やわらかい螺旋

徒然なるままに

2013-07

2013-08-01 15:54:22 | 徒然

2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:71冊
読んだページ数:18490ページ
ナイス数:1407ナイス
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■ハマの建物探検
「横浜三塔」みたいに、昔から当たり前のようにそこにあり普段はそれほど目を留めることはないけれど、確かに印象に残る建物はあって、風景の一部として貢献してきたんだよね。個人的に好きなのは山下公園のインド水塔。小学生のときの遠足で行った西谷の浄水場にもう一度見学に行きたいなあ。
読了日:7月31日 著者:横浜シティガイド協会
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■魔女のスープ 残るは食欲 2
アガワさんの食べ物関係のエッセイは安定して読みやすい。しゃぶしゃぶの特製ゴマだれ作ってみたいな。長ねぎのみじん切りをたっぷりと、あれば隠し味に腐乳。それにしても、住んでるマンションのバルコニーの植栽がローズマリーだなんて素敵。植えたひともきっと、料理に使ってたんだろうなあ。
読了日:7月30日 著者:阿川 佐和子
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■まひるの散歩 (ORANGEPAGE BOOKS)
これだけおいしそうに書いているのに普段が小食なんて信じられない、これぞ文筆業の成せる業。ホームベーカリーを買い、嬉々としながらパンにうどんと次々と作るけれど、ちゃんと市販品との味の差を納得してて、それでもなお楽しい、ってところに共感。そしてやっぱり猫かわいいなあw
読了日:7月29日 著者:角田光代
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■亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
見た目のかっこよさを裏切る中身、愛すべき狼狽男・亜愛一郎。ちゃんとカメラマンとして勤まっているのか心配になりますが、些細なことも見逃さない観察眼があるから、きっとシャッターチャンスは逃さないんだろうなあ。昔の作品なのに今の時代に読んでも新鮮。「DL2号機事件」の動機には驚かされます。一番気になるのは例の老婦人。何者なんだろう。
読了日:7月29日 著者:泡坂 妻夫
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■悪霊島(下) (角川文庫)
自分自身の境遇と警察という立場とのあいだで葛藤し、挙動不審な磯川警部。この二人のそれからが気になります。上巻からの伏線がドミノのように次々と回収されるけど、爽快というよりおどろおどろしい雰囲気のまま犯人が明らかに。神は金田一耕介の希望をずっと叶え続けるのかもしれない。
読了日:7月28日 著者:横溝 正史
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■病気が変えた日本の歴史 (生活人新書)
時の権力者が病に倒れたことで混乱が引き起こされ、歴史が動く。死んだ人間から見れば無念としか言いようが無いけれど、そこにつけこもうと虎視眈々と狙っている人間たちに引き継がれていく。「生活習慣病に制覇された戦国武将たち」は、命のやり取りを毎日してて、激しいストレスに晒されてるから、大酒のみになっても仕方ないんだろうなあ。
読了日:7月27日 著者:篠田 達明
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■悪霊島(上) (角川文庫)
越智竜平から人探しの依頼を受けた金田一耕介。越智が、金田一はまだ刑部島に行かないのかと訝しく思うほど聞き取りに余念が無く、事実関係の把握に時間をかけているので、読者側は充分に頭にしみこませられる。今までただ単に金田一と組んだ警察関係者、って感じだった磯川警部の背景が語られている。
読了日:7月27日 著者:
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■短歌の友人 (河出文庫)
詠め、詠え。心に残る歌の魅力を冷静に見つめると、年代を経ても、短歌のあり方は基本的にきっと変わってないんだろうな。歌論というからには自分のことも外さず、「はだかの<私>」では石田比呂志の「シンジケート」の批評、BS短歌会の題詠での出来事も引き合いに出してくる。私は俳句は全く駄目で短歌しか詠まないけれど、両方こなせるひと・こなせないひと、それぞれ「助走システムに違いがある」って言う例えはとても良く分かる。
