創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

池田の脱税・ピンハネ-23

2015-07-26 10:05:22 | Weblog

◆そこまで“脱税・ピンハネ”いいんかい…!!  (再)    
  *脱税・ピンハネの総合商社(寄付・会館・出版・墓園・民音・学校・宣伝・Etc)の池田創価(=公明党)
 *ユスリ・タカリ・恫喝で、似非躁鬱病の診断書・役人と連携の生活保護は、池田創価(=公明党)
 *脱税・ピンハネの貧困ビジネス(借家賃貸・薬の転売・Etc)も…共産党より池田創価(=公明党) 
 *池田創価(=公明党)のアメとムチで総体革命、司法・行政・警察・マスコミ・芸能・評論家・Etc
 *脱税・ピンハネの池田創価と在日・韓国を、見ざる・聞ざる・言わざる・想わざる…は亡国の道…!!
 *自民党・二百余名の国会議員を、池田創価が応援。国税は脱税・ピンハネ黙認で、?十年…!!
 *池田創価の脱税・ピンハネ課税とマイナンバー課税すれば…消費税なしで財政再建できる…!!

〇乱脈経理…創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント<矢野絢也・講談社…1,800¥>より
  ----------P77-----本文・ここから--
◆極秘会談
 極秘会談前日、私と八尋氏はホテルで二時間、対応を協議した。
「秋谷氏が〝矢野さんにくれぐれもょろしく頼む〟と言っていた。秋谷氏は今回のことについて大山(博道)副会長(池田氏の側近中の側近)と十分、打ち合わせ済みだ。第一庶務は大山氏と連携している。池田名誉会長は知らないことになっているが、軽井沢では〝本部だけは来させないようにしたいな〟と言っていた。つまり名誉会長は全部知っている」
 八尋氏はそう語った。要は「名誉会長は矢野の活動をご存知だ。しっかりやれ」というハッパだったのだが、私はその手のおだてには不感症になっていた。しかし池田氏が脅えていることだけはよくわかった。学会・公明党内では「国税のターゲットは池田氏の公私混同」との見方が強まっていた。つまり池田氏自身がトラブルの種だった。それにもかかわらず「本部だけは来させないようにしたいな」と他人事のように言う池田氏の神経が理解しかねた。
 八尋氏は「とにかく自由に国税に動かれ、次々と問題点を質問されるともたない。聖教新聞社内の一部屋から調査用の部屋を増やすから動かないようにさせてほしい。それと本部会計には触れさせない。この二点を頼みたい。実のところ、池田名誉会長の公私ごっちゃで意識革命が必要。いまやられると決定的なダメージになる」と嘆いた。
 学会本部の中を料調の調査官が自由に歩き回って調査すれば、学会会計のずさんぶりはむろんのこと、八尋氏の言う池田氏の「公私ごっちゃ」、つまり池田氏の公私混同問題がたちどころに明らかになるのは必至だった。それだけは断固、防がねばならないと八尋氏は念を押した。先の「本部だけは来させないようにしたいな」という池田氏の発言の真意はそういう意味だった。
 池田氏の「公私ごっちゃ」は挙げればキリがない。たとえば料調が注目していた聖教新聞社七階の池田氏専用の迎賓館もそうだ。迎賓館は改装費だけで九億円もかけたと言われ、その贅を尽くした豪華な室内を先に挙げた『週刊文春』記事は次のように書いている。
『壁一面に張りめぐらされた大理石は、わざわざイタリアから取り寄せたものだし、テーブル、椅子、サイドボードはすべて特注品。来客用のため人口に置かれた記帳台などは、これ一点で一千万円といわれる。
 実際に、室内に人った職員の証言では、ぶ厚いペルシャ絨毯の上を歩くたび、足のくるぶしまで埋まったという』
 軽井沢の研修道場など、全国にある池田氏専用施設も豪華さでは引けを取らない。軽井沢の研修道場の奥には、池田氏と限られた人しか入ることが許されていない池田氏の専用施設がある。柱や壁、障子、襖などすベてに最高級品を使用。風呂場には池田氏のために檜づくりの大きな浴槽がしつらえてある。この池田氏の専用施設は、建て前上は「恩師記念室」と呼ばれている。国税対策のカモフラージュのためだ。「御自分の贅沢に恩師の名を僭称するとは、冒涜ではないか」と、ある公明党幹部は毒づいていた。
