ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

鵞鳥料理の季節

2010年11月06日 | ゴルフ & 旅行
本日は午前11時ショットガンスタートで、聖マルティン鵞鳥トーナメントのはずだったけど、昨日の晩から降り出した雨が朝になっても止まず午前10時頃に中止の連絡があった。

ゴルフはなくなったけど、鵞鳥料理は予定通りに用意されるようで午後13時スタートのディナーとなった。
ゴルフ場に到着した12時半すぎには雨も上がり時々日が差すいい天気になってガックリ。

でもバンカーはプールのようになっているし、フェアウェイもグチャグチャらしいからプレーしなくて正解。

アペリティフのプロセッコにAperolというリキュールを入れたものを飲みつつ食事が始まるのを待つ。

まずは、海老入りかぼちゃのクリームスープ。

それからメインの鵞鳥のロースト。




付け合せは赤キャベツ、栗、ジャガイモの団子、りんごの煮たもの半分の上にベリーのジャム


鵞鳥はきれいに焼けていて皮がパリパリとして昨年のよりはおいしかった。肉自体は、味はまあまあだけど、結構パサパサ感もあったり。何しろ、旬のものですからね、ま、一年に一度食べればいいかな・・と。

来年の今頃はもうドイツにいないかもしれないので、鵞鳥のローストドイツ風を食べるのもこれが最後かも。

で、この後に、デザートもしっかり食べました。




ヴァニラアイス、チョコレートケーキにサヴァイヨンヌソースのかかったもの


久しぶりにドカッと食べてお腹がいっぱい、身体も重い。アペリティフ、メイン、デザートすべて込みで15ユーロ。クラブ側の大サービスでした。


冬時間になりましたが・・・。

2010年11月01日 | 日記
今年のサマータイムも10月30日で終わり、10月31日から冬時間に戻りましたが、猫はそんなことわからないから相変わらずサマータイムで朝起きて騒ぎ出すので、昨日の朝1時間ゆっくり眠れるぞ~と喜んでいたのに、しっかりといつもの時間に起こされてしまいましたわ。老猫のほかに、今年5月に生まれた子猫のほうは冬時間なんて知らないからね・・。

いつも6時半に目覚ましをセットしているんだけど、冬時間の6時半は夏時間の7時半。私の場合、冬も夏もなくずっと寝ていられるので、いつもの6時半に起きるとしても猫にとってはまだ夏時間のままだからすでに7時半になっていてお腹がぺこぺこらしく、布団の上で飛び跳ねたり胸の上にねそべったりするのでせっかく眠りをむさぼる積りでだらだらとベッドにいるのに、起きざるをえないんだもの。

すっかり冬になりゴルフともご無沙汰の今日この頃。もう今年のゴルフシーズンは終わってしまったな・・。
グループレッスンもあと5回。12月8日で終わり。
今週末に聖マルティン鵞鳥トーナメントがあるけど、参加するかどうか・・まだ未定。そういえば、去年は3位に入賞して、B男と二人で大きな鳥を2羽もらったっけ。

この冬のあいだに、何とかオーバースウィングを矯正したいもんだ・・。




1年なんてあっという間

2010年10月29日 | ゴルフ & 旅行
全く時が経つのは速いもんだ。

知人のHさんが亡くなってもうじき1年。昨日はその「Hさんを偲ぶ会」で、彼女の友人・知人だった8人が集まってしめやかに・・・とはかけ離れて、和やかにというかにぎやかな食事会となりました。

で、彼女の本当の命日はいつだったの?と皆に聞いたところ、これが結構曖昧で、皆の記憶も鮮明ではなく、確かカーニヴァル開始の日だったから11月11日だということに落ち着いたのだけど、昨年のブログを見てみると、11月10日ということになっている。本当はいつだったのだろう・・・。

今週は3年に一度の大きなメッセが開催されているらしくどこのレストランも満席状態。我々が予約しておいたイタリア料理レストランも予約が一杯で、18時から20時半までの予約しか取れなかったのですが、その2時間半の間に、前菜・サラダ・パスタ・メイン・デザート・コーヒーをアペリティフ・ワインと一緒に流し込み、まるで次から次に餌を詰め込まれるガチョウの気分でしたわ。あ~あ、忙しかった・・・食べるのに。

こんな時間ではゆったりと食事を楽しむのもおしゃべりする余裕もなく・・・何だか慌しく食べただけで終わってしまった感じ。

私の肝臓もフォアグラ状態で、本日は胃も凭れ気味なので、今日は絶食だな・・・できる自信ないけど・・。絶食は無理だからちょっとだけ食べるってことで・・。


昨日見た昔の映画

「ベニスに死す」1971年 ルキノ・ヴィスコンティ監督
「柔らかい肌」1964年 フランソワ・トリュフォー監督
「テオレマ」1968年 ピエール・パオロ・パゾリーニ監督



日本が呼んでいる?

