やわらかい螺旋

徒然なるままに

2014-04

2014-05-01 14:16:03 | 徒然
2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:14129ページ
ナイス数:978ナイス
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■死化粧の時 ~エンゼルメイクを知っていますか
たとえばエンバーミングみたいな大がかりなことは素人に出来るはずはないけれど、身支度を整えて死者を送り出したい、そのために手を貸してくれるひとの存在はとても心強いと思う。大変な闘病生活の末にその人生を終えた夫のエンゼルメイクの際、口は無理に閉じなくてもいい、という妻。「亡くなってがんばらなくてよくなったわけですから、みじんもがんばらせたくないんです!」の言葉で思わず涙。
読了日:4月30日 著者:小林光恵
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■光の旅 かげの旅 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)
話としては非常に単純、朝早い時間に出かけ、夜になったから家に帰る。移動しているときの風景が白黒で描かれ、天地を逆にするとまた違ったものが見えてくる。よく考えられているデザイン的な絵で、何度も本をひっくり返して眺めてしまいます。
読了日:4月29日 著者:アン・ジョナス
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■うちの3姉妹 5
1巻から続けて読んでるわけじゃなく、あいだが飛んでいるけれど充分楽しめました。姉妹とはいえやっぱり性格って違うものだなあ、3人ともそれぞれ可愛い。チーちゃんのパックマンとかw番外の妊婦編ではしみじみ。産んだすぐあとよりも少し時間がたって振り返るほうが、ああだったこうだったと思える部分ってあるのかも。
読了日:4月29日 著者:松本ぷりっつ
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■名画修復―保存・復元が明かす絵画の本質 (ブルーバックス)
レオナルド・ダ・ヴィンチいわく「絵画の半分は科学に属し、画家もまた、半面において科学者であるべき」を分かりながら絵を描いてるひとがどれだけいることか。今の時代はデジタルでも描けるので、作品の退色を気にしたことがないと思うひとだっているはず。絵だけではなく、あらゆる美術品は修復されることがある、というのを前提にしておかないと、そのための技術も生まれないし、使いこなす人間がいなくなり破損を待つだけ、なんてことになってしまう。こういう本はぜひカラーにして欲しい。
読了日:4月28日 著者:瀬木慎一
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■ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)
ルーピン先生が何か喋ろうとするたびにハリーたちが口を挟み、ああもう分かった、分かったから喋らせてあげて!と何度思ったか。畳みかけるような展開が続き、ロンのスキャバーズ、ハーマイオニーの時間割、そんなところまでが伏線だったのか。いつも何かをやらかしているネビルは意外とキーマンだよね。
読了日:4月28日 著者:J.K.ローリング
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■さがしもの (新潮文庫)
「ミツザワ書店」みたいな本屋が実家の近所の商店街にあり、やっぱりそこは私にとっての世界図書館でした。そして横浜の地下街にある有隣堂で本を買ってもらうことは興奮する出来事だったし、そのころの思い出がどっと押し寄せてきました。本っていう媒体が愛しくて仕方ない。
読了日:4月27日 著者:角田光代
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■はじめての色鉛筆画
絵や写真をトレースして色鉛筆で着色、って方法があるんですねえ、知らなかった。色鉛筆の使い方がとても参考になります。輪郭を描かずに色を塗る、って結構難しいけれど、手の力の入れ具合で色の濃さが変わるしグラデーションも作れる、って当たり前のことが実感しやすいのはアナログのいいところ。
読了日:4月27日 著者:河合ひとみ
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■海軍肉じゃが物語―ルーツ発掘者が語る海軍食文化史
海軍と肉じゃがについて、本が一冊書けるほど関係が深かったとは。肉じゃがのルーツは海軍の食事にあり、その海軍の東郷元帥をめぐって呉と舞鶴が我こそは発祥地と名乗りを上げていることもこれで知りました。肉じゃがって意外と最近の料理なんですね。
読了日:4月26日 著者:高森直史
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■間暮警部の事件簿 マグレと都市伝説 (小学館文庫)
マグレ警部、検挙率は高そうなのに、やっぱり厄介払いで特命ってことになったんだろうな・・・。名前だけ「森へ抜ける道」のマスターが出たり、タイムスリップシリーズに触れたりと他作品へのリンクも抜かりなし。今回は小林少年のお兄さんも登場、なんだかいわくありげな感じ。歌謡曲に都市伝説、色々と情報を詰め込んでいて、それでも読みやすいのは毎回ちゃんとワンパターンを踏襲しているのと、マグレ警部のキャラの造形のおかげかな。
