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CAR SHOP ys-style・カーショップ ワイエススタイル・滋賀県近江八幡市  エンジンコン

2011年06月17日 | スズキ
 
 
 
皆さん、こんにちは。
昨日は一日中雨が降っていました。
今日は雨が降らないそうですが、今にも降り出しそうな空です。
このままの状態が明日の土曜日中続くとか。
 
 
 
 
 
あまりにも急いでいたもので、デジカメを家へしっかりと忘れてきました。
ですので携帯のカメラで撮影しました。
画像が悪くて申し訳ありません。
(写真はクリックすると拡大します)
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写真を見て頂いたらおわかりになると思いますが、この車は滋賀県近江八幡市の運転代行業者『ひまわり運転代行』さんのお車です。
 
今回の症状は、
エンジン付近というか、
アイドリング中に異音がする。という症状でした。
普段「P(パーキング)」や「N(ニュートラル)」に入れて、アイドリングをしているときはそれほど気にならないのですが、ブレーキを踏んだ状態で「Dレンジ(ドライブ)」に入れていると、『ガラガラガラ』、『カラカラカラ』みたいな音がするんです。
「P(パーキング)」や「N(ニュートラル)」にシフトを入れると、エンジンの回転数が「クッ」と上がりますからね、若干(じゃっかん)。(わかせんではありません)
でも「D(ドライブ)」に入れると、一気に「グッ」と下がるんです。エンジンの回転数が。
そのDに入れたときに、
エンジンの回転数がかなり低くなり、エンジンがエラがり(しんどがる、負荷がかかる)、ブルブル震えるんです。
なんせ11万kmの車ですから、それでなくてもかなりエンジンが弱くなってきている状態でしたからね。
 
この異音の症状はどうして直すかというと、
まず、
「エンジンを洗浄する」、つまり「エンジンコンディショナー」を放り込む訳です。
それでこの症状が一気に直るケースもありますが、11万kmの軽自動車はそんなに甘いもんじゃありません。
かなりエンジン音は静かにはなりましたが、やはり例の「ガラガラ、カラカラ」音はおさまりません。
本当ならばあまりしたくはないのですが、
『アイドリングのエンジン回転数を上げる』ことで改善する訳です。
今度回転数を上げすぎると不具合が出るので、ほんの少ししか上げることができません。
これで今回はかなり改善ができた訳です。
 
改善はしましたが、決して直った訳ではありません。
直そうと思うと、原因を追究していかないといけませんからね。
そうすると、その原因はひとつとは限りません。
ということは、その本当の原因を追求するまでにかなりの費用が掛かってしまいます。
スロットルセンサーが原因かもしれないし、エンジンをオーバーホールしないといけないかもしれない。
そんなことをしているうちに費用がかさみ、それで原因を突き止めて、「これを直すのに、ハイ、8万円」みたいにならないとも限りませんからね。
まだ新しい車ならいいのですが、11万km走っているスズキ アルトですからね。
そういうことを全て含めたうえで、今回の改善策を提案した訳です。
 
エンジンに負担がかかる原因もあります。
代行運転車は夜に活動する車なので、
天井のライトを点ける(あんどんと言います)、無線をつける、ヘッドライトを点ける、これから夏なのでクーラーをつける、雨の日はワイパーを回す、ウィンカーを出す。
という風に、
かなり電力消費していて、それが全てエンジンに負担をかけている訳です。
これだけの電力消費なので、必然的にエンジンがえらがって(しんどがって)しまう訳ですね。だから回転数が一気に落ちてしまう、と。
 
今回私からは、
バッテリーを軽自動車のものよりも1段階か2段階上げる。ということを提案させて頂きました。
40B19LかR、が軽自動車の一般的なバッテリーです。
その40B19よりもひとつかふたつ容量を上げたバッテリーを付けてみる、ということです。例えば55Bあたりね。
大容量タイプのオルタネーターもあるそうですが、そこまでやると当然良いんでしょうけど、今度キリがなくなってしまいますからね。
自家用車ならば別ですが、仕事で使用する車ですからね。
そういうところも考えて提案させて頂かないといけない訳です。
 
とにかく今回はその場しのぎの改善策です。
しかし、
これ以上手を入れる必要もないと思います。走行距離と年式を考えれば。
今すぐにどうこうなるようなものでもありませんし。
音さえ気にしなければ、まだ多少は乗れると思います。
しかし、これだけエンジンが弱っているので、いずれにせよ長く持たないとは思いますが。
 
 
ここで勘違いしてもらいたくないのは、「直せない」訳ではなく、「原因がわからない」訳でもありません。
ただ、
『直すことだけが私の仕事ではない』、ということです。
お客様にとって一番良い道というか、妥協点というか、囲碁や将棋に例えるならば『妙手(みょうしゅ)』を打つことを考えなければいけないこともあるのです。
今回のケースでいくと、
お金もほとんどかからなかったし、カラカラ・ガラガラ音もかなりおさまったし。
これが一番の最良の方法、『妙手(みょうしゅ)』だったと思います。
そういうことは全て、ひまわり代行の社長さんにもお話していることですから。
「お金をかけるのはもったいないので、今は音は少々気にせず、だましだまし乗っていきましょう」、とね。
 
でも、
今回エンジンコンディショナーを入れて綺麗にしてあげたので、
このアルトくんもだいぶん機嫌を直してくれると思います。
だから、
もう少しがんばってくれるんじゃないかな?と。
 
車って意外にそういうものなんですよ。
車にも魂はありますからね。
 
 
 
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滋賀県近江八幡市 音羽町19-9
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代表  須山 洋平
これから代行運転はひまわり代行で!