 また学会本部のすぐそばに建てられた「白雲寮」は周囲を高い塀で囲まれた瀟洒な和風家屋で、池田氏の大のお気に入りだった。警備も厳重で、池田氏は近くに自宅があるのに、そちらには帰らず白雲寮を自宅代わりに使っていた。
 学会内では「池田氏は最高権カ者だから豪華施設を専用で使うのは当然」とされていたが、これに異議を唱える副会長もいた。池田氏は名誉会長なのだから、会長と違って宗教法人法上も学会の内部規則上も何の権限も責任もなかった。そういう人を特別扱いするのは正しくないというわけだ。
 豪華専用施設を池田氏はいっさい家賃を払うことなく使っていたが、当然のことながら、これらについては学会から池田氏への便宜供与や贈与の疑いが指摘された。事実、白雲寮については、税務調査が始まった後になって、池田氏が過去四年四ヵ月分の家賃を遡って学会に支払っている。
 料調が注目した絵画などの美術品も、池田氏の公私混同の象徴的存在だった。池田氏は自分好みの絵画などの高価な美術品を世界中から買い集めていた。個人の趣味なら本来、池田氏が自分の財布から払い、個人資産として所有するのが筋だ。ところが池田氏の絵画購入費用はほぼすべて学会持ちだった。美術品は学会系の美術館や学会の関連施設などに飾られたり、倉庫に保管されたりしていたが、飾られた絵について池田氏は「どうだ。いい絵だろう。俺の絵だ」と、私に自慢した。こうした絵が、いつの間にか池田氏の自宅に飾られていたことも私は目撃した。
 しかもこれらの絵が学会の帳簿や財産目録にキチンと記載されていたならまだしも、かなりの絵が実際は誰のものかわからないまま、帳簿記載も整理もされずに放置されていた。もし国税庁が帳簿と財産目録、美術品の現物一つ一つをチエックしたら、帳簿記載のない持ち主不明の美術品がゴロゴロ出てきて収拾がつかなくなっていただろう。帳簿にあっても現物が見当たらないということもあったはずだ。
 捨て金庫事件は、中西氏が池田氏の裏金としてこっそり保管していたものを日本図書輸送がうっかり捨ててしまったのが真相ではないかともっぱら噂された。もし料調の調査が人らなかったら、こうした持ち主不明の大量の絵画は、はたして誰のものになっていたのだろうか。もし池田氏が持ち帰っても、帳簿にも載っていないのだからおそらく持ち帰ったことすらわからなかったのではなかろうか。
 これらは池田氏の数ある公私混同疑惑のほんの一部にすぎないが、これだけでも、学会が、なぜ美術品などが表示される財産目録の提出や第一庶務などの本部会計に踏み込まれるのを嫌がったか、おわかりいただけるだろう。
 八月二二日、私と八尋氏は角谷国税庁長官らと二時間二〇分にわたって話し合った。
 本来、こんな会合は許されるものではないし、おそらく国税庁側も相手が私でなければ会談になど絶対に応じなかったはずだ。先に私は書記長を二○年間も続けたため大蔵省・国税庁の幹部たちと親しい関係ができたと書いたが、それにしても、なぜ国税トップの長官をはじめ国税側が私の立場を重んじてくれるのか奇異に思われるかもしれない。そのあたりの事情について、いま少し補足しておく必要があろう。
  ----------------改頁------84--つづく──

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池田の脱税・ピンハネ-22

2015-07-25 06:43:30 | Weblog

◆そこまで“脱税・ピンハネ”いいんかい…!!  (再)    
  *脱税・ピンハネの総合商社(寄付・会館・出版・墓園・民音・学校・宣伝・Etc)の池田創価(=公明党)
 *ユスリ・タカリ・恫喝で、似非躁鬱病の診断書・役人と連携の生活保護は、池田創価(=公明党)
 *脱税・ピンハネの貧困ビジネス(借家賃貸・薬の転売・Etc)も…共産党より池田創価(=公明党) 
 *池田創価(=公明党)のアメとムチで総体革命、司法・行政・警察・マスコミ・芸能・評論家・Etc
 *脱税・ピンハネの池田創価と在日・韓国を、見ざる・聞ざる・言わざる・想わざる…で亡国へ…!!
 *自民党・二百余名の国会議員を、池田創価が応援。国税は脱税・ピンハネ黙認で、?十年…!!
 *池田創価の脱税・ピンハネ課税とマイナンバー課税すれば…消費税なしで財政再建できる…!!

