浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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仁義礼智忠信孝悌

2005-06-22 23:40:54 | 読書
今日はようやく死に急ぐような出来事にも出遭わず平穏な日を送ることが出来た。めでたしめでたし。昨日までの勢いでは、命が幾つあってもたらね~。幼い子供を抱えた父親の身としては、まだまだがんばらないといけないのだ。
ところで、ここのところ河出出版から出た現代語訳の「南総里見八犬伝」にハマってみた。
「仁義礼智忠信孝悌」同年代なら誰でもメロディを口ずさめるであろう「南総里見八犬伝」。ずっと気になっていた本ではあったが、如何せん重すぎた。しかしこの河出出版の現代語訳は分厚いとは言え上下二巻で、何より現代語。この際避けて通れるか。

なんと懐かしい物語世界なのか。品革、浦安、今川そして行徳と、全くもって自己の行動半径と重なり、面白い事この上ない。
本を読みつつ、通勤電車の車窓から浦安の海を眺め、600年前の物語に思いを馳せるというのは、こりゃもう地元民ならではの楽しみ方ではないでしょうか?贅沢至極。幸せだ。