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ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
打倒サルコペニア。まずはウェブで!
 



★ウツボグサ


pandaさんに教わったウツボグサの撮り方。花の全体の姿はわからないけれど、この方向から見るのが、一番キレイかも。



日付を見たら2007年だから、教わったのはもう3年も前の事だったのですね。ビックリです。



横から撮るとこんな感じです。シソ科らしい鮮やかな紫色が素敵です。別名が「夏枯草(かこそう)」ですから、夏には枯れてなくなるのですが、この花を見ると「夏が来た」と感じます。

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★クロフネサイシン




クロフネサイシン(黒船細辛)は見ての通りウマノスズクサ科の花です。ウスバサイシンのおしべやめしべが半減したものをクロフネサイシンと言うそうです。僕はこの手の花が苦手なので、今までほとんど記事にしていません。今回なぜ記事にしたのかというと、名前の由来が知りたかったからです。
細辛(サイシン)は漢方薬の名前で主にウスバサイシンの根茎のことを指します。ちなみにスミレサイシンはウスバサイシンに葉っぱの似たスミレということだと思います。
問題は「黒船」の方です。いくら調べても納得のいく答えが見つかりません。中には「花が黒いから」と書いてあるものもありましたが、ウマノスズクサ科のこの手の花の色はだいたいこんなもので、この花が特別に黒いようにも思えません。それに色で言うのならば「黒色細辛」とか「黒花細辛」でいいと思うのです。「船」の意味がわかりません。
丁度今、NHKの大河ドラマでは坂本竜馬をやっています。坂本竜馬といえば「黒船」です。何か関係があるのかと思いましたが、ペリーの乗ってきた「黒船」と関係があるとの記述もみつかりませんでした。
どなたかご存知でしたら教えてください。



これは木の股の部分に着生していたもので、葉っぱをめくったら気持ち悪いほどうじゃうじゃと花が咲いていました。

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ナベワリはビャクブ科という聞き慣れない科の草本です。以前記事にした事のあるヒメナベワリと同じ仲間です。馴染みがないのはどちらも結構深い山の中でしか見られないからだと思います。それに目を引くようなキレイな花でもありませんしね。

今回四国に行ったのですが、目的にしていた花は残念ながらまだつぼみで、次に目的にしていた花はちょっとピークを過ぎていて、このナベワリを見れたことで救われました。お初の花だったのです。ヒメナベワリは今まで何度も見ていたのですが、ナベワリは山口県や広島県には咲かないので、見れて良かったです。

★ナベワリ






葉っぱなどを舐めると舌が割れるくらいに痛くなるので「舐め割り」、それが転じてナベワリになったそうです。ハシリドコロと同じくらい怖い植物ですね。怖いハシリドコロはこちらからどうぞ。
花びらは内被片2枚、外被片2枚の計4枚で、そのうち外被片の1枚だけが大きくなるのですが、写真のものはちょっとわかりにくいですね。

★ヒメナベワリ




こちらが以前撮影したヒメナベワリです。花はナベワリに比べるとずっと小さいです。ただ全体的な姿はこちらの方が大きいように感じました。図鑑にもヒメナベワリの方が大柄で茎も太いと書いてありました。

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4年ぶりに会ったサイコクサバノオはとっても小さなサイコクサバノオでした。「アイナエかよ!」と突っ込みを入れたくなるほど小さな花でした。以前見たものはもうちょっと大きくて、他の仲間と同じくらいだったと思ったのですけどね。

★サイコクサバノオ



花びらのようなガク片に紺色というか紫色というか、不思議な色のすじが入るのが特徴です。サンインシロガネソウとの違いをこちらの記事で見てみてください。

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山口県の周辺でゴールデンウィーク頃にちょっと高い山に登ればイワカガミは普通に見られるはずなのですが、今年はどこに行っても葉っぱばかりで花がひとつも見れませんでした。やっぱり今年は変です。

ところが思いがけずに見ることができました。しかもたった一株。でもその一株が芽吹いたばかりの赤い新しい葉っぱと相俟って、とびきりキレイでした。

★イワカガミ


たった一株だととっても貴重な花のように感じます。カタクリやヤマシャク同様に僕の「一年に一度は見ておきたい花リスト」に入っている花なので、見ることができて良かったです。

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ヤマシャクヤク(以下、ヤマシャク)とルイヨウボタンは僕の中ではセットになっています。ヤマシャクが咲いていれば、「ルイヨウボタンないかな?」と思いますし、ルイヨウボタンが咲いていれば、「ヤマシャクがどこかにあるはず」と思います。

ヤマシャクはボタン科で、ルイヨウボタンは「ボタン」と名前についているのにメギ科です。ですから親戚でも何でもないのですが、咲く時期と咲く環境が似通っているのですね。どちらも好きな花です。

★ヤマシャクヤク


今年は花の咲く時期が変でしたので、ヤマシャクはもう見れないと思っていましたが、思わぬところで出会えました。終わっているだろうと思っていたのに、キレイな時期に出会えました。

★ルイヨウボタン


葉っぱがボタンに似ているので「類葉牡丹」です。花のアップはこちらからどうぞ。
前回の記事のサンカヨウもメギ科ですから、あまり似ていませんがサンカヨウと同じ仲間です。

★贅沢な風景


こんな風に咲いていたりするので、僕の中ではセットになっているのです。

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★サンカヨウ


2年ぶりのサンカヨウでした。今年は花の開花状況がおかしいので自生地にたどりつくまでやきもきさせられましたが、沢山咲いていました。しかも咲き始めの株が多く、汚くなった花を見ることがありませんでした。



