浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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那須高原へ行ってきました

2010-10-17 18:27:00 | 出来事
仙台のおじいちゃん、おばぁちゃんにご招待頂き、那須高原へ行って参りました。
すっかりごちになってしまいました。

仙台と浦安の丁度半分の距離だということで、双方から那須で合流して温泉でまったり。


中央環状線からみえる綾瀬水門。川を自転車で行き来しはじめてから、橋や水門がランドマークとなって位置関係や距離感がわかってきて、車で走る時にも随分道路が解ってきた。道が解ると運転するのも当然楽になってくるもんだ。


送信者 水門と橋その2



那須はカミさんが5歳くらいの頃に義父母と一緒に遊びに来たことがあったそうで、本人はすっかり忘れているのだが、この那須温泉神社や殺生石はウン十年ぶりなんだと。

那須温泉神社

送信者 文化財部


温泉神社。正に地域信仰そのものの神社です。背後にある殺生石といい、自然に対する畏怖とか敬意という日本人らしい宗教観です。


殺生石

送信者 文化財部


九尾の狐で有名と云うけれど、何度か那須に来ているのに全然調べたりすることもなかったので、ここで。

玉藻前(たまものまえ)は大変美人で聡明、天下一の美しさだと謳われた。そして18歳で、鳥羽上皇に仕える女官となり、鳥羽上皇の寵愛を得るが、鳥羽上皇はその後体調を崩し病床に伏せりはじめた。


陰陽師・安倍晴明によって、その病は玉藻前によるものであり、彼女はその正体が白面金毛九尾の狐であることが見破られ、宮中を脱走。

数万の軍勢がこれを追い殺した。白面金毛九尾の狐はその場で石となったが、至徳2年1385年に玄翁和尚がこの石を打ち砕き、飛び散った石のかけらがこの殺生石なのだという。

有毒の気を吐く石と云う発想というか連想が素晴らしいですね。

そんなお話を肴にのんびり温泉。魂の洗濯です。温泉気持ちよかったなぁ。

茶臼岳

送信者 ドロップ ボックス


茶臼岳を登る国道17号はだらだらの渋滞。時間があればロープウェイに乗りたかったんですが断念。

サッポロビール那須工場

送信者 ドロップ ボックス


ビール工場を見学してまいりました。ビールの製造工程も楽しかったけど、ビールの歴史やビール種別とその製造方法の説明は面白い。

おじいちゃん・おばぁちゃんと子供たちと親子三代で旅行なんてなかなか機会が作れないものですが、今回はどうにか一緒に過ごす時間を作ることができました。ちょっと草臥れましたが、とっても良い思い出ができた週末でした。


送信者 ドロップ ボックス


早いもので、もう来年のカレンダーが・・・・。駅前でも年賀状の申込みとか。
10月も半分終わっちゃいましたねぇ。