読了日:4月26日 著者:鯨統一郎
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■初めての四〇〇〇メートル―熟年登山者のキナバル山行記 (MY BOOKS)
4000メートルの山だったら富士山より高いのに、表紙の写真が見上げる感じじゃないのでやや面食らう。だいたいキナバルってどこにあるのさ?読む前にまず検索して、自然遺産に登録されてるマレーシアの山だと予備知識を仕入れてからとりかかる。トイレだの休憩所だの、こんなに整備されてる山ってすごいな。施設があることが自然的にダメと思われがちだけれど、施設がないことで壊れる自然があるし、こんな風にきっちりできるなら、入場制限とか入山料は日本でも導入していいって思う。
読了日:4月25日 著者:藤田健次郎
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■ツレと私の「たいへんだ!」育児
子供の話を散々されたあと、親ばかでごめん!と謝られた経験があって、むしろ親ばかじゃない親は信用できないんですが、そのほうが珍しいんだろうか?こういう育児エッセイは、親ばかですと宣言すると同時に、これから出産・育児するぞという親たちへのエール。仲間がいると思えば少し心強いんじゃないかなあ。モロヘイヤとレンズ豆のすりつぶしたやつが離乳食だなんてマニアック、と評した先生ナイスwヨーロッパではレンズ豆の離乳食が定番だなんて、面白いなあ。
読了日:4月25日 著者:細川貂々
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■作ってみよう らくらく短歌―国語がもっとすきになる本
子供が詠んだ短歌を紹介しつつ、こういうものだよ、っていう説明がやさしくて親切。いきなり古典を持ってくるより、自分と同じ年頃の子の歌なら共感しやすいだろうし、有名な歌にも馴染めそう。上の句だけ提示して下の句をつくってみよう、下の句だけを提示して上の句をつくってみよう、っていう「短連歌」(ここでは名前は出てこなくてそういうことも出来ますよ、っていう説明のみ)もやっているので、のちのち「長連歌」を説明するようなことになっても納得しやすいかも。
読了日:4月24日 著者:今野寿美
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■やさしい人物のいる風景―写真から描く水彩画
最初はちゃんと、写真にも分割線を引いたほうが分かりやすいんだよね。風景だけを描くのもいいけれど、そこに人物が加わるとかえってそれらしくなる。書き加える人物は、そこに実際に居るひとじゃなくて、資料として撮った写真を使ってもよいし、実際にそこにいるひとでも、着ている服の色とか変えてアクセントにしてもよい。どこをポイントにして描くのかを決めてトリミングする方法も紹介。デジタル処理ならトリミングも簡単だけれど、アナログでやろうとすると、紙を切ってフレーム作るんですねえ、へぇ~。
読了日:4月24日 著者:柴田光枝
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■ベストセラーだって面白い
その本に興味のある人が大勢いて手に取るからベストセラーなんだろうけれど、「だって」とはなにごとだwタイトルを見て思わず笑ってしまって、図書館で借りてきた本。自分もベストセラーは寝かせておいてから読む派(寝かせすぎて読まないこともありますが)なので、後から読んだほうが面白いというのは同意。紹介されてる本のラインナップを見ると懐かしいなあ。
読了日:4月23日 著者:岡崎武志
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■夜に猫が身をひそめるところ Think―ミルリトン探偵局シリーズ〈1〉 (ちくま文庫)
ときどき文字の配置が揺らいでいて波打ってる。黒猫シンクが持って帰るお土産の由来を、推理はしても謎を突き止めない、っていうのが面白かった。本当のところはどうなのか、っていうのは置いといて、おんちゃんと円田さんはあれこれ想像を働かせて推理するだけ。中でも「奏者」がファンタジック。拾ったり捨てたりの白黒テレビのところなんて、まるで恋。「さて、カラスよ、諸君が往来するその空に、テレビ放送というものが飛び交っているのをご存じであろうか?諸君にはそれを感じることは出来るのか?」
読了日:4月23日 著者:吉田音
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■本好きのためのウォーキング入門 (平凡社新書)
ただひたすら歩くだけの体育会ウォーキングじゃなく、コースの情緒を楽しもうという文系ウォーキング。往路から・復路からはタクシーかバスで移動、っていうコースもあるので注意。近いので、鎌倉から歩いてみようかな。
読了日:4月23日 著者:武村岳男
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■セブン・イヤーズ・イン・ジャパン (祥伝社黄金文庫)
