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ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

ロシア要人はロシア民族とは限らない

2022年04月27日 | 国際・政治(欧米)

ロシア革命の頃の人

 

旧ソ連(実質、ロシアとほぼ同じ)は現在よりもいろいろな国や地域を抱えていたので、いろいろな民族がいた。

 

これは有名な話ですが、ロシア革命を主導したレーニンはトルコ系だし、第二次大戦の頃のロシアの冷酷な独裁者スターリンはジョージア出身と必ずしもロシア民族ではない。

 

CIGSの「語られないロシアの歴史とアメリカとの深い関係」から引用すると、

 

レーニン(本名はウリヤノフ)

父はカスピ海沿岸のアストラハン出身の物理学者で、モンゴル系のカルムイク人とトルコ系のチュバシ人の混血。母はドイツ人、スウェーデン人、ユダヤ人の混血。

 

カルムイク人は現在でもカスピ海の西北岸に自治共和国を作っていて、人口は約30万人。かつては現在のモンゴル西部に住んでいたのですが、チンギス・ハーンに追われて西に移動してきた。現在でもチベット仏教を信仰している。

 

スターリン(本名はジュガシビリ)

ジョージア人

べリヤ(悪名高い秘密警察の長官、後に粛清された)

ジョージアの中の少数民族であるミングレル人

トロツキー(スターリンと対立、メキシコに逃れるが暗殺される)

ウクライナ生まれのユダヤ人

 

映画 「戦艦ポチョムキン」

 

そういえば、昔読んだ本の中に、映画「戦艦ポチョムキン」は名画だという紹介があった。これは白黒でサイレント映画。舞台はウクライナの港町オデッサ。ロシア革命中の1905年(日露戦争の日本海海戦の直後)、ロシア帝国の黒海艦隊新鋭の戦艦ポチョムキンで起きた水兵による反乱事件を描いている。ただし史実と異なる場面が多いらしい。

 

現代のロシアの人も?

 

ラブロフ(現外務大臣)

ジョージア生まれで、父がアルメニア人、母がロシア人

ナビユーリナ(中央銀行総裁、ナビウリナとも書かれる)

タタール人

ショイグ(国防大臣)

モンゴル共和国に接する中央アジアのツバ共和国出身で父がツバ人、母がロシア人

 

新司令官は?

 

なぜこのような話を書くかというと、プーチンが旧ソビエト連邦(略称ソ連)の再興のようなことを言っているから。上に書いたように、ロシア革命の頃、革命の重要な部分を担った人たちは、必ずしもロシア民族ではなかったし、それは現代でもそう。

 

理由がもう一つ。ウクライナとの戦争の司令官に任命されたドヴォルニコフは、どこかアジア系のような顔つき(目は青いけど)が気になったから。ネットによると、1961年沿海州南部のウスリースクの生まれとなっているが、わかったのはこれだけで彼の出自は見つけられなかった。

 

2022年4月27日

 


様子のおかしいプーチン

2022年04月24日 | 国際・政治(欧米)

プーチン大統領の健康に関わる噂

 

中村逸郎教授は、以前からプーチン大統領の様子がおかしいと言っている。それ以外にもネットには、いろいろな憶測が出ている。例えば、右手で机の端をずっと掴んでいるのは手の震えを隠そうとしているのでは?とか。(手の震えは、机を掴んだくらいでは治まらないという医師も居る) 他にも甲状腺の専門医がプーチン大統領の居住している施設を頻繁に訪れているので、甲状腺関係の病気(甲状腺がんの死亡率は高くないらしい)では?という推測もネットに出ている。しかし、本当の病状は専門の医者が実際に診察しないとわからないので、推測の域を出ない。

 

素人がみても何かおかしい、少なくとも何らかの病気を患っている

 

プーチン大統領とショイグ国防相が小さい机に向かい合って座って、ショイグ国防相がマリウポリの戦況を報告している12分の動画をロシア大統領府が4月21日に公開している。この動画では、ショイグ国防相は浅く椅子に掛けてメモを見ながら報告している。一方のプーチン大統領は椅子に深く腰掛けて聞いているが、時々上半身を前に傾ける。この動画を見ると、気になる点がいくつかある。(見たのは一部です)

 

例えば静止画はこちら。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb29051406e949efc43dfb04bc2fdb51f8ba3ba

動画はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=CLHe7uAFoHI

 

・従来から指摘されている様に、右手は机の端を握ったまま片時も離さないし、動かさない。

・左手は口に行ったり、机の上に置いたり、膝の上に置いたり、指を動かしたりしているのに?