〇乱脈経理…創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント<矢野絢也・講談社…1,800¥>より
  ----------P77-----本文・ここから--
◆『週刊文春』にすっぱ抜かれる
 七月二二日。三日後にソ連訪問を予定していた池田名誉会長から「いつも大変ありがとう。とりあえずいま本山なのでお礼まで」という伝言が第一庶務室幹部から伝えられた。池田氏は国税や私たちの動きをよく承知していたようだ。
 その池田氏がソ連に出発した七月二五日に、私が密かに恐れていたことが現実になった。
『週刊文春』が突然、取材で学会に乗り込んできたのだ。
 料調の調査開始から既に一ヵ月が経過していた。料調が聖教新聞社を調べていることは聖教新聞社の職員はむろん、本部職員も知っていた。学会幹部や公明党の議員も当然知っていた。人の口に戸は立てられない。いずれ漏れるのではと心配していたが、よりによって池田名誉会長がソ連訪問に出発した日とは。『週刊文春』は、国税が入ったので「池田氏はソ連に逃げた」と書いた。
『週刊文春』の動きを私に伝えたのは八尋氏だった。八尋氏によると『週刊文春』側は「聖教新聞は公器であり、取材に応じるべきだ。こちらはすべてわかっている」と余裕たっぷりだったそうだ。八尋氏は「内部から情報が漏れていると言わざるを得ない」と険しい声だった。
 その日の夜、八尋氏は『週刊文春』の早刷りと思われる記事をどこからか人手してきたらしく「記事には税務当局としか出ていない。近く四人体制が二○人体制に増員と出ている。これは当たっている。聖教の七階や絵のこと、学会本部に来たことも書いている」と説明。さらに『週刊文春』の情報ルートとして公明党の市川書記長を名指しして「疑わしい」と語った。市川氏が七月二三日に八尋氏に話していたことがそのまま記事に出ているとのことだったが、これは市川氏にとって的外れの中傷だと言える。なぜならその程度の情報は学会、公明党の職員なら誰でも知っていたことで、皆興味津々といった空気だったのだ。だが八尋氏の犯人捜しが学会内に充満していた疑心暗鬼の空気を反映していたのは確かだ。
『週刊文春』(八月二日号)の記事は詳細にわたっていた。
『税務当局のベテラン四人が、聖教新聞社の一階に陣取り、山のように積まれた帳簿に目を光らせている。さらに、歩いて二、三分ほどの「創価学会本部」にまで度々、調査が及んでいるというのだ』
『以下は本部職員の証言。
「最高幹部たちは大変なあわてようでしたね。フランスから買ってきた高価な絵画を創価学会に隠せの、第一庶務(池田名誉会長の秘書グルーブ)には、名誉会長に宛てた報告書をすべて焼却しろ、とか倉庫に眠っている書類を始末しろなどの指令を飛ばしていました。聖教、本部内とも蜂の巣をつついたような騒ぎですよ」』
 同誌はさらに『池田氏のカネづかいの荒さはよく知られている』として、国税に、学会本部の第一庶務の裏帳簿を調べろ、とけしかけていた。
 その翌日、料調の職員が聖教新聞社にやって来た。当然のことながら、『週刊文春』の記事が話題になった。料調側は「国税からは漏れていない。なぜ調査官を四人から二○人に増員したことが漏れたのか」と学会からの情報漏洩をたしなめるような口ぶりだったという。
『週刊文春』の記事が出てから料調の態度は明らかに厳しくなった。マスコミに感付かれた以上、国税としても、学会に配慮して、いつまでもだらだら調査をしている訳にいかなくなったらしい。
 以下は八月九日に八尋氏が電話で話した内容だ。
《「問題発生だ。国税が各局各部を自由に調査したいと言っている。自由に歩かれるとまったく無防備。どうしても止めてもらいたい。それと職員の源泉徴収がらみで学会本部会計もみるという。職員は聖教新聞も学会本部も区別がないから源泉徴収のことを持ち出されると断れない。国税は、調査の場所も学会本部で、と言っていたがこれは断った」「国税の印象が変わってきた。今日新しく来た二人のうち一人が〝週刊誌に出てしまった以上、もうショックもないだろうから(学会本部会計の調査を始めても)いいではないか〟と言ってきた。反論したが調査官たちも内部的に突き上げられている感じだ。投書などたくさん情報が国税に入っているようだ」》
 八尋氏に泣きつかれ、私は動いた。夏休み休暇中だった小粥事務次官に「このままでは党は無能だと突き上げられる」と事情を説明し、同じく休暇中の角谷国税庁長官にも同様の話をしたが二人とも素っ気なかった。それでも私が何日もかけて頼み込むので、角谷氏は渋々、「調ベてみる。二〇日までは国税は事実上夏休みなので、その後に会おう」と約束。二二日に角谷氏ら国税庁関係者と極秘会談することが決まった。
  ----------------改頁------80--つづく──