2010年10月25日 | 日記
先週久しぶりに昔の同僚Kから電話があった。最後に会ったのは2年前で、年末年始にこちらに長期出張してきていて我が家に洗濯物を抱えて来たりしたっけ。

彼が研修生でドイツに滞在していた時以来だから、もう20年以上の付き合いで、我々がいた部門がが2003年に某社と合併して新会社になったときも一緒に新しい会社に移り、私は昨年会社を辞めたけど、彼はそのまま残り、今年の4月にさらに別の会社と合併して新会社になった今もそこに残っている。「他に行くとこないもん。」というのが理由らしいけど、中高年の転職はなかなか激しいものがある日本だものね。今回は3泊4日の出張で短かったけど、久しぶりに一緒に飲んで積もる話をして、いや~、いいもんですね。そういえば、仕事していて楽しい時代もあったのだよね~。残業しても休日出勤しても苦にならないくらい楽しかった・・・good old days・・・。

2003年の他社との合併時に多くの連中が会社辞めたっけ。今頃どうしているのでしょう?

そういえば、絶対にゴルフはしないといっていたKが2年前にゴルフを始めたと楽しそうに語ってました。テニスが抜群に上手な運動神経のいい人だったのでゴルフの上達も早いみたいです。日本に住むようになったら一緒にラウンドできる仲間が出来ました。

で、今週は昔も昔、大学の寮仲間からも久しぶりにメールがあったりして・・・そういえばこちらの仲間ともずいぶんとご無沙汰だったっけ。

秋はふと昔を思い出す季節?

ただ今、持ち物処分の一環で昔自分で撮りためたり人からもらったしたビデオカセットの処分のために昔の映画を見続けてます。せっかく録画したのだから捨てる前に見なくては・・と。

「大地の子」1995:  泣きましたわ。普通の中国人は主人公の陸一心を育てた夫婦のように善良な人たちなんだろうけど、今現在、反日教育を受けてデモっている馬鹿な連中にはむかつくわ。

「ザ・商社」1980:  安宅産業倒産当時、ちょうどそこで働いていたので何度見ても懐かしい。夏目雅子が若くてきれいで美人薄命とはこの人のための言葉か・・と。

「コックと泥棒、その妻と愛人」1989 ピーター・グリーナウェイ監督: 泥棒の妻をヘレン・ミレンがやっていてまだ若くてきれいだった。

「最後の誘惑」1988 マーティン・スコセッシ監督: キリストには子供がいたという話は定期的に出てくるようで、ダヴィンチ・コードもそんな話じゃなかったっけ?

本日はこれから「太陽がいっぱい」1959 を見る予定。













チーズ高すぎ~!

2010年10月17日 | 日本の ”変”




近くのスーパーでよく買うフランスのチーズですが、これまで2.99ユーロだったのに、先週買ったら3.29ユーロに値上がりしていました。フランスのスーパーで買うと地元だからもっと安いんだろうな~と思うけど、3.29ユーロだったらまだ許せるかな。

で、8月に日本に帰ったときに某デパートの地下にあるスーパーで全く同じチーズを売っていたのですが、その値段を見てびっくり!

何と、1680円でした。





いくらフランスからの輸入物のチーズだからって、どこをどう流通してくるとこちらで1個400円もしないチーズが1680円になるんだ?

輸入物に限らず、日本の乳製品は高い!牛乳だって、1リットルパックがとっても高い。ちなみにドイツでは、1リットルパックの牛乳は69セント。ついこの間まで65セントだったから、これも値上がりしているんだけど・・・、おまけに、食品の消費税はこちらでは7パーセントだから、日本より高い。その消費税込みでも日本よりはるかに安い。皆どうやって暮らしているんでしょう? 高いもの買わせられてもそれが普通で当たり前、しょうがない・・と思ってるんでしょうか? 

