つとなり、
現在の私に導いていたみたいです。
「善」の希求と「神」の希求とは
一つもののようです。
(参考 信仰と愛行による新生 ステラ・テリル・マン 谷口雅春訳 日本教文社)
<“一層善い人になろう”という念願を起して最初の第一歩を踏み出せばあなたは神を見出します>
【こう説明しても、彼女は感銘を受けた様子が全然なかった。そこでわたしは更に強調することにした。わたしはこのように言ったのです。~
「あなたは、こうして何事に対してでも何人に対してでも、敢て破壊的態度をもって臨むような極端な心境になって来たのです。これではまったく自殺行為です。あなたは愛することを学ばねばなりません。そうでないと愛に飢え渇いて餓死することになります。それをあなたはよく知っているのです。あなたは知っていながら、その真理から逃げ出そうとしているのです。そしてそれを悟ろうとしないのです。神はあなたに起ちあがって神の御許に還って来いと仰言っているのです。しかし神は決してそれを強制しようとはせられないのです。あなたは先ず一層善き人になろうという念願を起さなければなりません。この最初の第一歩をあなたが歩み出せば、あなたは神を見出します。そして続々と、人びとがやって来て着実に熱心にあなたに協力してくれる~そういう状態が出てくるのです。しかしあなた自身がそれを受けることを拒んでいれば誰もあなたの自由意思を蹂躙(ふみにじ)ってまで、あなたを引き上げることはできないのです。わたしはあなたのために祈ってあげることはできます。ずっとあなたのために祈りをつづけることにしましょう。併し、“一層善い人になろう”という念願を起すのは、あなた自身であって、誰もほかの人が、あなたの代りにその念願を起すことはできません」】