読了日:7月26日 著者:穂村 弘
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■よなかの散歩 (ORANGE PAGE BOOKS)
旅エッセイだと思ったら、日常生活全般に触れられていました。だいたい同じくらいの年齢なので「いつまでもつか、若作り」なんてものすごく共感。おばさん服へきっぱりシフト出来ないし、だけどまんま若い服装っていうのも気が引けるし、どうしたらいいんだ。横浜駅西口のマクドナルドって、きっと今は無き三越のところの店舗かな、自分も最初のマクドナルドは出来たばかりのそこだったので思い出深いです。表紙の猫かわいいw
読了日:7月25日 著者:角田 光代
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■体においしい「ごはんの力」 できることから始めるプチ健康的食生活
震災の後からすっかり食べられなくなり、痩せたからまあいいか、なんて軽く考えちゃいけないなあと反省。1個の白血球が毒素を食べる平均食菌能力は14個。砂糖によって働きが鈍り、ドーナツを食べた数分後には10個に、大きなパイの後は5個、チョコミルクシェイクは2個と、だんだん数値が落ちていく。甘いものばかり食べないように気をつけよう。
読了日:7月24日 著者:金丸 弘美,義岡 千恵子,川口 澄子
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■迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
鹿谷門実の「迷路館の殺人」を読んでもどうも納得できなくて、えーこれで終わりってなんだかなあ、と思ったら、本当のラストにしてやられました。自分の血の痕跡って、なるほど。免許を持ってないので、普通の車が普通の車を牽引して運べるものなのかなんて、本編とは関係の無いところで驚いてしまいました。
読了日:7月23日 著者:綾辻 行人
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■文章魔界道 (祥伝社文庫)
本当に色んなタイプの本を書いてるんだなあ。「読まれることだけを目的とした戯曲」は最後の「終わり」で納得。ストーリーはあるような無いような微妙なところだけど、門の番人との問答が面白かった。パソコンって便利だよね。
読了日:7月22日 著者:鯨 統一郎
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■ゴーレムの檻 (カッパノベルス)
ウバのミルクティっておいしいよね、と冒頭から紅茶の虜になりつつ読み始め、幻想の世界に旅立つ宇佐見博士のお供をする。「エッシャー世界」の大佐からはじまり登場人物が緩やかに繋がって「太陽殿のイシス」に流れ込む。私が存在しているこの現実では、FOXテレビの放送は2チャンネルなのか4チャンネルなのか。
読了日:7月22日 著者:柄刀 一
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■アリア系銀河鉄道 (光文社文庫)
ノアの方舟に銀河鉄道、いつのまにか時空を旅している宇佐見博士が出くわす数々の事件。硬質な文章ってこういうことなんだと悪戦苦闘、脳みその皺の全てを動員してやっと読んだって感じです。最後の「アリスのドア」の終わり方、えっ、それって∑宇佐見博士と一緒に紅茶を楽しみたいな。
読了日:7月22日 著者:柄刀 一
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■本当にあった?グリム童話「お菓子の家」発掘―メルヒェン考古学「ヘンゼルとグレーテルの真相」
トロイ発掘のシュリーマンに共感したゲオルグ・オセックが「ヘンゼルとグレーテル」の歴史的実在モデルの痕跡を発見する。推理小説が好きなひとなら、最後まで読み終わったときにはきっとニヤニヤしてると思う。ドイツの地方紙バイエルン・ルントシャウのコメントが一番しっくりくる。「いずれにせよ、これはこの1年でもっとも感嘆され、もっとも嘲笑された学術的な本ということになる」
読了日:7月22日 著者:ハンス トラクスラー
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■横溝正史自選集〈4〉犬神家の一族
付録と解説で、この作品が雑誌「キング」で連載され、完結前に犯人当ての懸賞がかけられていたと知りました。映像栄えする場面が目白押し、人気作家の作品だからという理由だけで映画化してるわけじゃないんだろうなあと思わされます。犬神佐兵衛をめぐる複雑な人間関係、そして連続殺人。珠世にしてみたらたまったもんじゃないだろうけど、遺言の裏に佐兵衛の人間性が垣間見えます。
