創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

サヨナラ 私の池田大作-№Ⅱ-16

2017-06-12 08:22:04 | Weblog

サヨナラ 私の池田大作-パートⅡ 創価学会・公明党を糾すOB有志の会・編者
                 <2016/5・人間の科学新社、1,512->
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◆ 原田会長、谷川次期会長候補の人柄
木村 原田会長や谷川氏らは私が本部に出人りしていた関係で知っていました。また、本部の女子職員会にも顔を出していたので、多くの女子部、婦人部幹部を覚えています。ただ、私は群れることが好きでなかったので、幹部というだけで心酔することはありませんでした。また、意味のないことは絶対したくないので、比較的一人でいることが好きでした。 意味があることに対しては、使命を感じて全力で実践するタイプでしたよ。
福本 私も学会時代は結構感動しながら活動をしていました。あの頃は、本当に歓喜があった。
木村 歓喜の中の大歓喜でした。そういう意味で、入生や信仰など様々なことを教えてくれたかっての同志の方には今でも感謝しています。みな真面目で親切で良い方ばかりでした。私の世代までは池田センセイと結構会う機会があり、大半の女性職員はキヤーって感じでしたが、私は池田に対していわゆるカリスマ的なものを意識しなかった。どちらかというとフーンという感じでした。
福本 学会員の中にも、センセイを崇め奉るタイプとあのオッサンというタイプの両方がいましたね。
木村  そうです。心から崇めるタイプが本部職員になるのでしょう。そういう意味で私は失格でした。
福本  谷川氏については東大時代の人事の時にエーッということがありました。東大には総合委員長がいて、その下に学部ごとの委員長、さらにグループ長、部員と続く組織があり、駒場教養学部時代は、文1、2、3、理1、2、3の6つに分かれていました。谷川君は私が博士課程にいた時に、経済に進学するコースの文2に入ってきたので、彼を次のグループ長にしょうと執行部間で話し合っていたところ、文2の中から「谷川の下では絶対に嫌だ」という声が上がった。彼は、先輩にはよいが後輩には受けがよくないタイプだった。部員からは、後に創価の国際室長になるES君をグループ長にという意見が多く出た。では、谷川君をどうするかという話になった文1は法学部で弁護士になりたいタイプの学生なので、余り学内役職に付きたがらない。そこで谷川君を文1に派遣して人事問題を収めた記憶があります。
木村 それは分かるような気がします。谷川氏が登壇して立派な話をしている姿と、普段の彼の態度や発言には余りにも温度差がありましたね。こんなに違うのという感じで、それは池田センセイに対してもいえました。
福本 谷川氏は今回の人事で会長になるのが4年ほどお預けをくいました。会則で任期を変えて原田氏を据え、理事長だった正木氏(60才〉を参議会副議長と言う閑職に更迭し、さらに長谷川氏(74才)を理事長に登用することによって、人事の流れをロートル体制に逆流させました。
福本 今の創価は、自民党とアメリカから睨まれるのが一番の弱点です。かって、山崎正友の部下だった学会本部弁護士や共産党の宮本邸盗聴事件に関わったTらが、谷川氏と佐藤浩氏を銀座などによく誘っていたようです。
木村 ひどい話ですね。私にしてみれば創価丸という安定した巨大船に乗ったはずなのに、20数年の歳月の間に180度行き先が変わってしまった感じです。まだ学会の指導が正しいと信じている方達の気持も良くわかります。ただ、毎日拝んでいる日寛上人の本尊が正しいと言い切れるかどうか。御書のどこに書いてあるか確認してみればすぐに答えが出るはずです。
福本 純真に信仰をしてきた人ほどそういう感慨を持つのでしようね。そこを踏まえた上で今後の布教活動に取り組まないといけないと思いました。

