昨日午前中のバレエのレッスンが終って、午後3時のフランス語までの間を利用してゲアハルト・リヒター展を見に行ってきた。この展覧会は市の中心にあるNRW州立美術館(K20)で2月12日に始まったばかりでここでは5月16日まで開催される予定。その後ミュンヘンに行き、秋には「日本におけるドイツ年」の行事のひとつとして日本でも開催されるらしい。
ゲアハルト・リヒターは日本ではまだ一般に知られてないかもしれないが、現代アートの世界では世界的に有名なドイツ人芸術家で、数々の賞を総なめしている人だ。
1932年にドレスデンで生まれたリヒターは1961年にデュッセルドルフの美大に移り1971年から1994年までこの美大の教授でもあった。60年代に東側の社会主義リアリズムに対抗して資本主義リアリズムというコンセプトを提唱した作品を発表してきたらしい。現在まだ73歳くらいで精力的に活躍しているようだ。3人目の奥さんとの間に小学生くらいの孫のような子供が2人もいて、全く画家というのは私生活でも本当に長生きで元気だわ・・ピカソしかりミロしかり。
さて、作品群は写真から起こした絵の数々と抽象画の2つに分かれているが、この写真を模写した絵というのが天才的に上手くて、印刷したものは、本当の写真なのか絵なのか全く見分けがつかないくらいだ。
「ボート」という作品。
黒白の写真から起こした油絵です。
「雲」
これも写真と見間違うほどの出来だけど、ちゃんと描いています。
「バラ」
ゲアハルト・リヒターは日本ではまだ一般に知られてないかもしれないが、現代アートの世界では世界的に有名なドイツ人芸術家で、数々の賞を総なめしている人だ。
1932年にドレスデンで生まれたリヒターは1961年にデュッセルドルフの美大に移り1971年から1994年までこの美大の教授でもあった。60年代に東側の社会主義リアリズムに対抗して資本主義リアリズムというコンセプトを提唱した作品を発表してきたらしい。現在まだ73歳くらいで精力的に活躍しているようだ。3人目の奥さんとの間に小学生くらいの孫のような子供が2人もいて、全く画家というのは私生活でも本当に長生きで元気だわ・・ピカソしかりミロしかり。
さて、作品群は写真から起こした絵の数々と抽象画の2つに分かれているが、この写真を模写した絵というのが天才的に上手くて、印刷したものは、本当の写真なのか絵なのか全く見分けがつかないくらいだ。
「ボート」という作品。
黒白の写真から起こした油絵です。
「雲」
これも写真と見間違うほどの出来だけど、ちゃんと描いています。
「バラ」