読了日:7月21日 著者:横溝 正史
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■かまわぬの手ぬぐい使い方手帖
浴衣を作りたくて、手ぬぐいを90センチでカットせず必要なだけ量り売りしてくれるところを探していたときに、手ぬぐい関連の書籍として紹介されていたので読んでみました。言ってみればただの布なんだけれど、模様に意味を込めたり絵画に見立てたり、視覚に訴えるインパクトもあって楽しい。
読了日:7月21日 著者:
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■ミッキーたくまし
「かしまし」は本当にどうにかなるくらい笑ったんですが、こちらは時々しみじみとさせられました。「手紙」と「覚えてない」が特にしみじみ。あとがきも。はじけてるときとの落差が大きくて、余計にしみじみするのかも。テリーマンが新幹線を止めて子犬を助けてる挿絵が上手すぎるw
読了日:7月21日 著者:西 加奈子
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■英国流ビスケット図鑑―おともに紅茶を
「満足のいくお茶を飲まないと人間はどれだけ能なしになるか、よく考えてみよう」なんてすっぱり書いちゃうほど、英国人と紅茶は切り離せないし、ビスケットもむしろワンセットだからと力説されているようでした。アメリカ発オレオには「アメリカ以外でも売りだしているが、対象は、その地に住むアメリカ人たちや変わり者だろう」など、英国人らしい毒舌ユーモアも楽しめました。
読了日:7月20日 著者:スチュアート ペイン
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■ゲイ・マネーが英国経済を支える!? (新書y)
「ピンクポンド」って言い方をこれで初めて知りました。イギリスにおけるゲイの潜在的な消費パワーに企業が目をつけ、経済を回す一端を担うほど成長。それに比べて日本ときたら。日本テレビで放送していたおネエな方々のテレビ番組にクレームをつけたどこぞの大学教授には腹立たしい限り。政治家グレッグ・バーカーのライバル、ベンジャミン・ブラッドショウの経歴に触れ、「BLの設定みたい。漫画化の際には、よしながふみにお願いしたい」ですよねーw
読了日:7月19日 著者:入江 敦彦
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■もしもソクラテスに口説かれたら―愛について・自己について (双書 哲学塾)
「わたしはあなたの顔も性格も嫌いですが、あなた自身を愛しています」というソクラテスの挑戦的な口説き文句について検討したゼミを基にしたもの。後半にちらっと出てくるブラピのところではツチヤ先生らしいと思いましたが、エッセイのときのあの感じとはまた違って、考え方の道筋のつけかたが面白かったです。
読了日:7月19日 著者:土屋 賢二
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■山手線ぐるり おみやげ散歩
山手線なんてただの移動手段、ひとつひとつの駅のお土産なんか気に留めたことがありませんでしたが、こうやって見ると、意外と特色ってあるものなんだなあ。掲載されている地図を頼りに、東京駅を起点にしてぐるっと巡ってみたいな。
読了日:7月19日 著者:伊藤 美樹
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■残るは食欲
目の前に実物がなくても、文章だけで充分おいしそうと思ってしまうので、よだれを覚悟で読むべし。「叱られバター」の気持ちすごく分かります、私もバター大好きなので、レーズンバターには目がありません。「パブロフの蕎麦」蕎麦屋に入って迷うなんて信じられないと、殿方を置いてお店を出てきちゃった背の高い女優の友達はダンフミさんかな?
読了日:7月19日 著者:阿川 佐和子
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■CANDY (祥伝社文庫)
バカみたいにくだらないし、話の展開もワケワカランな感じがずっと続いていくんだけど、出てくる登場人物の名前がおかしくていちいち笑ってしまう。みのもんたを見る目が変わりそうだw
読了日:7月19日 著者:鯨 統一郎
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■ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)
どの国の都会もそれぞれ味があると思うんだけれど、NYのそれは意外と人情に満ちているようでした。べたべたしないフレンドリーさ。文庫版あとがきにあるけれど、日本よりもアメリカのほうが子供は早く大人になれと急かされている気がするんだけどなあ。