 

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池田の脱税・ピンハネ-21

2015-07-24 08:15:06 | Weblog

◆そこまで“脱税・ピンハネ”いいんかい…!!  (再)    
  *脱税・ピンハネの総合商社(寄付・会館・出版・墓園・民音・学校・宣伝・Etc)の池田創価(=公明党)
 *ユスリ・タカリ・恫喝で、似非躁鬱病の診断書・役人と連携の生活保護は、池田創価(=公明党)
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 *池田創価(=公明党)のアメとムチで総体革命、司法・行政・警察・マスコミ・芸能・評論家・Etc
 *脱税・ピンハネの池田創価と在日・韓国を、見ざる・聞ざる・言わざる・想わざる…は亡国の道…!!
 *自民党・二百余名の国会議員を、池田創価が応援。国税は脱税・ピンハネ黙認で、?十年…!!
 *池田創価の脱税・ピンハネ課税とマイナンバー課税すれば…消費税なしで財政再建できる…!!

〇乱脈経理…創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント<矢野絢也・講談社…\1,800->より
  ----------P74-----本文・ここから--
◆大蔵事務次官らの歓送迎会
 七月四日、大蔵省・国税庁首脳らの歓送迎会を兼ねた懇談会が開かれた。場所は銀座にある「ホテル西洋 銀座」の一一階の部屋。簡単なおつまみとワインがテーブルにあった。立食で、勘定は割り勘だった。大蔵省・国税庁側からは小粥事務次官、角谷国税庁長官、保田主計局長、平澤前事務次官、水野前国税庁長官という大蔵の新旧首脳陣がズラリ顔を揃えた。私は事前連絡抜きに八尋氏を連れて行った。完全なだまし討ちだ。私が紹介すると、場の空気は凍りついた。「私は経理も税も苦手だから、当事者を連れてきました」。私がいけしゃあしゃあと話すと、大蔵省・国税庁首脳たちは苦虫をかみ潰した顔で「話が違うようですね」と冷ややかだった。しかし、そこは彼らも大人で私の顔を潰すようなことはしなかった。
 この日の出来事を記した私の手帖の一九九〇年七月四日の欄を見ると、発言者は不明だが大蔵側から「宗教が聖域というのは胡散臭い印象。一度クリアしたほうがよい。入り口のところでガタガタしないほうがいい」との発言があったと書いてある。これに対し八尋氏は「こちらは年寄りが多く、強硬な意見を言う人も多いのです。それを説得しながらやっています。今年はこれ、来年はあれと順序だてて少しずつ進めてほしい」と、やや調子に乗って反論をした。
 国税側はとたんに苦い表情に変わった。角谷氏が柔らかな口調ながら念を押すように言い切った。
 「一度やっておいたほうが後々、楽だと思う。矢野さんは大蔵の〝顧問〟。これまでずいぶんお世話になった。だがルールは曲げられない」
 後日、その席にいた国税高官は私にこう漏らした。
「八尋さんも立場があっての発言だろう。しかし学会内部が税務調査に反対だなどという話は手前勝手な話だ。ずいぶん図々しいことを言う。遠慮なしにガッンとやったほうが内部の意識が変わるし、八尋氏のためにもよいのではないか」
 七月六日、ホテルニューオータニで私は八尋氏と会談した。前日に聖教新聞社に再び料調の調べが入ったため、八尋氏の表情はいつにも増して暗い。
 「国税は公益会計の計算書のみならず、伝票など決算関連資料をすべて出せと言ってきている。水野前長官の話と違う。通達の趣旨についても、国税は必要があれば要求できるという解釈だ。秋谷氏も最初は公益会計について計算書ぐらいはやむを得ないかと思っていたが、困っている。私は学会役員会が強硬論で固まっていることを説明し、〝いっぺんにと言われても無理。個別テーマで具体的に何が必要か言ってもらいたい。何年もかけてやろう〟と提案したが国税側は〝個別テーマは特にない〟と言う。〝それなら(調査は)必要ないではないか〟と反論すると〝いや、いろいろある〟と。私は国税は何か特別な狙いを持っているとみている」
