新約聖書「ルカによる福音書」

ルカによる福音書（日本聖書協会）
＜第一章＞洗礼者ヨハネの誕生、予告される
１９　天使は答えた。「わたしはガブリエル、神の前に立つ者。あなたに話しかけて、この喜ばしい知らせを伝えるために遣わされたのである。
２０　あなたは口が利けなくなり、この事の起こる日まで話すことができなくなる。時が来れば実現するわたしの言葉を信じなかったからである。」

迷い心が仮作する苦しい現象

この現象の世は
本当は実相の世界なのであって、
神の国・仏の国なのであります。
ところが現象の心はその真実を知らないものだから
神から与えられた“自由の心”を使って
（本当は「神の心」なのだと気づかずに）
迷い心で苦しい現象を
つくり上げてしまうことが
よくあるのです。
（参考　真理第一巻入門編　谷口雅春著）
【第１２章　実相と現象
＜心の中の石を除けば「実相」の完全さがあらわれる＞
仏教的に云いますれば、仏さんの威神力で荘厳されている此の世界はどこもかしこも浄土であって不浄の世界はどこにもない。舅も、姑も、小姑も、みな観音様のあらわれ、お地蔵さんのあらわれ、或は普賢菩薩のあらわれと云うように、やさしいやさしい仏さんのあらわれでいらっしゃって、そしてみんなを、どうかして尚一層よくして上げようと思っていらっしゃるのですけれども、その善くして上げようと思っていらっしゃることが、こちらの心が歪んで見るから、「私の悪ばかり探して私をいじめようと思っている」などと思って、自分で苦しんで、此の世界を荊棘の世界に見てしまうのです。】

自分自身が実相の継承者であり、実相を継承するとは“吾れ神の子だった”と気付くことです

真理を継承するのは

真理を求める心のみである。

実相のみが実相を継承できるのであるから

生命の実相が神であると

本当に悟った人は

生命の実相の継承者に

既になっていて

真理を自然体で

伝えているのである。

「求道即伝道」であり

「法華転法華」である。

谷口雅春先生も

「皆さん一人一人が人類光明化の継承者なのですよ」

というようなことをおっしゃっていたし、

歴史的に言っても

すべて真理は真理が引き継ぐということは

明白な事実です。

ということは何を意味するのかというと、

自分自身が真理を継承者すればよいということであって

真実の自己に一対一で向き合うことが

不可欠であり、

神の子が神に向き合って

「吾れ神の子でした」と

自覚する修行をすることが肝腎です。