まだ葉っぱが完全に展開していないのに、花はキレイに咲いています。



純白の花がとても清楚です。



また来年会いに行きます。



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ボタンネコノメソウは県内の山でもよく見かけますが、キンシベボタンネコノメは初めて見ました。ボタンネコノメソウの亜種だそうです。

★キンシベボタンネコノメ




★ボタンネコノメソウ


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イナモリソウイワカガミと並んで、 「イの付く三大ピンクのフリフリ」と呼ばれる(誰も呼んでないって!)、「イワウチワ」を久しぶりに見てきました。イナモリソウやイワカガミはわりと近くで見られますが、イワウチワの見られる場所は遠いんです。

★イワウチワ


林道を離れて登山道に入ってから、山頂近くまでずっと咲いていました。まさに「イワウチワロード」でした。



イワウチワはイワカガミと同じイワウメ科の花です。ちなみにイナモリソウはアカネ科です。



全体的にちょっとピークは過ぎていましたが、つぼみもまだまだ見られました。



この花を目当てに多くのハイカーが登っていました。



「また来てね」と3人娘のお見送りです。




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今年は初春のユキワリイチゲやアズマイチゲを見逃してしまったのですが、キクザキイチゲに会うことができました。こちらも近場には咲かないので、なかなか出会えないのです。

★キクザキイチゲ


山に登る前はつぼみに霜が降りかかったような状態で凍えていましたが、下山してみると太陽を沢山浴びて元気に咲いていました。



キクザキイチリンソウとも呼ばれますが、確かに八重咲きのイチリンソウによく似ています。



別の場所では青花を見ることができました。写真のほとんどは青花ですが、一番上のものだけは白花なんです。青と白とが同じ場所に咲くのが不思議です。



虫がいっぱい付いていました。青色の方が好みです。



みんな太陽の方を向いているんですよね。また会えるといいですね。

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キレイな沢のほとりの岩場にコガネネコノメソウが群生していました。花の形が正方形に見える花というのを他に知りません。

★コガネネコノメソウ




正方形の一辺は約3mmのとても小さな花です。でもコガネの名前の通りとっても鮮やかな黄色で、存在感抜群でした。


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今年はカタクリを3月24日に一度記事にしました。これは里の自生地のカタクリでした。今回のものは山に咲くカタクリです。

山口県と島根県の県境尾根にカタクリが咲くことは以前から知っていましたが、以前この尾根を歩いた時には背丈以上の笹薮で、しかもその日は途中から雨が降り出し、ひどい目に遭ったことがあったので敬遠していました。

ところが数年前から地元の人たちが登山道の整備をされ、日当たりが良くなった尾根にはカタクリが増えてきたとの情報をいただき、今回見てきました。

★カタクリ


山口県では寂地山~右谷山のカタクリが有名ですが、そちらに比べると数はまだ少ないです。ただ、これから先も笹薮に戻らなければ増えてくるのではないかと思います。



定番のアングルで写してみました。



カタクリは種が落ちてから花が咲くまでに8年かかるそうです。左側に小さな葉っぱが沢山見えますが、これらが数年後に花を咲かせることが出来れば、素晴らしいカタクリロードになると思いました。



優しい色のカタクリです。登山道を整備された方たちの苦労は大変だったと思いますが、おかげでキレイな花を見ることができました。


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★イズモコバイモ


ようやく念願のイズモコバイモを見ることができました。事前の調査では「今年は見当たらない」だとか「今年は花が早い」だとかの記述を見つけ懸念はありましたが、時期もバッチリで沢山の花を見ることができました。つぼみも沢山見ましたから、まだまだ楽しめそうでした。
葉っぱや全体の感じはホソバナコバイモによく似ていますが、イズモコバイモの花の方がグラマラスです。そして、ホソバナコバイモに比べると花の分布域がずっと狭いようです。







今年もまた、新しい花を見ることができました。

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★ミスミソウ


3月26日にケスハマソウを記事にしましたが、今回はそのお仲間のミスミソウです。この仲間にはミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウとあるらしいのですが、実はその明確な違いがよくわかっていません。
葉っぱの先が尖っているものがミスミソウで、丸いものがスハマソウだとか、ガク片の多いものがミスミソウで、少ないものがスハマソウだとか、いろいろと記述がありましたが、葉っぱの形状の記述を採用し、この花はミスミソウといたしました。ケスハマソウの葉っぱはこちらの記事を見てください。







先日のケスハマソウのように、ガク片の色の大きな変異は見られませんでしたが、ピンクの葯がとてもキレイでした。

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山の中をブラブラ歩いていたら、白い花が目に付きました。時期からいって「ミヤマカタバミ?」と思いましたが、花びらの数が多いです。そのうち回りを見渡すとピンク色のものもあって、「えっ、ミスミソウ?」と思わず声が出ました。

周囲をうろついてみると結構沢山の株がみつかりました。思わぬ出会いに大感激です。このあたりのものはミスミソウの仲間のケスハマソウだと思うのですが、同じ場所にあってもガク片の色が色とりどりで不思議な花ですよね。

同じ場所にカタクリも見つかりましたが、まだ葉っぱが出たばかりで花が咲くにはもう少しかかりそうでした。

★ケスハマソウ










こんな事があるから、山歩きはやめられません。

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