「特別な狙い」と言った後、八尋氏は緊張した面持ちで言葉を継いだ。
「調査員が聖教新聞社の資料にしおりを入れていたのを垣間見た。聖教新聞社七階の迎賓館、絵と金庫のところだ。ポイントはその辺に絞ってきている」
 この八尋の見方が正しかったことは後で裏付けられるのだが、八尋氏の指摘に、私は事の重大性を感じずにはいられなかった。
 なぜなら料調がしおりをはさんでいたという「迎賓館」「美術品」などはいずれも池田名誉会長がらみだったからだ。
 迎賓館は聖教新聞社七階にある池田名誉会長専用の豪華な部屋のこと。絵は聖教新聞社にある絵画を指し、池田氏の好みで買ったものだ。
 金庫については、真偽のほども正確なこともわからないが、聖教新聞社のどこかに池田氏がらみの裏金か何かを隠すための金庫があるという噂は職員の間で囁かれていた。
 もしそうなら、これらを探られると、池田氏の名誉に傷がつく可能性がある。学会にとって池田氏は神聖かつ絶対的な存在だ。相手が国税庁であれ何であれ、池田氏をお守りするのが池田氏の弟子たる学会員の本分である。料調が何らかの形で池田氏個人を狙っているのなら、学会は組織を挙げて阻止せざるを得ない。そうなれば国税庁との全面戦争も予想された。事実、秋谷氏から「池田先生をお守りすることが信心なのだ」という宗教的指導を私はしばしば受けた。
 もし国税庁の狙いが池田氏個人にあるのならば、学会の姿勢ははっきりしている。徹底抗戦しかない。厄介なことになりそうだが、やるしかないと私も覚悟を決めた。しかし、わが身にふりかかるであろう災難を考えると気が重くなった。国税庁と学会の対立が激化するような事態になれば、池田氏の意を受けた学会幹部らが国税庁との交渉に当たる私を激しく突き上げてくるのは目に見えていた。学会だけではない。既にこのころ、公明党内では一部の幹部らが、交渉役を押し付けられた私への反感を募らせていたのである。
 池田氏との距離ですべてが決まるのが創価学会・公明党の体質であり、池田氏がこの問題を私に押し付けてきたことが逆にジェラシーを生んだのだ。ある党幹部は「自分がやればすぐに解決してみせる」と周囲に話していたというが、そんな自負心が私への反感をよけいに強くしたようだ。石田・市川両氏は「矢野さんがやっていることの中身もわからないでお気楽なことだ」と私をなぐさめてくれた。やりたくもない仕事を押し付けられて党内で反感を買い、学会からも激しく突き上げられるのではたまったものではない。心底うんざりしたが最後のご奉公と決めた以上、逃げ出す訳にもいかなかった。
 私は大蔵省の保田主計局長に力添えをお願いした。保田氏は同情しつつも、迷惑顔で「角谷(国税庁長官)は新任だから、いますぐ影響力を使うと逆効果。今後の状況には様子をみて対応するしかない」と慎重な姿勢を崩さなかった。
  ----------------改頁------77--つづく──

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池田の脱税・ピンハネ-20

2015-07-23 07:27:39 | Weblog

◆そこまで“脱税・ピンハネ”いいんかい…!!  (再)    
  *脱税・ピンハネの総合商社(寄付・会館・出版・墓園・民音・学校・宣伝・Etc)の池田創価(=公明党)
 *ユスリ・タカリ・恫喝で、似非躁鬱病の診断書・役人と連携の生活保護は、池田創価(=公明党)
 *脱税・ピンハネの貧困ビジネス(借家賃貸・薬の転売・Etc)も…共産党より池田創価(=公明党) 
 *池田創価(=公明党)のアメとムチで総体革命、司法・行政・警察・マスコミ・芸能・評論家・Etc
 *脱税・ピンハネの池田創価と在日・韓国を、見ざる・聞ざる・言ざる・想わざる…は亡国の道…!!
 *自民党・二百余名の国会議員を、池田創価が応援。国税は脱税・ピンハネ黙認、?十年…!!
 *池田創価の脱税・ピンハネ課税とマイナンバー課税すれば…消費税なしで財政再建できる…!!