そんなのありえない!って思うプレイをやってのけてきたピクシー。94年2ndステージ岐阜・長良川、ジェフ市原戦の空中ドリブルは見ていたので、あの時の興奮がよみがえります。チームメイトの闘争心のなさに苛立ち、相手チームからの執拗なマークが危険だと訴え続けたのに審判には言葉が通じず退けられ、その結果が警告退場の多さになるわけですが、それでも屈することなくピッチに立ち続けた7年間。日本人でも苦手なひとがいるのに納豆が好き、っていうのがちょっと微笑ましいw家族で映ってる写真が素敵。
読了日:4月23日 著者:D・ストイコビッチ
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■やさしい刺しゅう
もふもふしてる白熊、「はね」の羽毛感、ヤギのかわいらしさ。これだけ綺麗に、自由自在に刺繍できたら、さぞ楽しいだろうなあ。作ったブックカバーのワンポイントにこういうのがあったらきっと愛着がわいて、大事に長く使おうと思う。
読了日:4月23日 著者:佐藤ちひろ
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■女ノマド、一人砂漠に生きる (集英社新書)
砂漠で一人で暮らすってどんな気分なんだろう。人との係り合い、砂漠でのルール、それぞれが重要なことだと分かった上での生活なので、まるっきり一人ってわけでもない。砂漠とはいえ文明の波は容赦なく押し寄せ、携帯電話もあるし、コカ・コーラを飲んだりする。それでも定住を選ばず、砂漠で生きるサイーダ。いつまで砂漠に居るかは神様が決める、っていう言葉にしみじみ。
読了日:4月22日 著者:常見藤代
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■水彩画プロの裏ワザ (ザ・ニュー・フィフティーズ)
プロの絵描きに「自分が楽しければ充分」と言われたところで、はいそうですね、とはなりにくい天邪鬼な自分としては、出来るだけプロの描き方を見ておきたいところ。水面の美しさにはひたすら見入ってしまう。水彩着色しても下絵は見えるので、ここで気を抜かないようにする。でもねえ、この下絵が実は曲者で、基準線も含め、定規なしでもまっすぐに見える直線かどうかが大事なのかもしれない。パステルやガッシュを併用するとアクセントになるんですね。
読了日:4月22日 著者:奥津国道
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■ありがとうストイコビッチ
始まったばかりのJリーグ、まだ選手のレベルもそうそう粒ぞろいとはいかない状況。その中でもお荷物と揶揄された名古屋グランパスに舞い降りた妖精。いままでプレイしてきた環境とあまりの差に愕然としたでしょう。ベンゲル監督の戦術と噛み合い、選手たちがその意図を汲めるようになった時の名古屋は本当に強かった。引退してから7年後に監督として復帰、そしてあの華麗な革靴シュートが忘れられない。本当にありがとうピクシー。
読了日:4月21日 著者:ピクシー担当記者グループ
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■ブータン雲の国の子供たち
つい最近まで、ネットも携帯電話もなかったブータン。ここに掲載されてるプラカール村のひとたちは、お世辞にも現代的な豊かさを享受してるようには見受けられないけれど、のんびりとした風景にこの笑顔、どういうことが「豊か」なの?と立ち止まって考えてしまいます。
読了日:4月21日 著者:高橋洋
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■こどもと絵で話そう ミッフィーとマティスさん
フェルメールさんと一緒に図書館から借りた本。今度はマティスさんを見に行く。「こころの なかって たいせつなものが ぎっしりつまった タンスみたい」ミッフィーったら良いこと言うなあ。
読了日:4月20日 著者:
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■こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん
表紙の「真珠の耳飾りの少女」にひかれて図書館で借りてきました。ミッフィーと一緒にフェルメールを見に行く絵本。子供向けなので、絵のポイントがひとことで書かれていて分かりやすい。美しい絵は本当に目の保養。「あたしも えをかきたく なっちゃった」
読了日:4月20日 著者:
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■クロアチア語会話
検索しても出てこなかったので自分で登録しました。付属のCD-RはWin・MEDIA PLAYER専用で、圧縮加工されています。このテの本にしては安いのかもしれないけれど、いつも買う本よりも価格が高いので(5600円くらい)先に内容を知りたくて図書館で借りました。Možete li mi preporučite jednu knjigu?(私になにか本を薦めてもらえませんか?)とか言える日が来るといいんだけれど。
読了日:4月19日 著者:ドゥニャマリチッチ
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■クロアチア語のしくみ
自分の人生において、なにか決断したり流れが変わったりするときには、必ずクロアチア(昔で言えばユーゴスラヴィア)が関係していて、それならこっちから飛び込んでやるぜっ、という勢いで手を出した本。クロアチアの英雄と同姓同名の二コラ・シュビッチくんに案内されながら、旅行気分を味わいつつ言葉の言い回しを学んでいくという感じ。
