よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

日本短訪 (2)グルメ天国ニッポン

2016年10月26日 | いろいろ
前回2013年に日本へ行った時も東京に出たついでに娘と初めて亀戸ホルモンを食べに行った。亀戸ホルモンは予てよりチャンスがあればと思っていたので、それが漸く実現した。今回は家族4人でおもいきり食べてこれたのがなによりである。

そのバラエティの豊富さと味のこだわりと言う点では、日本ほど充実した食文化はあるまい。ピンポイントでフレンチの何は美味い、とか中華のこれは美味い、とか言うが、トータルでみて日本での”食”は他の追随を許さない。日本人の味に対する執拗なこだわりは、持って生まれたものなのだろうか。

美味いが、高い。食材が半端でないくらい高い。アメリカ人が日本でその高さに仰天するのがよく理解出来る。長くアメリカに住んでる日本人の我々でも仰天度はアメリカ人と同じである。レタスが、トマトが、キュウリが、白菜が。ワイフが手に取って、まじまじと見ながら、買うのかと思いきや、棚に返す。この国では暮らせないな、とワイフと思わず苦笑い。

回転ずしが凄まじい。手軽に食べられる、安くて美味い寿司の普及に大いに貢献した進化する回転ずしチェーンは、今や寿司文化を破壊する領域に入っている。かつて百貨店の食堂が和洋中なんでもござれ式で賑わったが、その役目を回転ずしチェーンが担っているようだ。だから、子供たちは寿司を食べず、ラーメン天丼ケーキの類でおなかをいっぱいにするのだ。新しい食文化と言ってしまえばそれまでだが。

アメリカに戻る直前にシェーキーズに行った。久しぶりのピザ食べ放題を満喫した。このアメリカ発のピザレストラン、もはやアメリカには存在しないのだが、日本で普及していた時は、昼間は600円か700円くらいだったから当時は外国人も多かったが、今では大幅に縮小され、なにやら寂しい限りである。大阪も一店舗となってしまった。それでも価格は当時とあまり変わらず、そして何より美味しい。アメリカのピザなど食べる気にならない。

世界ナンバーワンといってもよいグルメジャパン。またしばらくのお別れである。

日本短訪 (1)高校クラス会

2016年10月21日 | いろいろ
よし坊は日本の運転免許更新の年に日本へ一時帰国している。海外に住んでいるのに何故日本の免許証を更新するかと言うと、2009年に一時帰国した折、パスポートから免許証まで一切合切置き引き盗難に遭い、その時顔写真付の証明書はパスポート以外にもう一つ必要な事を痛感したからに他ならない。

さて、今年も秋のどの辺で帰ろうかと思案していたら、高校クラスメートのアキラ君から今年帰ってくるならよし坊の予定に合わせてやれるかもしれない、という有り難いメールをもらい、今年の幹事に取り次いでもらった。10月15日に決めてもらい、それを軸に10月4日発で約二週間の予定を作成した(実際には別の事由で4日ほど早く出発せざるを得なくなったのだが)。

13年前の2003年に帰国した際、アキラ君が有志を集めてくれて、楽しい会食をしたが、今回は30名弱が集まり、その多くは実に50年ぶりの再会となった。

皆 歳を取り、年輪を重ねた顔だが、その50年をタイムスリップしたような、あの頃に戻っていい顔をしている。高校3年間組替え無しに加え、アキラ君のリーダーシップで合唱コンクールを目指した全員参加の練習はA組に独特の連帯感のようなものを作り上げたのではないだろうか。

子供でもない、大人でもない多感な高校時代にA組に居た事が、何やら誇らしい気分になるのだ。次はいつ頃参加出来るだろうか。極上の楽しみである。