日本に帰国したら大好きなチーズも満足に食べられないわ、高すぎて手が出せません。納豆と豆腐で生活するっきゃないかな・・・。


日本ならではのゴルフカート事故

2010年10月10日 | ゴルフ & 旅行


日本のゴルフ場でゴルフカートによる事故が多発しており死傷者まで出ているというニュースは、いかにも日本ならではの事故よね・・とつくづく思う。

ヨーロッパでは、歩きのゴルフで、18ホールのスループレイが基本。うちのゴルフ場はもともと日本人が開発し、日本企業の社用・接待を目的に作ったものだから最初からゴルフカートがたくさん用意されていたが、ほとんどのドイツのゴルフ場にはゴルフカートは数台しかないと思う。

ゴルフカートに乗っていいと認められるのは、身障者や病人か、かなりの老人くらいだ。普通は自分でゴルフバッグを担ぐか、手引きの小さなカートに乗せて引っ張るか、もう少し楽したい人は電動の手押しカートを自前で用意するのだ。ゴルフは歩きが基本!だからフライトの予約も10分間隔。

でも、日本は違うのよね。とにかく金儲けがまず一番大事なので、フライトを詰め込む。そのスタート間隔も7分くらい?早くプレーしてもらうには歩いてもらったら大変。だからゴルフカートに乗ってもらう。どんどん先に進めたいから。さらにフライトを詰め込むために9ホール終わったら無理矢理食事・休憩時間を取らせて、さらに回転率を上げ、ついでに飲食費などで儲けようとする。途中で休憩して食事など取らせるから、ついアルコール飲料などを飲む連中がいる。で、ゴルフカートの酒気帯び運転・酔っ払い運転が増える・・・。当たり前だわ。

そもそもゴルフ場で金儲けをしようとするのが間違ってるんじゃないの?

ゴルフ場はお金が掛かるし、儲からない。お金がたっぷりある人なり経営者が道楽で経営するくらいの気持ちでないとやっていけないんじゃないかと思うけど。

8月に日本に帰ったときに2度ほど日本のゴルフ場でプレイしたけど、そのときの印象は・・・やたらに従業員が多いことだった。あれだけの人数を雇用していたら、人件費だけでも馬鹿にならないだろうな・・・だからグリーンフィも高くなるんだねえ・・と思った。

日本人は、殿様ゴルフをしたいの?ゴルフ場に到着したら、キャディおばさんが迎えてくれてゴルフバッグを運んでカートに乗せてくれて・・・・こんなサービスを常にしてもらいたいんですか? ドイツのゴルフは、基本自分のことは自分でする。最初から最後まで全部自分でする。日本は至れりつくせりだから、ゴルフでのマナーも何も学ばないプレーヤーが多いんではなかろうか・・と思いましたわ。


来年の今頃はどこにいることに・・?

2010年10月05日 | 日記
日替わりで予期しないことが起こり、来年の予定が全く未定になってきましたわ。

他人とかかわるということはこういうことなんだな・・と実感。

つい10日くらい前は、まだまだドイツに滞在して日本に本帰国するのは早くて2012年辺りかな・・と
考えていたら、9月24日の段階で、そのラフな予定を変更して来年中には帰国することになるかも・・と心の準備をしていたのに、またまた話が一転して、日本に本帰国する前にアジアの某国にストップ・オーバーして数年滞在するかもしれないことになるかも・・・まだわからないけどね。

これがはっきりするのが今月中ってことらしいので、それからいろいろ考えればいいんだけどね。

先週は、日本に帰国するってんで、マンションのリフォームプランをいろいろ練っていたのに、昨日はアジア某国のゴルフ事情をネットで調べたり・・・私の変わり身の早さもすごい~。

猫・・・あとは老猫をどうするかだけど、老猫もいっしょに連れていくことにするかな~。ここまで一緒に暮らしたんだから、たとえあと1,2年の命でも最後まで面倒みてやりたいので、知人に預けるというのは・・なるべくなら避けたいけど、飛行時間に耐えられるものかしらん?