読了日:7月19日 著者:岡田 光世
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■蔵盗み 古道具屋 皆塵堂
シリーズも3作目、今までに登場してきたひとたちが勢ぞろい。謂れの無い泥棒扱いに悔しさを滲ませる益治郎が潜り込んだ皆塵堂。主人の伊平治は相変わらず釣り三昧だけど、やっぱり只者じゃない感じ。鮪助のおかげであまり出番の無い太一郎にかわり、今回は巳之助が頑張ってます。いつか願いが叶うといいね。それにしても鮪助すごいな。
読了日:7月19日 著者:輪渡 颯介
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■帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (2)
不惑を迎えてもなお突っ走ってるなあ。やっぱりこうでなくっちゃ。沖縄の無人島での星空を見たい。「震災の日記」関東にいる自分ですら心細さを感じたくらいなので、福島にいたら尚更そうだろうなと思っていたんですが、おかあさまののんきなところに心が和みます。
読了日:7月19日 著者:菅野 彰
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■Fantasy Seller (新潮文庫)
タイトルに惹かれて図書館で借りました。どんな世界が詰まってるんだろう。畠中恵「太郎君、東へ」きっぷがいい禰々子に頭の上がらない河童たちに坂東太郎、想像するとちょっと微笑ましい。仁木英之「雷のお届けもの」信頼って一方的に成り立つものじゃないんだよね。石野晶「スミス氏の箱庭」嫉妬と羨望の入り混じった感情はやっかいだけれど、それが人間。
読了日:7月19日 著者:
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■日本の客船ポスター
平成7年10月7日~11月23日、横浜マリタイムミュージアムで開催された海運会社のポスター展をまとめたもの。船だけをクローズアップしてポスターにしているものよりも、美人画をポスターにしているものが目立ちます。太平洋戦争に突入すると商船は国家管理となり、大半が失われて、1960年代には定期客船の時代は終わってしまうけれど、ここ最近のクルーズ船の就航で、また船旅の楽しさが戻ってきたように思います。巻末にまとめて正誤表が貼ってあって、校正不足なのがやや残念。
読了日:7月18日 著者:横浜マリタイムミュージアム
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■タイムスリップ森鴎外 (講談社ノベルス)
タイムスリップしてきて最初に出会ったのが渋谷の女子高生なら、ここは日本かと聞きたくもなるよなあ。それでもちゃんと馴染んでいくモリリン凄すぎるw昭和初期の文豪たちに共通する奇妙な現象って気付かなかったけど、こうやって見ると本当に異常事態って感じです。うららに片想いの小松崎くんが星城高校の生徒、他の作品と緩やかにリンクしています。
読了日:7月17日 著者:鯨 統一郎
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■ミステリーの人間学―英国古典探偵小説を読む (岩波新書)
イギリスの小説は人間の性格描写に力点を置くという根強い伝統があり、探偵小説というジャンルの中でもそれが生き続けているため、純文学と探偵小説との連続性が強い。ディケンズ、コリンズ、ドイル、チェスタトン、クリスティ。5人のイギリス人作家の古典的な探偵小説を取り上げて、「人間学」から見た特色を紹介。「人間を描く」ということが魅力的な作品へ繋がっていくんだなあ。
読了日:7月16日 著者:廣野 由美子
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■ミッキーかしまし
初めて読む作家のエッセイだから、おそるおそる「はじめまして」を読みはじめ、次々とページをめくったら、笑いのツボが多すぎて腹筋が崩壊しました。こうなったら「仁義なき戦い」見なくちゃおさまりません。猫の肉球の匂いを嗅げるなら、たとえ1回でジムに飽きてもいいじゃないか。
読了日:7月16日 著者:西 加奈子
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■ふたりのシンデレラ (光文社文庫)
劇団メンバーの身体データ表なんてあるから、それはもちろんそういうことだろうと疑いながら読んでいたのに、そっちか、そっちなのか!劇中劇の「ふたりのシンデレラ」舞台で見たいなあ。捜査担当の植田刑事と渡辺刑事は「鬼のすべて」に登場。