読了日:4月19日 著者:三谷惠子
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■キウイγは時計仕掛け (講談社ノベルス)
梶井基次郎「檸檬」がずっと頭の中でちらついていて、イメージを振り払いながら読むのが大変でした。事件に遭遇して自分自身が乗り込んで解決云々、なんてことはそうそうないだろうし、そういう点ではリアル。きっと誰にでも自分自身の道があって、その道を進めばかっこよく見えるのかもしれないけれど、それじゃ自分はどうだろうと思う加部谷ちゃんの気持ち、すごく良く分かる。ペン立てになったカップになんとなく恥ずかしさを感じる気持ちも。
読了日:4月18日 著者:森博嗣
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■スイーツマジック―市販品を使ったお菓子
クッキーだのアイスだのカステラだの、それを素材にしてお菓子を作るっていうのはそれほど目新しいことじゃないけれど、写真が見やすくてきれいだったので、図書館から借りてきた本。コーラを生地とアイシングに使ったマフィンと、スパイスを使う野菜スティックが気になりました。
読了日:4月18日 著者:若山曜子
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■ユーゴスラヴィアと呼ばれた国があった
どうしてNATO軍が空爆することになったのか当時は良く分からなかったけれどUEFAが出した「選手が自分の国のために何かをしたいという気持ちは分かるが、政治とフットボールは混同されてはならない」の声明に、政治の責任をいつでもスポーツに背負わせてきたくせに!と激怒したのを覚えています。名古屋グランパスに在籍していたピクシーが「NATO STOP STRIKES!」のメッセージ入りアンダーシャツを着るなんて、らしくないことをした時の衝撃も忘れられない。
読了日:4月17日 著者:金丸知好
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■ハリー・ポッターと秘密の部屋
マルフォイ一族はどいつもこいつもまったく!でも、最後にハリーがドロドロ靴下で一矢報いたし、ジニーどうか元気出して。ロンの家に滞在していたハリーは本当にのびのびとして楽しそう、ウィーズリーおばさんの豪快さは子供がたくさんいる家のママらしい。ギルデロイ・ロックハート先生は、ある意味、この状態が一番幸せ( 周りの人間含め)なのかも?w
読了日:4月17日 著者:J.K.ローリング
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■現代短篇の名手たち3 泥棒が1ダース (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ドートマンダーがうっかり使った偽名の「ディダムズ」に、そんな名前を出した自分に腹を立てながら「ウェールズ地方の名前だ」といちいち弁解してるのが最高。「馬鹿笑い」相棒ケルプを見捨てずちゃんと選択肢を提示していて律儀だなあ。自分だったら一緒に行く。「悪党どもが多すぎる」泥棒に入ったのにいきなりピンチ、ケルプもそうだけど機転の利かせ方がいいw「今度は何だ?」ダブル・エメラルドのブローチは30万ドルの価値があるのかもしれないが、それで誰も幸せを得られなかったようだ。
読了日:4月17日 著者:ドナルド・E・ウェストレイク
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■やさしい人物画の描き方
石膏デッサンならまあまあ、鳥とか昆虫とか生き物もまずまず描けるのに、人間だけはどうも苦手。特に顔が。何をやっても実物とどんどんかけ離れてしまう。似せなくちゃいけないとプレッシャーなんだろうなあ;とにかくよく見て描くしかない。
読了日:4月16日 著者:角田紘一
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■HOTEL楽園オリエンタルリゾート
オリエンタルな雰囲気を堪能できるリゾート地の写真集。施設の豪華さには目を奪われてしまうけれど、その建物がある場所の良さを生かしているからこそなんだろうなあ。日本からは兵庫県の西村屋本館がエントリー。
読了日:4月16日 著者:三好和義
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■卵・乳製品・砂糖を使わない やさしい玄米のお菓子
玄米粉とか玄米甘酒とか、その辺のスーパーで気軽に買えるものじゃないけれど、いまはネットがあるのでだいぶラク。卵とか乳製品とか、アレルギーでなかなかお菓子類に手が出ない人でも、これなら大丈夫かなあ。玄米ご飯でクリームを作り、それをもとにしてトライフルとかティラミスにも応用できるので、焼き菓子だけじゃないっていうのが魅力的。
読了日:4月16日 著者:きむらかよ
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■まんがDE歌舞伎
歌舞伎の演目を「通し」で紹介。物語全体のあらすじはこうだったんだ、と分かりやすい。逆にいえば、見せ場はここだ!っていうところが埋もれてしまうので、メリハリがなく平坦になりがちなのが難点だけれど、これでまず話の流れを掴んでおいてから見るのもいいかもしれない。