〇乱脈経理…創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント<矢野絢也・講談社…\1,800->より
  ----------P70-----本文・ここから--
◆旨みの大きい墓苑事業
 私は戸惑った。八尋氏を同行させると大蔵省?国税庁幹部が反発するのは目に見えていた。
税務調査の対象団体の当事者と、その団体の番犬とも言うべき国会議員同席のうえで会うことは彼らにとって受け入れがたいはずだ。もしそのことが外に漏れたりすると、とんでもないことになるのは明らかだった。傍目には、八尋氏を私が同行させることは政治家による税務調査への圧力以外の何物でもないはずだ。
 だが一方で私は、八尋氏に同行してもらったほうがいいかもしれないとも考えた。私には学会の経理はわからないし税法も詳しくない。専門用語や概念を咀嚼できず、誤った理解をして国税庁と学会双方に迷惑をかける恐れもあった。また交渉の際、国税庁に学会の特殊な体質を理解してもらうのは容易でないと予想された。よい話は喜んで聞くが、都合の悪い話には耳栓をして、何かあると逆恨みするのが学会の体質で、何事も池田氏の判断次第で決まるので道理が通用しないことも往々にしてある。
 こうした学会の体質は外部の人にはなかなか理解できない。たとえ国税庁首脳に学会の事情を説明し、国税庁案ではまとまらないとの見通しを私が伝えても、学会のこういう体質がわからない人には「国税庁を妥協させようとして学会内部の反発や抵抗を実態以上に大袈裟に伝えて、脅しているだけではないのか」と曲解される恐れが十分にあった。それならいっそのこと、国税庁首脳のストレートな考えを八尋氏ら学会首脳が直接聞いたほうが調整がスムーズに進むように思えた。何よりも学会内部の問題は学会で処理してほしかった。小ズルイと言われればそれまでだが、後のことを考えると八尋氏と国税との間にパイプがあるほうがよいという判断もあった。私は迷った挙げ句、八尋氏の同行を承諾した。
 八尋氏は大喜びだったが、すぐに不安気な顔に戻り、こうつぶやいた。
「学会では墓苑事業会計は公益会計になっているが、他宗教では営業(収益)会計扱いにしている。これは今後、問題になるだろうなあ……」
 学会の墓苑事業会計をこれから料調が突いてくるだろうと八尋氏は予想したのだが、これは私も同意見だった。
 先に創価学会の会計には三つあり、その一つが墓苑事業会計だと書いたが、墓苑事業の中には、墓石販売など課税対象になるものが含まれていた。ところが、当時、学会は墓苑事業すベてを非課税の公益事業扱いにして、墓石販売などについてもいっさい税金を支払ってこなかった。
 普通、人が亡くなると、遺族は墓地用の土地を宗教法人などから借り、その対価として永代使用料を払う。これは税法上「墳墓地の貸付」として非課税になっている。一方、墓石は遺族が石屋から買い、石屋は墓石を売った収益分の税金を申告納税するのが一般的だ。では学会の墓苑はどうなっているかというと、非課税の永代使用料(土地の貸付代)に、墓石など本来なら課税対象となるものを一緒くたにして販売している。
 墓石と地中に埋まったカロート(納骨室)は永代使用料とはまったく別物で、本来なら収益事業扱いにして税金を納める義務がある。八尋氏が「他宗教では営業会計扱いにしている」と発言しているように、学会側は、これまで税務調査が入らなかったのをいいことに、不正を承知で税金を払ってこなかったのだ。
 学会は一九七七年の戸田記念墓地公園(北海道厚田村〔現石狩市〕・四万五〇○〇基)を第一号に、税務調査時点で全国に六ヵ所の巨大墓苑を開発、墓の数は合計二四万基に達していた。墓苑の造成費用は主に学会員の財務(寄付金)で賄い、墓が完成すると永代使用料と墓石代などをセットで一基約四○万円から九〇万円ほどで学会員に販売してきた。学会は自腹を切らず丸儲けである。しかも池田氏が「墓を多く持つほど偉い」と墓地購入を推奨したため、一世帯でいくつもの墓を購入する学会員も珍しくなく、かくいう矢野家も全国にいくつか墓を持っていて、中には遠くて一度も足を運んだことのない墓もある。
 まさに墓苑は学会にとって〝金のなる木〟だ。料調がこの問題を黙って見過ごすはずがなかった。
 六月二九日、私は国税庁の水野長官と電話で話した。水野氏はこの日を最後に角谷氏と交替することになっていた。
 学会の税務調査という厄介な問題の引き継ぎを、長官としての最後の仕事にしてしまい、私は水野氏に対して済まない気持ちで一杯だった。「最後の最後まで申し訳ない」と、私は心から謝った。
 水野氏が東京国税局に聞いてくれたところによると、今回は「公益会計全部の調査のお願いはしていない。出してほしいのは公益会計の収支計算書だけ。ただし墓苑会計については、かなり関心があるようだ」ということだった。
 水野氏が公益事業会計資料の提出に言及したため、私は八一年の国税庁通達を引き合いに出して「通達は全面的に資料を提出しろということではないはず」と質したが、水野氏は「通達は、必要があれば公益会計全体の資料の提出を求めるというのが基本的立場で、それは変わっていない。しかし、いまは部分的に協力してほしいとお願いしている」と、やんわりかわした。
 ────────────────改頁────── 74--つづく──

