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でんかのヤマグチさんが「安売り」をやめたワケ  でんかのヤマグチ代表取締役社長 山口勉・著  宝島社

2011年06月30日 | アート・文化
 
 
 
皆さん、おはようございます。
昨晩は一睡もしていないので、朝も早くからのブログアップです。
今日もなかなか天気は良いのですが、やはり梅雨時ということでスッキリしない空です。
また明日から天気が崩れるとか。
梅雨の再開ですね。
 
 
 
 
 
 
でんかのヤマグチさんが「安売り」をやめたワケ
でんかのヤマグチ 代表取締役社長  山口 勉・著   宝島社
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この本は確か、以前にもご紹介したことがあると思うのですが、再度ご紹介させて頂きます。
 
でんかのヤマグチさんは大きい言い方をすれば確かに中小企業でしょうが、私からすると大会社であり大企業と呼べると思います。
そのでんかのヤマグチさんですら「安売り合戦」についていけないのですから、当社のような超零細企業は当然の話です。
まあ、もともと私自身が安売りするのは性に合わない、ということももちろんあります。
 
 
「大手がこれだけ安売りしているのなら、うちのような個人経営ではもう太刀打ち(たちうち)できひんわ」、と思うのは誰でもできますし、超簡単です。
そう思うならば、最初から自営業者になどならなければいいのですから。
 
ここでビジネスチャンスが生まれる訳です。
「じゃあ、うちにしかできひんことはなんや?」。
「うちのメリットはなんや?」。
「大手がやってないことはなんや?」とか。
そうやって自分の無い頭で考えに考え抜く訳です。
それが苦労であり、
知恵であり、
努力であり、
経営者の醍醐味(だいごみ)なんですね。
 
それが経営者として一番楽しい時間な訳です。
うちにしかできないことを探すのが、ね。
それがあるからこそ、色々なビジネスモデルができあがるんです。
 
「うちは薄利多売でとにかく売れたらそれでいい、というそんな安易な考えではやらない。うちはうちなりに付加価値を付けて商売をしよう。じゃあ、その付加価値というのはどれや?どうしたらその付加価値が付けられるんや?」。
そんなことを一年365日24時間、寝ている間も考え続ける訳です。
そりゃ正直、辛いなと思うことはあります。
でも本気で辛いなと思うならば商いを辞めて、働きに行けばいいだけです。
でも、
自分でその道を選んだ訳ですからね。
経営者という道を。
 
私にとっては本当に良い決断でした。
今はまだ成績は優秀ではありませんが、ね。
その分、色々な経験をさせて頂きましたから。
お金で買えない経験を。
 
 
この本は経営者には必読の一冊です。
ナンバーワンじゃなくオンリーワンを目指すなら、この本を読むべきだと思います。
読んで損は絶対にしないです。
私の場合、
自分の進んできた道は間違いじゃなかったんやな、と自信が持てました。
 
私のお勧めの一冊です。
 
 
 
経営者のはしくれのはしくれ
須山  洋平