読了日:4月16日 著者:いまいかおる
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■クラシック音楽は「ミステリー」である (講談社プラスアルファ新書)
暗号解読、謎の女性、殺人事件、プロファイル、虚実入り混じった世界。登場する曲を動画で探しながら読みました。オペラは確かにひとが死んではじめてドラマとして成立してるところがあるなあ。ドン・ジョバンニの「殺人事件」を推理してる面々の意見から導き出される結果は、ミステリ視点ならではのもの。
読了日:4月15日 著者:吉松隆
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■透明水彩絵の具で描くやさしいスケッチ
サボテンとは言え、鉛筆で最初に死ぬほど下書きをしてる自分にとっては、一発で形が決まってそこからもう色付けできるなんて、羨ましくて仕方ない。そうなるまでにどれだけ描いてきたのかってことも含め、線画にも個性って出るよなあ。紙の白さを生かしてる波照間の白ヤギさんが可愛い。
読了日:4月15日 著者:秋草愛
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■子鹿物語 (下) (偕成社文庫 (3114))
現実って本当に厳しい。作物の出来具合が生活のすべてを支えている開拓地に住むジョディたちなら尚更だ。子鹿のフラッグはどんどん大きくなって、その意味をジョディが知った時の絶望感。その絶望こそが、ジョディ自身の子鹿時代の終わりを告げる。
読了日:4月14日 著者:ローリングズ
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■いつのまにか人を支配する色の見つけ方 (アスカビジネス)
色が持ってる影響力って日常的にあるもので、どの色合いが自分の味方になるのかを知って損はない。ためしに自分自身でやってみたんだけれど、カナリーイエローとシトロン、どちらのほうが肌が自然に見えるかとか、どうもよく分からなかった;自分の好きな色を選んでしまいそうなので、人に見てもらったほうがいいのかもしれないなあ。
読了日:4月14日 著者:パワーカラープロジェクト
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■クロアチアを知るための60章 (エリア・スタディーズ121)
国が成立するまでの歴史は連続しているので、こうやってまとめて読めると分かりやすい。ネットでは拾えないような、例えばイェラチッチ総督像の切っ先は北のハンガリーに向いていたのが再設置の際は南向きに変更とか、細かいところも網羅。旧ユーゴの括りでオシムを出すならストイコビッチも挙げて欲しいし、ピアニストのイヴォ・ポゴレリッチ、俳優のラデ・シェルベジヤを出すなら、マキシム(羽生結弦がSPで曲を使用)とゴラン・ヴィシュニック(ERのルカ・コバッチュ役)のほうがピンとくるんじゃなかろうか。
読了日:4月13日 著者:柴宜弘,石田信一
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■読んで覚える 楽譜のカラクリ
左手の小指を骨折してピアノを断念しましたが、習っていた当時から楽譜を読むのが本当に苦手でした。いまこれを読んでみて、あっそうだよね、うんうん、とか納得しながらゆっくりすすめられました。フェルマータの記号なんてすっかり忘れていましたよ;こういう本は、音を確かめつつ読めるようにCDが付属についてればいいのになあ。
読了日:4月13日 著者:田熊健
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■キリコ・ロンドン
気軽な感じでイギリスに住んで、いつのまにかホームシックになってた、っていう感覚はなんか分かるなあ。仕事は家でするし、基本的な生活は外国に居てもたいして変わらないんだろうけれども、やっぱり日本じゃないからねえ。子供が生まれたときの「行きは二人で帰りは三人」のタイトルが好き。そうそう、外国人って「冷え」って分からないんですよね、あと「肩こり」も。
読了日:4月13日 著者:玖保キリコ
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■子鹿物語 (中) (偕成社文庫 (3113))
ようやく子鹿は登場したけれど、子鹿をメインにした話じゃないと今さら気が付く。死んだ友達フォダウィングが名付け親になった子鹿のフラッグにすっかり夢中なジョディ。どこにいくにも連れて行きたがるのを母親は良く思っていない。父親は早い時期から大人と同じ扱いをされてきたこともあって、ジョディにはかなり同情的。だけど、家畜や作物を荒らす獣を追い払わなくちゃいけないし、それは毎回成功するわけではなく、父親が毒蛇にかまれて生死の境を彷徨いどうなるか分からないときに、子鹿にかまってる暇がないと思うのは分かるなあ。
読了日:4月12日 著者:ローリングズ
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■オーブン陶芸―キッチンで焼ける、わたしだけの器
わあ、自宅のオーブンで出来るとは思いもよらなかったΣそれ専用の3種類の粘土を混ぜて使ったり、ワンポイントで模様にしたりと、作り方の解説も丁寧。はがれたコート剤を塗り直しリペアするときは100℃~120℃のオーブンでまた20分くらい加熱すればいいのかな?