読了日:7月16日 著者:鯨 統一郎
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■新装版 長い家の殺人 (講談社文庫)
プロローグで、これはもうひっかけのために違いない騙されないぞと警戒していたのに、読み終わってみればすっかり騙されていました。確かに「溺れる」って表現がぴったり。探偵役のジョージのなんとなく破天荒なところが、これなら事件の発端となるMにたどりつくだろうなと、事件解決の道筋に違和感がありませんでした。権上さんに平穏な日々が訪れますように。
読了日:7月15日 著者:歌野 晶午
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■最新データで読み解くお天気ジンクス (祥伝社新書)
夏のオリンピックの次の冬は日本は寒くなることが多いなど、データを取り続けているから見えてくることもある。風が強い日に公園でお弁当を食べないのは髪が乱れてイヤというよりゴミが食べ物に入る、ってこともあるんだけれど。「地方に行くと女性が従順でおとなしい」「東京の女性がわがままになっている」「東京の主婦は雨でも雪でも買い物に行かないし、良く晴れて紫外線が強い場合も行かない。いったいいつ買い物に行くのか」色々と余計なお世話ですが、何かあったのかと勘ぐりたくなります。
読了日:7月15日 著者:村山 貢司
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■オスカー・ワオの短く凄まじい人生 (新潮クレスト・ブックス)
綴られるのはオスカーの人生、オスカーの一族の血の歴史。この世界を堪能するための原注も多いけれど、訳注もかなり多い。オタクと蔑まれるオスカーがそれでも諦めずに恋をして、さとうきび畑のあのセリフに本当に泣かされました。
読了日:7月14日 著者:ジュノ ディアス
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■武蔵野殺人ルート4の密室 (講談社ノベルス)
だいぶ昔の作品なので台詞回しが古いけれど、殺人事件の舞台になった土筆庵の非日常性を後押しするようで、だんだん気にならなくなりました。男女雇用機会均等法が施行されたとは言え、娘っ子と揶揄する刑事たちの中、阿加子が事件解決に尽力したいという熱意にほだされました。取調室での態度はそういうことだったのか。書名に繋がる発言が唐突過ぎてピンときませんでした。なんで平方根を持ち出してくるんだろう。
読了日:7月14日 著者:水野 泰治
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■日本の珍地名 (文春新書)
これを読んでるときに、えっ、この地名って今は無いのか∑と驚いていました。逆に、そんな地名にするなんてアリなのか∑とも思いました。財政難を逃れるために合併しなきゃいけなかったところの住民の胸のうちを知る由もありませんが、歴史のある地名が簡単に消えていくのはやりきれない。
読了日:7月13日 著者:竹内 正浩
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■あすなろの詩 (角川文庫)
これより先に「オレンジの季節」を読んでいたので、そうかこの二人か~と微妙な親近感。前半の、文芸同人誌「あすなろの詩」を復活させるために奔走したり、部員同士の恋の駆け引きのあたりは、いかにも大学生の青春群像。既存作品の合評会での評価もなかなか興味深いし、なにより星先生のキャラが好き。
読了日:7月12日 著者:鯨 統一郎
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■「日の丸」を科学する
日の丸を「何となく正視できない」「どうしても親しみが湧かない」って意見があるのが驚きだけれど、戦争を体験している世代にはそういう感情はあるんだろうなあと思い直しました。国旗のデザインから見て、色も大きさも統一基準が無いというのもまた驚き。
読了日:7月11日 著者:吹浦 忠正
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■晩ごはんおかずリレー
イラストエッセイで軽い感じの本だと侮ってましたが、これがまた思ったよりも実用的。料理初心者で材料がこんなに余ってどうしよう、って悩むひとの助けになりそうです。自分で作ると食べきってしまうし、余っても使いまわさずそのまま同じメニューでも苦じゃないので、こうやって工夫して楽しんで食べるっていうのはいいなあと思いました。
読了日:7月10日 著者:山本 あり
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■着ればわかる!