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池田の脱税・ピンハネ-19

2015-07-22 09:42:25 | Weblog

◆そこまで“脱税・ピンハネ”いいんかい…!!  (再)    
  *脱税・ピンハネの総合商社(寄付・会館・出版・墓園・民音・学校・宣伝・Etc)の池田創価(=公明党)
 *ユスリ・タカリ・恫喝で、似非躁鬱病の診断書・役人と連携の生活保護は、池田創価(=公明党)
 *脱税・ピンハネの貧困ビジネス(借家賃貸・薬の転売・Etc)も…共産党より池田創価(=公明党) 
 *池田創価(=公明党)のアメとムチで総体革命、司法・行政・警察・マスコミ・芸能・評論家・Etc
 *脱税・ピンハネの池田創価と在日・韓国を、見ざる・聞ざる・言ざる・想わざる…で亡国へ…!!
 *自民党・二百余名の国会議員を、池田創価が応援。国税は脱税・ピンハネ黙認、?十年…!!
 *池田創価の脱税・ピンハネ課税とマイナンバー課税すれば…消費税なしで財政再建…!!

〇乱脈経理…創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント<矢野絢也・講談社…\1,800->より
  ----------P67-----本文・ここから--
◆「矢野さん、頼む」
 税務調査が始まった六月二六日、大蔵省人事会議で新事務次官などの人事が決定した。この日の人事では平澤事務次官と水野国税庁長官の勇退が決定。後任の事務次官には小粥正巳主計局長が、国税庁長官には角谷正彦証券局長がそれぞれ昇格することが決まった。また主計局長には保田博氏が就任し、主税局長は尾崎護氏が留任した。
 新しい大蔵省・国税庁首脳陣はいずれも私と旧知の間柄で、彼らと長い間の交流があるのは学会・公明党では私だけだった。いよいよ私は国税工作の矢面に立たされることになったのだが、頼まれる大蔵、国税の幹部は、間違いなく私以上に迷惑千万だったはずだ。
 学会が通常のルールに従って粛々と協力すれば税務調査は短期間に終わる。ところが実際は、学会があれこれ理由をつけて調査を妨害し、調査はいっこうにはかどらない。現場には当然、不満がたまるので、国税の上層部が現場をなだめなければならない。しかも学会を怒らせたら公明党を動かして国会で法案審議の妨害をやりかねない。国税庁にとって税務調査に抵抗する学会は無理難題を押し付けてくる厄介極まりない相手だったはずだ。
 大蔵省高官は私が交渉に関わることを知ると、私のことを心配しながら「放っておいたほうが得策ですよ。学会のためにもなる」と力説した。いまから考えると、高官たちの忠告は至極もっともな話だった。
 私は国会議員である。国会議員は国民の代表として、税の徴収や分配の大本となる法律を定める重要な立場にある。その国会議員が課税問題を巡り国税当局に脱税交渉まがいの裹工作をするなどということは、国の税制度の根幹を揺るがしかねない犯罪的な行為であり、けっして許されることではない。
 私はそれを承知で、信心の名の下、池田氏を守るために裏工作に携わってしまった。私は自分のやっていることに煩悶した。いまでも当時のことを思い出すたびに苦い思いが体の中をせり上がってくる。だがこのときは池田氏にお世話になったという気持ちが私の背中を押した。
 私は三五歳の若輩で衆議院議員に当選し公明党の書記長に就任した。以来二〇年もの長きにわたって書記長を務め、委員長も三年やった。池田氏に引き立てていただいたお蔭である。私は、ひとかたならぬご恩を受けてきた池田氏への最後のご奉公のつもりで国税庁との裏交渉を引き受けてしまったのだ。