読了日:4月12日 著者:伊藤珠子,酒井智子,関田寿子,倉田てる子
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■弔銃―戦渦のクロアチアから
首都ザグレブで爆撃におびえ地下室で息を潜めていた人たちの記憶はずっと残っていく。クロアチアを訪問するひとの実に90%以上が足を運ぶ風光明媚な飛び地のドゥブロヴニク旧市街にも傷跡は残っているし、戦闘が激しかったヴコヴァルでは被弾した給水塔が永久に保存される。クロアチア国内ではキリル文字の使用が禁止されているけれど、その文字を使う地域との言葉の差は、日本で言うと標準語と大阪弁より小さい。言葉が通じる兵士と対峙する気持ちを考えるとやりきれない。
読了日:4月11日 著者:スポメンカシュティメツ
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■トンパ文字伝説―絵のような謎の文字
図書館で見かけて借りてきた本。CDドライブの調子が悪くて付属CDが見られないのが本当に残念。漢字を使う日本人なので象形文字には親しみを感じるのか、トンパ文字のこの可愛さと言ったらもう・・・!文字に色を付け、色にも意味を持たせているっていうのがいいな、そういう言語って他にあるのかなあ。使う人が居なければ言葉はすぐなくなってしまうけれど、ナシ族とともにトンパ文字は残っていて欲しい。
読了日:4月11日 著者:王超鷹
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■子鹿物語(上) (偕成社文庫3112)
小鹿物語、なのになかなか小鹿が登場せず、かわりに両親とか近所に住んでいるひとたち、ジョディ少年がどういう環境に居るのかということにページが費やされている。父親のペニイは、何か動物を飼ってみたいジョディの少年らしさに理解を示すけれど、母親のオリーはとても実際的で生活に役立たないことには興味を持たない。ペニイとふたりで貯水槽の掃除に出かけたときの、水杭の描写がとても好き。「この水杭は乾燥した灌木林のなかで、松の島の中央部をしめ、みずみずしい緑の心臓のように思われた」
読了日:4月10日 著者:ローリングズ
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■日本人の知らない日本語4 海外編
外国(この本ではヨーロッパ)で日本語を学ぶ人たちは、他にも言語があるのになぜ日本語を学んでいるのか?他の国との差が分かれば分かるほど、自分の国のことも分かってくるから不思議です。言葉は文化そのもの。フランスでの「し~ん、っていう静寂の音という考え方があるのにびっくりした」は、確かにそうだなあと思いました。
読了日:4月10日 著者:蛇蔵,海野凪子
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■スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし
「平行植物」を読んだあとにふと、他の本を読んだことがあったかどうか思い出せなかったので、図書館で借りてきた。谷川俊太郎の訳はこういうリズム感のある言葉には最適だなあ。スイミーが、海に住んでる他の生き物たちとはどこか違うことを、絵の表現方法を変えることで分からせているので、最後に大きな魚たちを追い払うときにはスイミーすごいや!って自然に思える。レースのような海藻類が本当に綺麗。
読了日:4月10日 著者:レオ・レオニ
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■かんたんおもしろ花写真
一眼レフの特性を生かして花を撮ってみましょう、こういう風にも出来ますよ、っていう作品を集めた一冊。表紙の写真も、真冬に撮影したものではなく、冷凍庫で凍らせた花を撮ったもの。色んな材料を駆使して、幻想的に見せるテクニックの数々がすごい。
読了日:4月9日 著者:丸林正則
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■かんたん ティッシュ工作 (はじめてでもできる)
柔らかい紙、として扱えばこういうことも出来ますっていう発想が面白かった。丸めたりこよりにしたりしてボンドで接着。しかし白すぎて見えにくいのがちょっとなあ;カラーページは表紙みたいに白っぽい地の上に作品が乗せられ、作品の作り方までモノクロページ。もうちょっとどうにかならんのか。
読了日:4月9日 著者:駒宮洋
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■ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
有名な超重量級ファンタジーに取り組もう第一弾。ファンタジーにそれほど興味がなく、映画すら見ていない自分が果たして楽しめるのか不安でしたが、結果からいえば面白かった!ハリーの(名目上の)保護者たちの態度の悪さも、考えてみればとてもイギリス的。自分が有名人だと知らずに育ったハリーと周りのギャップ、どこに行っても感じが良い人間・悪い人間がいるっていう世間性。嘘くさくない嘘の世界も悪くない。
読了日:4月8日 著者:J.K.ローリング