制服が持つ「立場を明確に人に示す」チカラっていうのは絶大だなあ。個人的には、三島由紀夫が制服フェチだと分かったことが収穫です。セーラー服からはじまってあれこれ着倒す酒井さん、とても楽しそう。なりきりキャバ嬢、意外とお似合いですw
読了日:7月10日 著者:酒井 順子
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■徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)
15人の将軍のほかに、結城秀康・松平忠輝・水戸光圀も掲載。どういう時代背景があったのかを踏まえつつ、死因を解明していく。漢方の研究を熱心にしていた家康のプライドは自分の寿命を縮めてしまうことになり、本職の医者の忠告はやっぱり聞くべきだったんだなあ。
読了日:7月10日 著者:篠田 達明
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■世界一の美女になるダイエット
ダイエットって、見かけのためじゃなく、内側からの健康が伴うものだとつくづく思わされます。「食事は、ドラッグのようにメンタルに影響し、よく効く薬にも、副作用をもたらす薬にもなりえるのです。」思い当たることが多くて色々と反省。
読了日:7月10日 著者:エリカ アンギャル
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■猫は引越しで顔あらう 猫探偵正太郎の冒険4 (光文社文庫)
糸山さんってば、まさかのお坊ちゃまであらせられるのか!東京に引っ越してきた正太郎、今回はトマシーナと会えなかったけれど、フルフルとニンニンって友達が出来て良かった。フルハタ・ニンザブローかあ、「消える密室の謎」のときも思ったけれど、自分だったらジミーとペイジにするかも。
読了日:7月10日 著者:柴田 よしき
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■大江戸料理帖 (とんぼの本)
松茸を鮑に見せかける精進料理なんて、今の時代にはもったいなさすぎて出来ないものもありますが、概ね作り方はシンプル。まるっきり昔のレシピじゃなく、現代人が美味しいと思うアレンジになっているので無理がない。お茶菓子に「椎茸煮しめ」ってなかなか意表をついた組み合わせ。
読了日:7月10日 著者:福田 浩,松藤 庄平
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■チョコレート・ダイエット
チョコアレルギーなので自分は食べませんが、チョコの効能が気になって図書館で借りました。おいしくて健康にいいなら文句ナシ。
読了日:7月10日 著者:楠田 枝里子
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■困ってるひと
病気はたいてい突然やってくるので、心構えが出来る前にあれこれ色んなことに巻き込まれていくものですが、ここまで精力的に活動していたひとがぽんっと放り出された(あるいは放り込まれた)難病の世界には、もう言葉が出てきません。自分が想像するよりはるかにつらいはずで、気軽に共感するなんてことも出来ません。ただ黙って受け止め、少しでも症状が緩和されますようにと祈るだけ。その後のおしりと一人暮らしはどうですか?
読了日:7月10日 著者:大野 更紗
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■猫座の女の生活と意見
ベタついてはいないけれど、そこをあえて言うのか!って感じの踏み込み具合。お向かいのマンションの住人の動向、衣装ケースいつ片付けるの、日の丸と富士山と紫色!一緒にその場で見ている気分になりました。私の知り合いのズボンがあんなのはパンツじゃなくて下穿きで充分だと言う、ってところでかなり笑いましたw
読了日:7月10日 著者:浅生 ハルミン
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■もっと変な給食
記録を改竄して給食のエネルギー量とか食材の辻褄あわせをするなんて言語道断、横領を疑われても仕方ないレベル。外部の監視がないと給食は成り立たないのか?気になったので念のために言うと、サンマーメンは本文にもあるとおり、中華街あたりを中心にした横浜市で主に食べられているものなので、神奈川県全域の郷土料理じゃありません。食べたことが無い神奈川の知り合いの方は横浜市出身じゃないはずです。でもまあ、ロールパンと一緒に出てくる道理はありませんが。
読了日:7月10日 著者:幕内 秀夫
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■ゴーストハウス
父親を亡くしたジャックが不安定だと思い込むセアラは世間的によくある母親像だし、自分の子供を心配する言動には頷けるけど、ジャックから見たら「見えてる」ことを理解してくれずもどかしくて仕方ない。そこにつけこむメアリ・エロイーズ・ローズウッドもまた、娘を心配する母親だったはずなのに、愛情のベクトルを間違えるとこんなにも残酷なことになる。子供たちに「いとしい者」の手が届きますように。
読了日:7月9日 著者:クリフ マクニッシュ
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■倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)
戦時中の女学校。少女たちの胸のうちの描写が木目細やかでとても美しい。あまりミステリだと意識せずに読んでいたので、最後のほうでスポットライトを浴びたかのように登場し、上月葎子がなぜチャペルに居たのか真相が分かったときに衝撃を受けました。そういう暗い思いを抱くのも、ある意味、少女の特権だったりするのかも。
読了日:7月9日 著者:皆川 博子
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■変な給食
揚げパンが大嫌いで食べたいひとにあげてた昔を思い出しつつ、自分が子供の頃には無かった米飯給食が羨ましくて仕方なかったのに、まだ主食のほとんどがパンだなんて∑いま現在のほうが食材のチョイスに幅があるはずなのに、なんでこんなへんてこりんなメニューなのか納得できない。
読了日:7月9日 著者:幕内 秀夫
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■女ひとりで海外団体ツアーに参加してます
団体旅行にひとりで参加していいんだ!目からウロコな気分です。完全に個人旅行で海外に行くのは勇気がいるけれど、団体旅行のくくりでなら安心。「正体を明かすか否か問題」ひとりで国内旅行をしても同じ問題に行き当たることがあるので、これって結構切実なのです。なんて答えるのがいいんだろう?
