創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

池田の脱税・ピンハネ-75

2015-09-16 10:36:30 | Weblog

◆そこまで“脱税・ピンハネ”いいんかい…!!  (再)    
  *脱税・ピンハネの総合商社(寄付・会館・出版・墓園・民音・学校・宣伝・Etc)の池田創価(=公明党)
 *躁・鬱病の似非医者、ユスリ・タカリ・恫喝、役所と連携の生活保護利権は、池田創価(=公明党)
 *脱税・ピンハネの貧困ビジネス(露・闇市・薬の転売・他)利権も…共産党より池田創価(=公明党) 
 *池田創価(=公明党)のアメとムチで総体革命、司法・行政・警察・マスコミ・芸能・評論家・Etc
 *自民党国会議員の半数以上を支持する池田創価、国税等の脱税・ピンハネ黙認で、?十年…!!
 *池田創価の脱税・ピンハネ黙認は、政府・国税庁の憲法違反<89条・不作為の公金支出>ダ…!!
 *池田創価の脱税・ピンハネ課税+マイナンバー課税すれば…消費税なしで財政再建できる…!!

〇乱脈経理…創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント<矢野絢也・2011/10・講談社…1,800¥>より
  ----------P327-----本文・ここから--
◆竹下元首相を使い捨てに
 学会の裏切りを目のあたりにして、さすがの竹下氏も「学会もわからないところだ」と憮然たる様子で私に愚痴を言った。
「山崎から連絡が来ない。私は文句を言った訳ではなく心境を話しただけなのになあ」 私が言葉に窮していると、竹下氏は、国税庁の坂本前部長が竹下氏のところに押しかけてきたことを明かした。
「坂本が私のところに来た。〝我慢して便宜を図ってやったのに学会は許せない〟といきりたっていた。私は〝宗教は心の問題だから課税しないでいい〟となだめておいた」
 それでも坂本氏は収まらず「ルノワール事件は今後、問題になる」と仕返しをほのめかすなど、怒り心頭だったそうだ。竹下氏がルノワール事件についての坂本氏の言葉にあえてふれたのは、竹下氏にはよほど鬱憤が溜まっていたからと言える。私は申し訳なく、いたたまれなかったが、既に私は議員引退を正式に伝達している身である。いまさら私が党に怒鳴り込んでも冷笑されるだけだ。とはいえ、「竹下が仕掛けた」という学会の言い草にははらわたが煮えくりかえった。そんなことは金輪際あり得ないことである。私はこの一件で、心底、「議員を辞めたい。そうでないと竹下氏に申し訳ない」と思い定めた。
 本書の冒頭で一九八九年六月の捨て金庫事件にふれた。その中で公明党の続訓弘参議院議員が国税庁首脳に事情を聞いたところ「準査察でやっている」と回答したことを紹介した。この八九年の捨て金庫事件のときから、竹下氏が、国税に仕掛けていたとでも学会は言うのだろうか。捨て金庫事件は予測のできないアクシデントであって、そのときから国税に査察を仕掛けることなどあり得ない。
 一〇月二六日になっても竹下氏に山崎氏から電話は来なかった。竹下氏は「恩を忘れたとは言わないが、それにしても……」と怒りを隠せなかった。温厚な竹下氏としては、異例のことだった。もはや学会が竹下氏を使い捨てにしたのは明らかだった。税務調査が済めば、もはや竹下氏には用がないという学会の意思表示である。
 とはいえ、これが池田氏の判断かどうか私には疑問があった。秋谷氏は竹下氏が国税庁を煽ったと疑い、山崎氏や公明党の石田・市川執行部と反竹下の小沢氏らと謀って竹下外しに動いたとみることもできる。秋谷氏や山崎氏ら学会幹部がすべての情報を池田氏に上げている訳ではなかったことを考えると、池田氏が知らなかったというのもまったくあり得なくはない。ともあれ永田町も信濃町も魑魅魍魎が跋扈する奇々怪々な世界である。私もその住人だったわけだが……。
 この間、竹下派の会長問題は、竹下内閣の官房長官を務めた竹下氏の側近中の側近である小渕恵三氏が会長に就任することでほぼ決着する。
 一一月二二日、私は同期当選組の公明党の浅井美幸代議士と雑談した。浅井氏は二日前に石田氏と話し合い、引退することで合意したとのこと。同期当選の渡部一郎代議士の他、私より一歳年下の矢追代議士も引退するという。
「矢野さんはまだ石田から何も言われていないのですか? まあ国会議員の勤続二五年表彰を受けた功労者だから。矢追は自分から辞めることを西口副会長に話すことになっているが、彼も本音では辞めたくない」
 私の辞意は固かったが学会・公明党側はまだ私に利用価値を認めていたのか、なかなか引退を認めなかった。それでも、国税対策でさんざん世話になった竹下氏を切り捨てたことを思えば、次に切り捨てられるのは自分だろうと思わざるを得なかった。切り捨てられる前に、自分から辞めたほうが双方にとって良いと思つた。
