アディントンは
神癒を実現するために
潜在意識にたたき込むべき真理について
いくつか挙げているのであるが、
ここに特に大事なことがらをあげている。
これは「実相独在」への「信」が必要ということだ。
【“霊”は物質界の法則を超越しているのである。そしてその超越者がはたらくと、人は称してこれを奇蹟と呼ぶのである。われらの“内に宿り給う神”の全能の力にとって、今すぐ不可能なものは何もないとわたしは確信するのである。読者は、時々、閑な時間がある毎に、自分みずから次の如く念じて、その真理を潜在意識の底の底まで悟られるがよい。
容態や現象的条件には何の力もない。
境遇や環境的条件には何の力もない。
宇宙には唯一つ“神の力”のみが存在するのである。
わが内に、今此処に全能なる神が在(いま)す。
この全能なる神の正しい活動を妨げるものは何もない。
神の正しき活動を妨げる人も、場所も、物も条件も、そんなものは何一つないのである。】
これって「実相独在」ってことじゃないですか。