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■川原泉の本棚〈2〉おすすめ本アンソロジー&ブックガイド
本当にジャンルを問わず、面白そうだと思うものを片っ端から読んでるんですねえ。「大正時代の身の上相談(抄)」の、夫がみかんを食べすぎて困る、っていう相談の回答とツッコミが面白い。巻末のブックリストは青年まんがを中心にしたコミック編、また読みたい本が増えていく;
読了日:4月8日 著者:川原泉
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■川原泉の本棚―おすすめ本アンソロジー&ブックガイド
カーラくんがすすめる本なら、たとえ積読本を増やす結果になろうとも読みますとも。「長い冬」の塩漬け肉のシーンは確かにおいしそうでした。あとパンケーキも。役に立つ日が来たらどうしようと躊躇する「ヘリコプターの飛ばし方」、文字が細かくて読むのに苦労した「歴史新聞(抄)」が面白かったです。
読了日:4月8日 著者:川原泉
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■へなちょこ手づくり生活 (MOE BOOKS)
小さいものから大きいものまで、色々作ってますねえ。立体造形作家の森井ユカさんと作ったマグネット、森井さんのよりもたかぎさんのほうが、可愛くだらっとしていて、手作り感があっていいなと思いました。ばくだん度が足りないと反省されてたばくだんおにぎり、それ以上の大きさのものでも食べられるんですね・・・!
読了日:4月7日 著者:たかぎなおこ
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■糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食
このごろよく「糖質制限」って言葉を聞くので、興味がわいて図書館で借りた本。主食になるようなものはだめだろうなと漠然と思っていたけれど、たとえば豆乳は成分無調整のものならOKと、種類によって違ったりする。エネルギー計算が不要なのが良いかな、慣れればきっとらくに出来るんだろうなあ。
読了日:4月7日 著者:江部康二
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■殺人現場はその手の中に―本格痛快ミステリー (ノン・ノベル―天才・竜之介がゆく!)
あれっ本が汚れてる、と思ったら、これは仕掛けの一つだったのかw光章は秋田に転勤になり、龍之介と一美は東京に残り、離れ離れ。でもそれがきっかけで、龍之介の学習プレイランドの建物が決まり、スタッフ探しの一歩を踏み出し、着々と進んでいるので結果オーライかな?今まで出会ったひとたちが再登場、懐かしさを運んできた。今回はどうする卿の出番なし、ちょっと寂しいなあ。
読了日:4月6日 著者:柄刀一
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■映画とたべもの
セットを組んで役者が演じる映画は虚構の世界。けれど食べ物が出てくると一気にリアリティが増して、その映画の登場人物たちがどういう立ち位置なのかが分かり、より魅力的になったりする。なにを食べるのか、あるいは食べないのか。それだけで心の中を推し量ることが出来たりするんだもんなあ。ちゃんと数えてないけど、自分も見ている映画だったので余計に印象に残ってるのかな、紹介されてる作品がなんとなくブラピ率が高いような。
読了日:4月6日 著者:渡辺祥子
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■山登りはじめました2 いくぞ!屋久島編
たかがレインウエア、されどレインウエア。道具の良しあしは気分の良しあしに直結するものですねえ。屋久島でのお母様、本当に楽しそう・・・!ゲータゲタゲターでつい大笑い。長くガイドをやってるけど階段をそう表現したひとは初めてだっていう田平さん、自分もそう思いました。階段がゲタってそうそうありませんよねw
読了日:4月5日 著者:鈴木ともこ
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■山登りはじめました めざせ!富士山編
風景写真なんかいくらでも見られるこの時代、あえて自分の目で見てその場所の空気を吸いに行くことに魅力を感じるひとたちが居る。富士山みたいな超メジャーなところは、やっぱり登ってみたいところのひとつではあるけれど、そこだけにこだわるのじゃなくて、色んなところを歩いて楽しむぞ、ってこの感じがいいなあ。つらいも楽しいも実は根っこは同じ感情なのかもと思わされました。
読了日:4月5日 著者:鈴木ともこ
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■死神の浮力
死神がついているからどんなことがあっても無事で居られる逆説をうまく生かしているなあと思いました。山野辺夫妻の絶望と本城のイカレ具合、千葉の本気のボケっぷり。仕事熱心な死神が来てくれるなら、案外死ぬのも悪くないのかもと思いかけたけれど、沈んだ本城のことがあるからなあ。ああでも、この場面では一番ふさわしい言葉をぜひ言いたい。叫んでもいい。ざまあみろっ!
