ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

宵山ですね。

2011年07月16日 | 日々のこと

今日の京都は宵山。

土曜日だし、連休やし、きっとすごい人出でしょうね。

 

 

写真は、四条通にある、「京人形 田中彌」さんの山鉾巡行のディスプレイ。

去年、通りしなにパチリ・・と撮りました。田中彌さんの思い出も語ればいっぱいあるけど、いっぱいすぎるから今日はおいといて。

 

 

子どもの頃家族と毎年のように街に繰り出していたけど、それは多分宵々山とかで、宵山ではなかったと思います。だって、あのすごい人・人・人・・・。そら避けますよ。

里帰りして行ったときは昼間に行ってたし。いろんな祇園祭の表情を知ってるけど、それでも一番の思い出は宵山です。

 

お年頃になると、京都の女の子は「誰と宵山に行くか」というのがすごく重要だった気がします。少なくとも、私のころは。

好きな人と浴衣を着て宵山を歩く♪ ・・・その夢が叶いました。高校生の夏でした。

 

たしかまだ明るい時間に待ち合わせて、もちろん私は浴衣を着て。

夢見心地でゆったりと鉾を見ながら・・・いえいえ、とんでもない。何しろすごい人なんです。

おまけに、なぜか、全部の鉾と山を回ろうということになり、慣れない下駄と浴衣で地図をにらみ人の波に揉まれながら、汗だくで32の山鉾を制覇しました!!

 

これ、やってみた人ならわかると思うけど、というか、そんなモノズキどれだけいるかわからないけど、ものすごく大変。

でも、がんばりました♪♪

 

たしか、かまきりのカラクリで有名な蟷螂山がこの年復活だとかで、看板が出て人垣ができてた気がします。あ。そんなんいうたら年がバレるか(^^;)

 

それから、何回も夏は来たけれど、宵山に男の人と行ったのはそのときだけだった気がします。モテなかった・・・わけじゃなかったと思うけど・・・(^^;)。うーん・・・。記憶がないのよね・・・。忙しかったのよ。ほんとだってば。

 

暑くて暑くて、くたくたになったけど、どこまでもずっと一緒に歩いてたくて、はぐれないように手をつないで回った宵山の夜。

ン十年経った今でも大切な祇園祭の思い出です。

 

若かったなー(^^;) 足は痛かったなー。

 

去年、宵々々山で見かけた若いカップルは、同じように浴衣を着ていたけど(ただし、もちろん今風。レースとかついてるし・・・)、みんなケータイ片手に鉾を撮ったり、記念写真撮ったり。

はぐれてもすぐケータイで連絡取れるしね。

レンアイも昔とは様変わりして、今の若もんの祇園祭の思い出はどんなんかなー、でももしかしたら汗だくになりながら全部回ってるカップルもいるかもね。(いるかよ)

 

お囃子と、あのむっとする熱気が懐かしい今夜です。

コメント (2)
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