本の処分始まり

2010年10月03日 | 日記


かつて嵌っていたユングの心理学関連書


ただ今蔵書の整理・処分を開始していますが、どうしても捨てられない愛すべき作家の本などもあるけど、一方ではもう熱心に読み返すこともないだろうな・・という本などもあったりして。

前世紀70年代の半ば頃は心理学に嵌っていてフロイトやユング関連の本などをよく読んだものだった。それを日本で処分しないでドイツまで持ってきていたんだものねえ・・。結局こちらでは一度も開かずじまいだったな。処分するにあたって今回ページを捲ってみたけど、もう夢判断も無意識の意識もどうでもいいや・・ってな感じ。

あの頃は、「私は如何にしてこのような性格になりこのような生き方をする人間になったのか。」ということに大変興味があってそれを分析してみようと思ったのが心理学に嵌るそもそもの理由だったのだけど、分析したところで私は私で、性格はともかく、生き方は・・・子供の頃にこういうふうに生きようと思ったとおりにほぼ生きてきて、とても楽しく幸福であったので、もう分析なんてことは考えなくなってしまった。

まだまだ処分しなくてはいけない本が山のようにあって全く頭が痛い。買っただけで読んでない本もたくさんあり、それを読みながら処分していると一体いつ終わるのか・・・。ゴルフシーズンが終わりに近づいているのでこれから毎日読書と本の整理です。


シーズンも終わりになって・・・

2010年09月30日 | ゴルフ & 旅行


やっと少し開眼したかも・・。

この夏日本で新兵器を購入してドイツに持ち帰りましたが、新兵器が一向にその真価を発揮してくれずに、何で芯にちゃんとミートしないんだ・・と思ってましたが、何のことはない、自分のスウィングがおかしかったんだわ・・当たり前のことですが。

シャフトがトップからアウトサイド・インの軌道で下りてくるのでどうしてもフェイスがスクエアにならずに開いたままになっていたのは、私が腰を早く回しすぎていたようです。腰を回す前に、左に腰を少しスライドするようにしたらよくなりました。ミート率が上がりました。つまりちゃんと体重移動が出来てなかったというわけですわね。

あとは・・・オーバースウィングを何とか修正しなくてはならないんだけど、何度直されてもオーバースウィングになっちまうんだわ。どうしたものか・・。正しい位置で止めようとするのはとっても大変なんです、私の場合。オーバースウィングしないで上半身をもっと捻るというのがこれからの克服の課題・・・あ~、でも今年のゴルフシーズンはもうほとんど終わりに近い今日この頃。

女子ゴルフ部のラウンドも今日と来週の2回で終わり・・・今日も天気がパッとしないので、もしかしたらこれから中止の電話があるかも。




猫も呆けるんだ

2010年09月23日 | ペット
我が家の長老猫はただ今15歳半。

このところこの老猫の呆けが少しずつ進んでいて最近では、トイレとは違うところでおしっこをするようになってしまった。今のところおしっこだけで、大のほうはちゃんとトイレでするけれど、これも時間の問題かも。

猫のボケは、まず寝覚めの変な鳴き声とともに始まった。これはここ2年くらい前からかな・・。熟睡していると思ったら突然目を覚まし怯えたような鳴き声を発するようになったのだ、まるで悪夢にうなされたように。

次の症状は旺盛な食欲。以前はどちらかというと食が細い猫だったのに、とにかくガツガツとよく食べるし、餌が無くなると催促までするようになったのだ。これも呆け老人が、「ワシは何も食べてないぞ~。」と自分が食事をしたのを忘れてしまったようによく食べるのだ。

もともと、怠惰な猫で、自分で爪を研ぐことは全くしなかったけど、最近は本当に食っちゃ寝るという怠惰に磨きがかかっている状態。

それにしても猫の粗相を見つけて掃除をすることが増えてくるとかなりストレス。

猫を飼うときめたときに家中の絨毯を剥がしてタイル張りにしたので掃除は比較的楽だけど、それでもおしっこの跡を見つけたときは本当にうんざり。

猫のボケでも結構なストレスだから、人間様のボケの介護といったら、本当に壮絶で大変なものだろうと想像できる。

ただ今15歳半のボケ猫は、食欲が旺盛でまだまだ生きそうな気がするけど・・あ~あ、一体いつまで続くのかしらん。長生きはして欲しいけどね・・。