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現象にあるものはすべて“実在有”をもつ

2018-07-29 15:14:48 | 日記
現象にあるものはすべて
それに相応する実在有をもつと
道元禅師が書いておられる。
真理の重要なところだ。
(参考 正法眼蔵を読む 仏性の巻 谷口清超著)
<仏性有>
この仏有が、趙州の有である。従ってこれを「趙州有」といってもよいであろう。それは「狗子有」である。“本当の犬”をいっている。本当の犬の理念があるから、現象にも犬があらわれて来ている。これは犬ばかりの話ではない。一切の生物は、現象の有の奥に、ことごとく実在有があり、仏有がある。それが犬に於て代表されてのべられているから、この狗子有は仏性有である。前には「仏性無」であったものが、今回は「仏性有」だ。全然ちがうようであるが、実は同じことである。この有無自在転変がよく会得されないといけない。


人間とは何か

2018-07-29 10:37:32 | 日記
「人間とは何か」ということについて
多くの人は「人間は人間だ」
と思っています。
聖経『甘露の法雨』の「人間」の項に
人間は“神の子”であると
書かれています。
「人間は人間だ」というのは間違いであって
人間は“神の子”(仏子)の五官世界への反映であって、
実は霊なのであります。
ヨハネ伝は
人間はロゴス(神の言)であると
言っています。
法華経や正法眼蔵も
仏教的な立場から本当の人間を説いていますが、
密教画にみられる
仏様のおなかにあたりに描かれている仏様が
本当の人間でありまして、
大乗仏教でも人間を仏さまであると
みています。
キリスト教も仏教も
人間を“実相人間”の写しとしていることは同様であって
この人間観の転換が必要です。
つまり
「人間は人間です」は正しくなく
「人間は神の子である、人間は仏子」というのが
正しい人間観です。
この人間観の転換こそが
真実の生き方の出発点になります。

真理が本当に分れば奇蹟が起るのが当り前

2018-07-29 10:08:38 | 日記
谷口雅春先生がご講習会指導からお帰りになる時
藤原先生が松本駅まで自働車でお送りになり
その時雅春先生が
仰った言葉を紹介しておられます。
(参考 安心と喜びを得る道 藤原敏之 日本教文社)
【この時の御講習会では、木内さん(緑内障が神癒)の他にも、奇蹟的な体験談が数多く発表されましたが、この御講習会御指導の後お帰りの際、松本駅までの自働車の中で、谷口雅春先生から勿体なくも有難いお言葉を賜わったのであります。
運転席の横のシートに掛けておりました私に、尊師が突然、
「藤原さん」
とお呼びになりますから、私はハッとして一瞬、緊張し、恐縮しておりますと、先生は、
「ここでは随分と奇蹟が起っているようだね」
とおっしゃられます。私は心中、安堵の思いで、「はい、有難うございます」と申し上げましたら、先生が、
「奇蹟の起るような指導が出来なければダメだね」
と、思いもかけぬお言葉を賜り、勿体なくて、有難くて、涙ながらに感謝申し上げた次第であります。
このようにして、奇蹟の練成、神性開発の見真会として、長野教区は勿論、隣接の地区にも伝わり、参加者の数は増大の一途を辿ったのであります。】
雅春先生のこの時のお言葉から察しますと
生命の実相の真理は
指導者が真理を体得し、
正しい指導を行えば必ず奇蹟が起こる、
ということを意味していると思われます。
絶対の真理であるからです。
指導者が真理の人になることが先ず大事で、
指導者の悟りが
それを聞く人に伝染(?)あるいは音叉的共鳴を
起こすのだと思われます。
これは真理の伝わり方の私的表現ですが・・・