切に・・・

久しぶりに手にした本。

切に生きる・・ただひたすらに生きるということを指している。

人間生まれた瞬間から確実に死に向って歩んでいます。
当然、幼少の頃や青年期にはそんなこと意識しません。社会人になっても
どんな会社に就職しようか？？どんな生活をしようか？？
どうやって食っていこうか？？など人生の終末から逆算して今を生きる
なんてことはなかなか意識しないと思います。

３年前に指導者資格取得講習会のスピーチで、サッカーで言うゴールから
逆算する指導法に絡めて、死から逆算した今について話したことを
思い出しました。

「最後はこのように迎えたい・・大人しく静かに終えたい。そこに
行き着くまでには、クラブを地域に根差したものにするために、毎日を
その目標に向って１日１日を大切に過ごさねばならない。

志をもって努力する。怠けて毎日が何となく過ぎてゆくことが
もったいない。だから自分磨きに精を出し、感謝の気持ちを忘れずに
いないと静かに終末を迎えることはできない。」
そんなことを話しました。

ひたすらに毎日を生きる。小我を忘れ、何かに懸命に打ち込む。
その時、生は本然の輝きを放つそうです。

本日、セカンドの選手たちやアカデミー、ランクアップ、ＪＹの
子どもたちのひたむきにボールを追いかける姿には、一瞬をひたむきに
生きている姿がありました。

彼らの成功を切に願う本日でした。