読了日:4月5日 著者:伊坂幸太郎
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■31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる (ウィングス・コミックス)
婚活した結果、ちゃんと結婚に繋がったのが素晴らしい。お互いに良いお相手と思える人に巡り合えて良かった。自己紹介のプロフィールを書くのに頭を抱えるところ、気持ちが分かるwどこまで本当の自分だと申告していいのかはやっぱり迷うだろうなあ。いや婚活したことないけど。年収1千万グループの男子たちの傲慢さがすごいwあの数々の発言が本気で、しかもなにが悪いのか分からないとか恐ろしや。
読了日:4月4日 著者:御手洗直子
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■トコトンやさしい味の本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)
こういうのを読むと、日本人は本当に味覚が繊細でバラエティに富んだ味付けを楽しめるんだなあと実感。歯ごたえとかジューシーさとか、味覚じゃなくてテクスチャが好きで食べてる食品だってあるもんね。(自分にとっては麩菓子とかかな)そういえば確かに、砂糖は少々多めに入れても少なめになっても味に影響がないけれど、塩味はおいしいと思える許容範囲がとても狭い。
読了日:4月4日 著者:中村弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/36934669

■ゼロからはじめる基本の鉛筆デッサン
もともとカラフルなものをモノクロで表現しようとすると、モノクロではどう見えるのかを意識しないといけない。デッサンをするということは、見て、感じて、観て、理解し、認識したものを描くこと。監修者創作ギャラリーは別にいらなかったんじゃないかなあ、鉛筆デッサンじゃないし。
読了日:4月3日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/36911363

■描き方の基本 はじめてのパステル
色々と初心に帰ろう強化週間。パステルは完全に自己流なのでいい勉強になりました。工程の説明が分かりやすかったです。素朴で柔らかい印象なのが持ち味の画材、うまく使いたいです。
読了日:4月3日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/36911265

■弟の家には本棚がない―吉野朔実劇場
歌人を20人も同じ部屋に詰め込んで、よく誰も頭がおかしくならなかったなと、へんなところにハラハラしました;カレーライスとハヤシライスを描き分けられる漫画家って日本にいるんだろうか。赤毛のアンと少女パレアナの描き分けポイントはどこだったのか、その結果がとても気になり、あとでネット検索してしまいました。なるほど。トンパ文字可愛いな。
読了日:4月2日 著者:吉野朔実
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■群ようこのおすすめ良品カタログ
どんなことにこだわりがあり、商品を選ぶポイントにしているのかっていうのは、本当にひとそれぞれ。ドクタープロナーマジックのオーガニックリップバーム(オレンジジンジャー)を使ったことがあって、機能的には良かったんだけど味に馴染めず、レモンライムに乗り換えてみたらやっぱり味に馴染めませんでした;流通量が少ない伊兵衛織の着物をここで見られるなんて幸せ、うっとりしてしまう。素敵だなあ。
読了日:4月2日 著者:群ようこ
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■女61歳初めての農業
薄い本なのであっという間に読めてしまい、ちょっと名残惜しい気分になります。初めての農業って言っても、自分で食べるくらいの家庭菜園に毛が生えた程度のことでしょ?と思って手に取ったのですが、ちゃんと商品として出荷しているんですねえ。「ピーマン栽培のしめくくり」で、後片付けの大変さは良く分かりましたが、それじゃ本当の手順はどうだったの?って疑問が。ラクな良い方法を考える前にまず、正統派のやり方を見てからでも遅くなかったんじゃないかなあ。
読了日:4月1日 著者:河上たずみ
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■短歌のレシピ (新潮新書)
言いすぎない、情報過多にならないように、っていうのが一番難しいなあ;つい説明したくなってあれこれ言い回しに迷うのは、推敲しきれてないせいなんだろうな。反省。自分の歌の上下を変えるのはたまにやります。それでもしっくりこないときもあるけれど、そういう時にはしばらく寝かせるに限る。
読了日:4月1日 著者:俵万智
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■ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
良かったね大輔、めでたい。めでたいけれども、時間を空けて読んでいるせいか、栞子さんは大輔のどこが良かったのか、どうもいまひとつ腑に落ちないっていうかなんというか。栞子さんはまだ杖が必要なんだね、そしてその張本人が復活ののろしを上げる最後の場面は、次巻の波乱を予感させる。そういえば昔、ブラック・ジャックは化粧箱に入ったセットを持ってたっけなあ。
読了日:4月1日 著者:三上延
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