読了日:7月9日 著者:たかさきももこ
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■野武士のグルメ
ハラが減ったからメシを食うだけ。それだけのことなのに、お店に入るまでにかなりの葛藤、入ってからもだいぶ葛藤。野武士への道は険しい。店主とのやりとりがほほえましかったり、こんなの有り得ないとちゃぶ台をひっくり返したくなるような献立だったり、ふらりと入ってみました感が実にリアル。「死んだ杉浦日向子と飲む」キープされてた焼酎のボトルのところで胸がきゅーっとなりました。
読了日:7月9日 著者:久住 昌之
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■猫はこたつで丸くなる  探偵猫  正太郎の冒険(3) (光文社文庫)
山県雅美とトーマを軸に、おとこ心とおんな心が交錯している短編集。人間は面倒だ。まわりくどいことをしないと好きだと言えない。桜川ひとみも悩んでいる様子、きっぱりと決断しにくいことがあるのは人生につきもの。内容に触れられてないけれど、糸山さんが異動することになった事故が気になります。
読了日:7月9日 著者:柴田 よしき
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■江戸の検屍官 女地獄 (祥伝社文庫)
玄海が長崎に行ってシーボルトから学んだことで彦太郎はすんなりと検視の腕を認めるようになり、犯人探しに時間をかけやすくなったおかげで、読んでいるこちら側も筋立てに集中できました。大胆で丈夫、江戸の底に通じていてもやはり罪人、同情すべき事情があったとしても、手先に使うことを考えるより先にするべきことがあるんじゃないのかなあ。お月との一件、彦太郎は鼠に救われたね。
読了日:7月9日 著者:川田 弥一郎
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■神器〈下〉―軍艦「橿原」殺人事件
ようやく行き先が告げられたのに、それどこ?な感じは変わらないまま、艦内が狂気をはらんできて別の意味で臨戦態勢。いかにもチャラい毛抜け鼠がすごく真っ当に見える。とにかく贋でもなんでもいいから、生きねえ?生きてみろっての。そして私たちは、まだ愚図愚図とこの世界に居座り楽しそうに生きてる日本人であり続けるのだ。
読了日:7月8日 著者:奥泉 光
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■神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件
時刻表示「一八三〇」をちゃんと「ひとはちさんまる」と読んでる自分にやや苦笑い。甲板整列バッター制裁なんていかにも軍隊な場面もあるけど、個人を印象付けるエピソードがいちいち面白い。蝦を値切って買う前艦長、洒落を解する風流小学生だった根木。石目の俳句「生首に群がる蠅や曼珠沙華」なんて忘れられない。「橿原」の行き先、5番倉庫の中身、鑑底につかまっている潜水服。謎だらけで下巻に続く。
読了日:7月7日 著者:奥泉 光
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■魚偏漢字の話
漢語にないなら作ればいいじゃんっていうほどの種類を認識していたあたり、日本人ってつくづく魚が好きな民族なんだなあと痛感。漢字に関する原理的なことと歴史的な説明を踏まえつつ、魚偏の漢字を6つのパターンに分類、どういう成り立ちかを丁寧に説明していて理解しやすい。
読了日:7月6日 著者:加納 喜光
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■歴代天皇のカルテ (新潮新書)
資料の無い時代のことは推察するしかないにしても、こうしてみると、老衰で死んでいくのは珍しいことなのかもしれない。京都は風土病のおこり病(マラリア)が蔓延していて病魔退散の祈祷を行っていたとか、怨霊の祟りを恐れて精神的に不安定だったとか、今なら正体が分かっていることも、当時にしてみれば死活問題。
読了日:7月5日 著者:篠田 達明
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■生存者の回想 (フィクションの楽しみ)
名前の無い語り手の女性は、見知らぬ男が連れてきた少女エミリの世話をすることになって、突然そんなことになったのに、彼女がそこに疑問を抱かずに物語が進んでいくので、なんだか置いてけぼりを食らった気分でした。少女から段々と大人になるエミリは、名無しの彼女が傍観している外の世界とを繋いでいるみたいに感じました。ヒューゴウ見てみたい。
読了日:7月5日 著者:ドリス レッシング
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■イニシエーション・ラブ (文春文庫)
