よし坊のあっちこっち

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髭剃りの話

2020年06月03日 | いろいろ
日頃、髭剃りには貝印の二枚刃を愛用している。日本に帰る度に二枚刃の替えをホームセンターで買って帰る。日本にいる時は三枚刃だったが、今では五枚刃が流通している。さそかしソフトに、スムーズに剃れるのであろうが、果たしてそこまで必要なのだろうか、と思ってしまう。

昨年日本へ帰った時、亡くなった義父が愛用していた一枚刃の使い捨て髭剃りが嫁の実家にたくさん残っていたので貰って来た。それ以来使っているのだが、この歳(72歳)になって気づかされたことがある。

習慣とか先入観とは恐ろしいもので、一枚刃だから一週間くらいでダメになるからと新しいのをとっかえひっかえしていたのだが、待てよ、それほどダメなのかな、と思い直してどこまでいけるか今試している最中である。

もう一か月同じものを使っているが、結構いけるのである。最初の切れ味こそないが、あとは殆ど変わらない。剃り方を工夫すればまだまだいけそうである。要するに剃る度に石鹸で滑らかにして、縦、横、逆さ、時には斜めに剃ると綺麗に剃れるのだ。

昔懐かしの一枚刃も捨てたものではない。使い捨ての感覚で皆使っているのだろうが、おっとどっこい。この世の中、無駄で成り立っているのがよく分かる。今回のコロナ禍、いかに日頃の生活が無駄で踊らされていたかを思い知らせてくれたような気がする。たまには原点回帰が必要だ。


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