 一一月一五日、学会本部幹部会での池田氏のスピーチが同時中継された。池田氏は「完全勝利だ。永久に日顕と決別する。学会には本尊もある」と宗門との決別を宣言した。
 翌日、学会本部職員から「池田名誉会長が〝小沢と組む〟と言った。どうやら今夏に池田名誉会長と小沢が会っているらしい」と連絡があったが、真偽は確認が取れなかった。小沢氏は一〇月二八日に、同じ竹下派幹部の羽田孜氏をかついで政策集団「改革フォーラム21」を旗揚げし、竹下派の分裂は時間の問題になった。
 一一月一九日、竹下、金丸両氏の国会喚問が決定。金丸氏は体調を崩し入院中だったので出張尋問が行われることになった。
 翌日、私は、市川氏に小沢氏との関係について質した。政界では、衆院の選挙制度を巡り、それまでの中選挙区制度の廃止?小選挙区制度導入をテーマに「一一コンビ」が急接近しているとの情報が飛び交っていた。
 市川氏は「宮沢内閣の加藤紘一官房長官が〝市川は小沢に偏りすぎ〟と言っているようだが、私は小沢には接触していない。むしろ梶山とコンタクトしている。梶山は私のことを(小沢氏に近いからと)半信半疑だが、私との話については信義を守ると言っている。梶山は単純小選挙区制度を導入すると言っている」として、小沢べッタリ説を否定した。梶山静六氏は当時、自民党の幹事長で、竹下派では反小沢の急先鋒の武闘派だった。
 一一月二四日、佐川急便事件を焦点とした衆院予算委員会の総括質問が行われ、市川書記長が「首相は真相究明をやるというが、どこで何を調査しているのか」と宮沢首相の責任を追及した。これに対し、自民党の浜田幸一代議士が痛烈な野次を飛ばした。
「池田大作は脱税している。そんな偉そうなことを市川が言えるのか!」
 これに公明党側が野次り返すと、浜田氏は「俺を証人に呼べ!」と叫び、議場は騒然とした。
 浜田氏の発言に私は苦笑いするしかなかった。この日の夜、私は坂本国税庁前部長と懇談した。
 坂本氏は「この会は竹下さんを守る会だ」と自分を鼓舞するように言ったが、傍目にも意気消沈ぶりは隠せなかった。
 坂本氏によると、第二次税務調査の調査チームは既に解散したが「現場に残尿感がある。投書はいまも来る」という。また坂本氏は「二ヵ月に一度、現場の調査官と酒を飲み、話に耳を傾けている」と語った。空振りに終わった税務調査に現場の不満は鬱積していると坂本氏は言っていた。無理もないことだ。だがこれを放置しておくと今回の税務調査の実態をマスコミにリークされる恐れが多分にあつた。そんなことになると学会はむろんのこと、国税庁側も困る。それもあっておそらく坂本氏は「ガス抜き」をかねて、かっての部下と懇談をしていたのではないか。私は「ご苦労さんです」とねぎらった。
 坂本氏はルノワール事件の舞台裏についても私に話した。
「ルノワールについては元警視総監が動いて桜田門(警視庁のこと)が古物営業法違反で着手した。国税庁と検察庁の動きを封じるのが狙いで桜田門が先手を打ったとみて、国税庁と検察庁は態度を硬化させた」
 坂本氏は、警視庁の動きの裏に警視庁と太いパィプを持つ学会と公明党都議の働きかけがあったのではないかと強く疑っていた。ルノワール事件が八尋副会長に波及するのは学会としては困る。そこで学会・公明党から警視庁に、事件が学会に波及しない方向で捜査を進めるよう、働きかけたのではないかというのだ。
 古物営業法違反なら、罰せられるのは、無届けで絵画取引をした三菱商事と、陶磁器販売会社「立花」の女性役員、画廊のアート・フランス社長らだけで、八尋氏と学会には累が及ばない。学会首脳と公明党都議による、事件の矮小化工作を坂本氏が疑ったのも無理はない。
 驚いたのは、こうした坂本氏の疑念を学会?公明党側が嗅ぎつけたらしく、藤井氏が坂本氏に働きかけていたことだった。坂本氏が明かした。
「おたくの藤井富雄都議が私に会いに来たけど断ったから」
 藤井氏は、国税庁の逆鱗にふれると、再び税務調査が実施されるのではないかと心配して、坂本氏をなだめにかかったのかもしれない。
 私は、以前から気になっていた小沢関与説の真偽を坂本氏に尋ねた。彼が渋々答えた。
「市川に頼まれて小沢が尾崎長官に工作したのは事実だ。尾崎さんは小沢に言われて少しふらついたが、結局は小沢ではなく竹下・矢野ラインでやることを決めた。これは信じてほしい。でもルノワールについては国税庁も検察庁もまだやる気で、終わっていない」
 市川氏が、第二次税務調査の対策をあたかも自分がやったように言っていた背景がようやく飲み込めたが、そんなことよりルノワール事件がまだ終わっていないという坂本氏の発言は学会にとって重大だった。
 坂本氏と別れた後、私は八尋氏に電話を入れ坂本氏の話を伝えておいた。
  ----------------改頁------332-つづく--

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