最後の最後まで、これのどこがミステリなんだろうと訝しく思いながら読んでいて、例の二行でようやく納得。マユすごいな。各章タイトルがその当時のヒット曲で懐かしさ満載、巻末の用語集「カセットテープ」でまたもや納得。
読了日:7月5日 著者:乾 くるみ
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■不思議の扉  午後の教室 (角川文庫)
学校が出てくればOKというゆるい縛りの多彩なアンソロジー。湊かなえ「インコ先生」ん?えっ?狐につままれたような不思議な感覚。古橋秀之「三時間目のまどか」微妙な時間差で出会った二人。どうでもいいけど、シェムラの変な発音が癖になるw小松左京「お召し」これだけサイクルが早かったら三千年なんてすぐだろうなあ。継承すべき技術や知識を守り育てる時間はどれだけあっても足りなくなりそう。そののど飴の意味を教える人はもういない。
読了日:7月4日 著者:
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■荒野の庭―言葉、写真、作庭
なんだろうこの説得力は。たくさんの水滴を身にまとう赤いカルメンは真顔で「自由を制止する言葉は撃ち抜け。」と訴えかけてくる。ただ優しく美しく佇んでいるだけの草花はひとつもない。
読了日:7月3日 著者:丸山 健二
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■江戸の検屍官 闇女 (講談社文庫)
姉を探すおいねと自殺か他殺か分からない死体。指紋だのDNAだの化学的なサポートがないので、犯人を見つけるためにはひたすら歩き証拠を集め、真実に近づいていく。兎に帽子を被せないようにっていう比喩はなんだろうと思ったら、なるほど「冤罪」かあ、納得。
読了日:7月3日 著者:川田 弥一郎
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■理系クン
自分をずっと文系と信じて疑いませんでしたが、理系クンの思考パターンを見るにつけ、どうやら理系なんじゃないかと思い始めています。そういうものじゃないの?って全然違和感がないんだもの;魚類の延長コード貰ったら一度はタコアシにしてシュールさを堪能したいです。理系クン全員がこうじゃないだろうけれど、一生懸命でかわいいなあ。
読了日:7月2日 著者:高世 えり子
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■本屋さんで待ち合わせ
本の海で溺れそうなときにはブックガイドに頼ってみるのもいいことで、そのガイド役が三浦しをんならさぞ楽しい旅になるだろうと期待しつつページをめくりました。堅苦しい書評じゃなく、好きだー!って思いが炸裂していて、どの本も読んでみたくなりました。紹介されている本のなかで自分の既読作品の書評を見つけたので少し嬉しかったです。この作品にそういう見方もあるんだなあ、奥が深いと思わず溜息。
読了日:7月1日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30008698

■水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
水車館の平面図を見たら、無駄とも思える中庭の広さに驚きました。事件と何か関係するんじゃないかと勘ぐってしまうほど。狂える建築家・中村青司と幻想画家・藤沼一成が揃ってはじめて水車館は意味を成した。仮面の男は美しい由里絵を愛し、そして愛されたかっただけ。
読了日:7月1日 著者:綾辻 行人
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■ねじの回転 (下) FEBRUARY MOMENT (集英社文庫)
壮大なifのために翻弄されることになった人間たち。HIDSを背負いながらも彼らが望む歴史こそが正しい歴史。技術を手に入れた者はなんて傲慢なんだろう。マツモトがカズと呼ばれない理由は、二十一世紀初頭、ニューヨークの街角で出会ったふたりが作る歴史に織り込まれるんだろうか。
読了日:7月1日 著者:恩田 陸
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■猫探偵・正太郎の冒険〈2〉 猫は聖夜に推理する (カッパ・ノベルス)
「賢者の贈り物」から続けてあとがきを読むと「正太郎を書いている時はふんわりと幸せ」って分かる気がします。「ナイト・スイーツ」選考結果が気になります、どうなったんだろう。どんな結果が出ても、ふたりだからきっと大丈夫だよね。
読了日:7月1日 著者:柴田 よしき
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