テレビドラマ「不毛地帯」が始まった。なかなか見ごたえがある滑り出しだ。
山崎豊子の小説は、文句無く面白い。その映像化も期待に違わぬ力作が多く、大いに楽しめる作品群だ。
「白い巨塔」。田宮二郎の熱演だ。当時、田宮はあせっていた。大映の看板になかなかなれず、代表作にも恵まれず状態。そこにこの大役が来た。貫禄を表現する為に腹に胴巻きしての熱演は功を奏し、代表作になった。
「華麗なる一族」。万表家当主の佐分利信、息子の仲代。「鉄」を中心とした高度成長期を時代背景に、実際の山陽特殊鋼倒産の現実もあり、豪華配役相まって、なかなかの大作。
「大地の子」。映画ではないがテレビドラマで泣くに泣けた。その前に本を読んでの涙、涙。ドラマを観ていると、本の筋書きが頭に浮かび、場面が出てくる前からもう涙。これにも、親父役で仲代が出ていた。
「沈まぬ太陽」。この本も話題作だ。渦中のナショナルフラッグの話だが、巨大会社に敢然と立ち向かう、伝説とも言える男の話は、壮絶で、よし坊、とてもじゃないが、あのタフネスは持ち合わせていない。今年最大の楽しみの映画だろう。
山崎豊子の小説は、文句無く面白い。その映像化も期待に違わぬ力作が多く、大いに楽しめる作品群だ。
「白い巨塔」。田宮二郎の熱演だ。当時、田宮はあせっていた。大映の看板になかなかなれず、代表作にも恵まれず状態。そこにこの大役が来た。貫禄を表現する為に腹に胴巻きしての熱演は功を奏し、代表作になった。
「華麗なる一族」。万表家当主の佐分利信、息子の仲代。「鉄」を中心とした高度成長期を時代背景に、実際の山陽特殊鋼倒産の現実もあり、豪華配役相まって、なかなかの大作。
「大地の子」。映画ではないがテレビドラマで泣くに泣けた。その前に本を読んでの涙、涙。ドラマを観ていると、本の筋書きが頭に浮かび、場面が出てくる前からもう涙。これにも、親父役で仲代が出ていた。
「沈まぬ太陽」。この本も話題作だ。渦中のナショナルフラッグの話だが、巨大会社に敢然と立ち向かう、伝説とも言える男の話は、壮絶で、よし坊、とてもじゃないが、あのタフネスは持ち合わせていない。今年最大の楽しみの映画だろう。