カルト池田創価の粛正・解職・解任の嵐とカネの動き
福本 団体組織というのは、例えば官僚になって一つのポストを与えられると、その集団に対していかに忠節に動くかというのが使命となってくる。だから少々のことはやってしまおうというのが組織社会の悪さであり現実です。今、ネットの掲示板で告発されている創価学会の四人組というのは原田、谷川、秋谷、八尋の各氏ですね。創価大学出身の前理事長の正木一派は大粛清の憂き目を見ている。創価高校から創価大学を経て本部職員となった人たちが、今の教義や体制に反反対しただけで首になるという時代です。最近では、池田名誉会長から「妙法のジヤンヌダルク」と言われた坂口婦人部総主事が解任され参議に回されました。正木解任の後、婦人部総主事の坂口、八矢、秋山各氏らが原田会長のところへ行き、「今回の理事長交代の件ですが、婦人部は何も知らされていませんでした。安保法制の問題も婦人部には何の話もありませんでした。どうなっているんですか」と詰め寄ったら、即座にカットされたというのです。具体的には、坂口氏は婦人部総主事を解任され、今は参議だとか。正木一派の梶岡、遠藤、大泉、芝田、山本、新堀ら副会長、寺西学術部長、正木理事長自身の解任に続いて、ついに婦人部の最高幹部まで更迭されてしまったわけです。
木村 権力争いで敗れると大変ですね。
福本 私は脱会した後、都内各所で徹底的に反創価・公明のキャンペーンを、街宣車を使ってやりました。それを見ていた矢野絢也夫人が「あなたあの若い人がキチッと創価と対抗して頑張っているのに、あなたは何でやられっぱなしなのよ」と言ったらしい。それで矢野さんは勇気を奮って公明議員たちと裁判をして勝ちました。奥さんと私が矢野絢也さんを立ち上がらせたようなものかもしれません。創価会員も日蓮正宗も、池田本人の「日蓮正宗こそが正しい宗教」という表の大演説をいつも聞かされていたから、池田創価がいつ変質したのか見えにくいというのです。
 私は、第一次の宗創対立の頃かなと思っていたのですが、京大出身の政治学者の戸沢先生によると「正本堂建設の時に金集めしたら30億円の目標が予想外の450億円も集ってしまった。それで狂ってしまった」と指摘していました。第一次宗創戦争の後に3桁財務が始まったのは、学会員の金が宗門に流れないようにする創価の悪智慧ですね。
木村 池田センセイの本物の弟子かどうかは財務で決まるというのが幹部の基本的スタンスでしたね。私は学会が破門されてからは1万円の財務しかやりませんでした。日蓮正宗で勧戒を受けて再入信してからは広布のための折伏です。
 あらゆる方法で約150人の学会員と話しました。その中で創価脱会者が50人になりましたが、なかなか勧戒を受けるまではいきません。それでも、2015年には5人、今年に入ってから2人を再入信させることができました。さらに日程が決まり次第歓戒を受ける予定の方が4名います。折伏は学会でお世話になった方達への恩返しだと思って頑張っています。
福本 私の母親は広島で3桁(100万円以上)の財務をしていたのです。その頃、西口浩氏が出席したある会合に出たところ、彼が一瞬恥ずかしそうな表情を浮かべながら「頭のある人は頭で、体力のある人は体力で、金のある人は金で根こそぎ差し出すのがご供養だ」と話していました。
 創価官僚になった以上、公の場では言わざるを得ないようです。今もって「ああ、彼らも可哀想な犠牲者」みたいな同情心の目で創価官僚を見てしまいますね。一般会員が目覚めたらそれどころでは許さないですよね。その辺がやっと私にも見え出してきました。宗教法人の変質が起こっているのですから、退会者の財務返還要求には合理性があり、その道筋をたてる必要もあります。
 アメリカ同様政治活動をする宗教法人には優遇税制を取り払う必要があると思います。消費税を10%に引き上げる前に実施するべき政策でしょう。一部据え置きの軽減税率にごまかされてはなりません。参議院選挙での公明党の支援のための政策としてはあまりにもお粗末だと思います。
木村 福本さん、今日は貴重なお話しを聞かせていただいて有難うございました。大変勉強になりました。これからもよろしくお願いします。
   ---------(102P-この項オワリ-)-----つづく--

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