ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

山利さんの白味噌でお雑煮。

2014年01月15日 | ごはんよもやま話

 

お正月の前後によく話題に挙がるもののひとつは、お雑煮のこと。

「うちはこうで・・・」「夫の実家は〇〇〇・・・」

これほど地方色豊かで、そして、それぞれに完成された美味しさのあるお料理はないのでは・・・と思うくらいです。

そして、各家庭に伝承された味があり、それのみならずそこから独自のアレンジが加えられたもの・・・と、さまざまですね。

日本列島お雑煮分布図みたいなのをたまに見ますが、あちこちの食べ歩きをしてみたいなあと思ったりします。

 

前置きが長くなりましたが、我が家は元旦は夫の実家風のお澄ましのお雑煮です。

こぶだしであっさり取ったおだしのお雑煮、今年もおいしくできました。

でも正直、本当は元旦から白味噌が食べたくて仕方ない・・・。それは子どもたちも一緒。好きなんです。

で、待ちに待った白味噌雑煮を3日から、今年は3回ほど食べました。

といっても、去年の年末の「簡単おせち」の料理講座の試作などで、この冬は何回か作って食べたので子どもたちの気持ちも新鮮じゃ・・・ない・・・?・・・けど、やっぱり大好きなので、毎回喜んでくれます。

ましてや、今年は「山利」さんのなんですもん!!

 

しかし・・・。

すみません。お雑煮作る前に撮るの忘れてました。

だからパッケージのみです(><)

この袋に白味噌が入っていました(^^;)

 

 

山利さんの白味噌は、大豆、米、塩・・・のみで作られています。

しょっぱいはずなのに・・・甘いです。上品な甘さです。

あ~、買えてよかったぁ~♪

 

私が買ったのは錦市場の「麩嘉」さんです。

1年前の時は買えませんでした。お休みだったのだ。

今年は定休日も調べて時間もたっぷり取れるように向かいました。

 

この白味噌は、賞味期限が短く、長期保存は冷凍・・・と書いてあります。

そして、販売も冷凍・・・でした。ところが今年は冷蔵。

いいのかなあ・・・と思いつつ、すぐ使うし大丈夫・・・と購入して帰ってきました。

 

 

あ~。やっぱりこれ食べないと、お正月ってかんじがしないなあ。

今年は大根、金時人参、頭芋・・・。細めの雑煮大根が手に入らなかったけど、まあまあ材料そろえたほうでした。

そして、山利さんの白味噌。

それだけで味がまとまります。上品です。

作ったら急いで冷蔵庫へ。これであと何回か作れます。

 

ところがです。3回目の白味噌雑煮を食べようと作ったら、むむむ、ちと甘ったるい。

なんで・・・?

そっか、冷凍の謎が解けました。

きっとそうしないと熟成がすすむのでしょう。

うーん、おいしいんだけど、甘いよ~。

仕方ないので、少し普通の米味噌を加えました。そしたら、まとまりが。うん、よかったよかった。

 

お味噌は発酵食品だから、そうそうすぐに味が変わらない、そう思ってました。

でも、これほど顕著に味が変わるなんて。繊細に作られた、本物の無添加なればこそだと思います。

 

美味しさの秘密がわかったような気がしました。

よし。また来年。最後までおいしく食べられるように、気を払わなくっちゃ。

毎年繰り返しのおせちやお雑煮。

年々丁寧に、でもささっと作ってかつ味が安定するようになりたいものです。

そうしていつの日か、また自分の子どもたちが受け継いでくれますように。

願いをこめて、今年のおせち&お雑煮の話でした(*^^*) 

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