 大蔵省首脳人事が決まったこの日、私は公明党本部で八尋氏の要請で緊急協議をした。
「完全な準査察であり国税当局の態度は硬化している。聖教新聞がらみの調査が終わり次第、公益会計と収益会計の決算害と伝票を出せと要求している。対応はこれ以上ないぐらい丁重だが、学会のすべての経理を出せと言っているに等しい」
 八尋氏は危機感を募らせながら、東京国税局の狙いをこう推察した。
「第一が学会の経理資料の入手、第二は何か特定の夕ーゲットをもって、その裏付けをやるということではないか。どうも二番目のような気がする。というのも四〇人もいる学会の責任役員の中から前経理局長の名前を指して〝いまの役職は何か〟と聞いてきたからだ。学会の役職などの内情をかなり知っている。夕レコミがあるとしか思えない」
 中西氏や江戸川税務署の件は「不思議なくらい出なかった」という。
 国税庁は、宗教法人の会計決算書の提出について一九八一年に、収益事業会計だけでなく公益事業会計の損益計算書または収支計算書の作成と提出を宗教法人に求める通達を出した。しかし、この通達には強制力がなく事実上、有名無実だった。学会も、国税庁に公益事業会計の関連資料を提出したことはなかった。
 なお、その後の一九九五年の宗教法人法の改正により、すべての宗教法人に対し、「役員名簿」と「財産目録」の提出(都道府県など所轄庁向け)が義務付けられ、年間収入が八〇〇〇万円を超えている宗教法人は収支計算書の提出も義務付けられている。ただし、貸借対照表は「作成している場合のみ」提出することになっていて作成していなければ提出義務はない。
 ところがこのときの税務調査では、料調の調査官が公益事業会計の決算書類などを出せと言ってきた。もちろん、学会にとって初めての経験である。国税当局の本気がうかがえた。
「森田理事長は〝自分の時代にこういうことになり貴任を感じている〟と言っていたが、秋谷氏は強硬だ。私も決算書などの提出を拒否するつもりだが、もし特別な狙いがあるとしたら強制調査もあり得る。国税側は続参院議員には丁重だったが本当の狙いはわからない……」
 八尋氏が不安気に続けた。
「料調は七月五日にまた来ると言っていた。その後、夏休みを挟んで九月ごろには伝票を調べたいとも言ってきた。今年一杯はかかりそうだ。一七年間も調査がなく、しかも初めて東京国税局が来た。学会は巨大な組織だし、金額も大きいから税務綢査にくるのは当然とも言えるが……。秋谷会長に相談したが矢野さんに頼むしかないということだった」
「池田先生を守るためだ。助けてくれ」と頼む八尋氏に、私は「経理処理が正当であれば、池田先生に迷惑はかからないのでは」と反問した。八尋氏は「それがそうでないから助けてくれと言っている」と繰り返した。
 また「矢野さんに頼む」か。私は心の中で舌打ちしながら、大蔵省・国税庁の首脳と歓送迎会をする予定になっていたことを思い出し、「たまたま来週、大蔵・国税首脳と私で新旧歓送迎会をやることになっているので、そこで少し状況を聞いてみるか」と何気なく話した。すると八尋氏は身を乗り出して「ぜひそこへ私を連れて行ってほしい」と何度も頼み込んだ。
  ----------------改頁------70--つづく──

 

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