・ズボンと靴の間から見える靴下を履いた足首がとても細い。

・ズボンを履いているので確認は難しいが、「ふくらはぎ」や太腿も細いように思える

・椅子に深く腰掛けたまま話しているが、頭の動きと上半身の動きに何か違和感がある。それに静止している時も、頭と上半身がくっ付いているように思え、何かおかしい。

 

死に至る病気でないにしても何かしらの病気がある

 

今回の動画と比較できるような以前の動画があれば良いが、残念ながら見つからなかった。プーチン大統領は鍛えた上半身(鍛えているようだけど、脂肪が取れていないのでブヨブヨ感がある)を見せつける動画や写真を公開しているが、下半身の裸は見せていなかったと思う。医者ではない私が推測するのもどうかと思いますが、動画を見ているとプーチン大統領の動作に健康ではない人の雰囲気が漂う。少なくとも、健康な人の振る舞いでは無いような。 

 

2022年4月24日

(追記 2022年4月26日)

4月23日の深夜に、モスクワの大聖堂で行われた復活祭の礼拝にプーチン大統領が出席した。起立したプーチン大統領は、胸の前に両手で燭台を持ったり、右手で十字を切ったりしている動画が公開されている。これを見ると、動作に不自然さはないし、健康そうに見えるが・・・

(追記 2022年4月27日)

昨夜のTVで、プーチン大統領が歩いている画像を流していたが、右腕は棒のように垂らしていた。右腕はやはり動作がおかしい。

 

 

 


ロシア軍の死傷者が多いのは伝統

2022年04月09日 | 国際・政治(欧米)

ノモンハン事件におけるソ連軍の死傷者は日本軍より多い

 

第二次世界大戦の前の1939年5〜9月に、中国東北地方とモンゴルの国境付近で、日本の関東軍とソ連・モンゴルの連合軍が衝突し、日本は敗北した。これを「ノモンハン事件」という。実際は「戦争」だけど、戦争と呼びたくないので「事件」といっている。プーチンが今回のウクライナとの戦争を「特別軍事作戦」と呼んでいるのも「戦争」ではないことにしたいから。

 

当時の中国東北地方には、日本の傀儡である満州国があり日本の関東軍が駐留していた。またソビエトと書いたり、ソ連と書いたりしているが同じで、ソビエトやソ連は実質的にロシアが中核でした。(レーニンはトルコ系、スターリンはジョージア出身ですが)

 

2018年08月18日のブログ「終戦を早めることは出来なかった」に書いたことを一部引用する。

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最近、(ノモンハン事件に関する)旧ソビエトの秘密資料が見られるようになり、ソビエト側の死傷者が日本側より多かったことがわかった。このことから、日本は勝ったという人がいますが、それはおかしい。死傷者数で勝ち負けが決まるのなら、第二次世界大戦のソビエトの死傷者は2000万人。日本は300万人、ドイツは700万人なので、日本とドイツはソビエトに勝ったことになる。

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この「ノモンハン事件」の死傷者は、日本軍よりもソ連軍の方が多かったらしい。ノモンハン事件直後は、ソ連軍は自軍の損害を少なめに発表する一方で、日本軍の損害を多めに発表していた。ところがソ連のペレストロイカ後、ソ連の重要な文書を閲覧することが可能になり、その中の「ノモンハン事件」に関する文書に書かれていたソ連軍の死傷者数は、以前の発表よりかなり多いが、信憑性は高いと思われる。それでも戦争なので正確な死傷者数にはいろいろな説があってややこしいが、Wikiによると

 

日本軍

出動:58,925人

戦死:7,696人(8,109人説も)

戦傷:8,647人(8,664人説も)

生死不明:1,021人

合計:17,364人

 

