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昨夜TVで見た映画:仏原タイトル「Merci pour le chocolat」独タイトルは「Sußes Gift」(甘い毒)Claude Chabrol監督 F/CH 2000年 Isabell Huppert、Jacques Dutronc が夫婦役。ローザンヌに住むチョコレート会社経営のマリークレール(通称ミカ)は ピアニストのアンドレと彼の連れ子のギョームと暮らしていたが、そこにギョームが生まれたときに病院で赤ちゃん取り違え事件でもしかしたらアンドレの子供だったかもしれないというジャンヌが訪ねてくる。ジャンヌはピアニストを目指している学生でアンドレはすぐ気に入って彼女にレッスンをするようになるが、彼女の侵入によって、上流階級の家庭に隠されていた犯罪があばかれていく・・・というようなストーリなんだけど、何だか盛り上がりに欠ける出来。Isabelle Huppert は しかしこういった心理的に病んだ役をやらせると見事にはまる。最近の「ピアニスト」でも母親に支配されて性的に抑圧された病んだ女の役は抜群だった。そういえば「ピアニスト」の原作は今年ノーベル文学賞を取ったオーストリアの作家の作品だった。 それにしても今夜の映画はいまいちでした。シャブロルも焼きが回ったかな。