ソ連・モンゴル軍

戦死:9,703人

戦傷:約15,952名(約16,000名とする見解もある)

ソ連軍合計:約25,655名

 

モンゴル軍死傷者990名

ソ連軍・モンゴル軍合計:26,645人

 

これを見ると、ノモンハン事件で勝った側のソ連・モンゴル軍の損失が大きいことがわかる。それでも日本は敗退した。

 

始めに書いたように、第二次世界大戦の損害もソ連がダントツで多い。ソ連の後継のロシアの死傷者が多いのはロシアの伝統でしょう。作戦が悪いのか、兵隊の士気が上がらないのか。

 

昔読んだ本(題名は覚えていない)にはこんなことが書いてあった。

・前線に送られる兵隊はロシアに征服された地域に住んでいる人が多い

・ソ連軍には、前線の兵隊の後ろにいて、前線から逃げて来る兵を狙撃する共産党の督戦隊がいた

 

これからすると、ソ連軍は士気が上がらない軍隊だったようです。

 

ロシア国民は情報統制されているけど、情報があっても・・・

 

メディアでは、ロシア国内で情報統制されているので、プーチンの人気が落ちないと言っている。しかし、情報が統制されていなくても、プーチンの人気は落ちないと思う。

 

アメリカでは、トランプの人気がいまだに高く、次期大統領選挙に出たら当選するのでは、と言われている。私はアメリカ人がそこまでアホとは思わないけど。アメリカでは、情報統制が無いのにトランプの悪行を信じない人がいるし、そういう情報を見ない(見たくない)人が多いと報道されている。

 

情報が溢れていても、人は心地よい情報だけを選んで見たり聞いたりすると、情報が無い場合と同じ。アメリカではいまだに「進化論」を信じない人がいるらしいし、ワクチンを信じない人も居るし、様々な陰謀論を信じている人も多いらしい。

 

人の心の闇は深い。

 

2022年4月9日

 


日本に関する米中密約は存在する?

2021年04月17日 | 国際・政治(欧米)

アジアン・ビューティーのレベルを下げるな!

 

自民党の男性衆議院議員が国会の予算委員会で、オリンピック・パラリンピック担当大臣で元アナウンサーの丸川珠代氏を「アジアン・ビューティー」と呼んでヨイショしていた。東大の女子学生の中にも美人はいるけど、彼女は「アジアン」であっても、「ビューティー」ではない。他国の人に誤解を招く表現はしないで欲しい。

 

米中の密約とは?

 

本当に存在するかどうかわからない有名な密約に、ニクソン米大統領時代の1972年に、米国と中国が結んだとされる密約がある。2017年01月09日 のブログ「米中密約? トランプはどうする?」から密約を引用すると、

 

1)「東アジア地域において日本だけは核武装させない」

2)「米軍は日本から出て行かない、駐留を継続する」

3)「日本政府には、台湾と朝鮮半島をめぐる問題で発言権を持たせない」

 

この密約は「確かに存在し現在も効力がある」と言う人から、全く信じていない人までいるが、密約なので確かめようがない。しかし、ニクソン元大統領やキッシンジャー元大統領補佐官の腹黒そうな顔を見ていると、存在していてもおかしくないと思う。

 

「核武装」は現在では意味がない

 

日本は当面核武装するつもりはないので、「東アジア地域において日本だけは核武装させない」という項目は意味がない。それにこの文言では、韓国・北朝鮮・台湾は核武装しても良いことになる。昔はこれら三国の国力が弱かったので核武装の可能性は極めて低かったけど、今ではその気になると核武装できるし、実際北朝鮮は核武装している。したがって、この項目は東アジアの現在の状況に全く合っていないし、中国にとって有利な密約になってしまった。

 

米軍は駐留を継続する

 

日本は米軍の駐留を望んでいるし、米国も中国を抑えるために駐留を継続するつもり(多分)。「米軍は日本から出て行かない、駐留を継続する」という項目は、今となっては中国にとってメリットは無い。昔は、米国が日本を抑えることに中国が期待したかもしれないが、現在ではあまり意味がないと思える。

 

日本が米軍を日本から追い出す時は、尖閣諸島に中国が上陸したとか、米軍が日本にとって役立たずと分かった時。その時、日本は核武装するかも。

 

日本は、台湾と朝鮮半島に関わりたくない

 

中国と台湾が戦争になっても、日本は関わりたくないので、「日本政府には、台湾と朝鮮半島をめぐる問題で発言権を持たせない」ほうが日本にとって利がある。朝鮮半島の問題も出来るなら関わりたくない。ただし、「発言権を持たせない」けど、金や人を出せというのは断りたい。

 

この密約は将来日本が米国の傘から出る時は効いてくる

 

将来、日本が米国の核の傘から出る決断をした時に、この密約が意味を持ってくる。ただし、その頃の米国と中国の関係は現在より悪化しているので、この密約はほとんど効力がない。

 

こうしてみると、この密約が本当に存在するにしても、現実にはほとんど意味がない。それでも、米中首脳が交代するときに密約を確認しているのであれば、「昔、中国と米国の仲は良かった!」という事実を米国に思い出させる中国側の希望が強いのかもしれない。

 

米中会談は密約の確認か?

 

中国や米の政権が変わった時に、米中が密約を確認しあっている可能性がある。2017年03月25日のブログ「習近平とトランプ会談」にも書いたように、米中会談の一つの目的は、「密約の確認」だという説がある。

 

習近平が2012年11月に総書記に、2013年3月に国家主席に就任した後の2013年6月に、習近平・オバマ会談が開催されている。もちろん、二大国が話すべきことは他にもあるので、密約だけを話したわけではない。

 

そして、日本時間2017年4月7日早朝にトランプ大統領と習近平主席の会談が「マール・ア・ラーゴ」で夕食を取りながら行われた。

 

さて、バイデン大統領と習近平主席は、電話会談を2021年2月11日(日本時間)に行なった。日本に関する密約の確認があったのなら、ここだろうけど、確認のしようがない。

 

密約が存在する方に傾いて来た

 

ここからは私の推測。最近、中国から日本に厳しい発言が出ている。例えば、4月6日の日中外相による電話会談で、中国外相は日本に対して「大国の対立に関わるな」と警告した。

 

少し前までは、日本に対する中国の態度は少し柔らかだったけど、2月11日から少し経過してから中国の外相や報道官の発言がシビアになってきたような気がする。これも、密約を継続したからと勘ぐってしまう。

 

私は、密約が存在した方に傾いて来た。しかし、現在も密約が存在しているにしても、儀式的なものになっていると思う。

 

2021年4月17日

 


アメリカでは、配達にもチップが必要なんだ!

2021年02月25日 | 国際・政治(欧米)

チップについては、2013年09月16日のブログ「日本人には不可解な『チップ』について」に一度書いていて、チップの不合理性を指摘している。

 

1月16日の“Techinsight“に「8ドルのチップに配達員“カレン”がブチ切れ大暴れ 商品を持ち去る」と言う記事が出ていた。

 

食べ物を届けに来た女性配達員は、注文主が予め玄関に置いていた8ドルのチップでは不満で注文主に不満をぶつけたが、チップの増額を断られたので配達した食べ物を持ち帰ったという内容。

 

配達員は、20㌔離れた遠くから来たと主張しているし、注文主は(車で)15~20分の距離だろうと言っている。(田舎の信号のない直線距離で20㌔の道路なら、80㌔/時で飛ばせば15分で着くけど? 私は現地の土地勘が無いので、どっちの主張が正しいのか実際のところはわからない)

 

この配達員と依頼主のやり取りからわかるのは、配達を依頼すると正規の配達料以外にチップ(ここでは8ドル以上)が必要だということ。正規の配達料がわからないけど、仮に1000円とすると、配達料の総額は2000円近くになるとしたら高い! 20㌔も配達するとそれくらい必要になるか。それとも、正規配達料は相当安いので、配達員はチップに頼っているのかな?

 

どっちにしても、チップは不透明でトラブルの元。最新の配達システムを標榜するのなら、配達料を透明化するべきです。距離制にするとか、事前に配達員と依頼主の交渉にするとか。

(この配達員は、アメリカ・フードデリバリーの最大手「ドアダッシュ(DoorDash)」らしい)

 

2021年2月25日