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ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

(追記)STAP細胞のもう一人の主役、Vacanti教授

2014年03月27日 | STAP細胞

325日の読売新聞(電子版だけ?)によると、41日のVacanti 教授の講演会は、中止になったようです。

この講演会は、Vacanti教授が所属する米ハーバード大系列のブリガム・アンド・ウィメンズ病院において、「組織工学とSTAP細胞」という題名で講演する掲示が病院のホームページにありました。

そうでしょうね、今の時点で影響が大きすぎるので、病院が止めたのでは? そうでなければ、初めからエイプリル・フールだったのでしょう。

 

また、ハーバード大の日本人医師が、「Vacanti 教授はボストンで声をあげているのに、日本では実際に関わった人が声をあげていない」と書いていました。しかし報道によると、Vacanti 教授は日本メディアの取材には全く応じていないので、事実と違うように思われます。

 

この人のように、日本人(海外在住者も含めて)の中には、一方的に日本が悪いというような意見を言う人が見受けられます。世の中、そんな単純な話で終わったのは、はるか遠い昔です。

 

これで思い出すのは、昔の新聞には、「東京では道のあちこちに犬の糞が落ちている。パリではこんなことは無い」という類の話が良く載っていました。そうすると、パリ在住の日本人から「犬の糞が落ちていない場所は何処だ。その場所を教えろ」という投書が来たそうです。

私がパリを駆け足で観光した時は気付きませんでしたが、パリの糞公害は有名なようです。

 

2014.3.27


STAP細胞のもう一人の主役、Vacanti教授

2014年03月19日 | STAP細胞

STAP細胞に関して、もう書かないと書きましたが、Vacanti教授に関して書かしてください。それは、Vacanti教授が今回の騒動の大本と思われるからです。

 今回の騒動で解明されていない部分は沢山ありますが、うやむやにされてしまいそうなのがVacanti教授の関わりです。なにしろ、Vacanti教授は、博士論文を審査した一人でもあり、”Nature 論文の著者の一人ですから。

その一方、Vacanti教授は、博士論文に置いても、STAP細胞の実験においても、ほとんど関わっていないと推測されます。なぜなら、博士論文でアメリカNIHからの引用に気づかないのがおかしい。それに、理研が35日午後に公表した、実験手順の詳細の作成には関わっていないように思えるし、314日の理研の中間発表にも、Vacanti教授の関わりは無いようです。

じゃあ、Vacanti教授は、博士論文やSTAP細胞の論文で何をしたのでしょうか?

STAP細胞のアイデアを出しただけ?それとも、論文の書き方も教えた?

 Boston Globe紙のCarolyn Johnson 記者の書いた記事によると、Vacanti教授は博士号を持っていないので、医師では無い。記事には、病院の麻酔科部長で、Engineer と書いてあります。一体、彼の正式な肩書、あるいは仕事は何でしょう? 本当にハーバード大学の教授なのでしょうか? 

 

STAP細胞を追っかけている海外のサイト

http://www.ipscell.com/

317日付で、次のような興味ある記事が出ていました。

Vacanti 教授は、41日にBrigham and Women’s Hospitalにおいて、“Tissue Engineering and STAP Cells”という題名で講演する」

Brigham and Women’s Hospitalは、ハーバード大学傘下の病院のようで、Vacanti 教授もここの麻酔科部長ということになっています。“Tissue Engineering” とは、組織工学とか再生医学という訳です。私もボストンに行って、1時間の講演を聞きたいですが、遠すぎます。それに、開催日があやしい。現地に行ったら、誰も居なかったりして。

 ところで、Vacanti 教授を調べていたら、ハーバード大の日本人医師の方が、ハーバード大の様子をレポートしていました。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140317-00010000-fsight-soci

フォーサイト 317

前半は、STAP細胞の報道やハーバード大の周囲の人たちの反応について。

後半は、日本の博士号の粗製乱造について。

後半の博士号の粗製乱造に関して、「実は、アメリカも粗製乱造ではないの?」と言いたいところですが、データを持っていないので、ここでは取り上げません。

 特に言いたいのは前半で、まるでVacanti 教授が、被害者か第三者のような感じで書かれています。アメリカでは、声を挙げないと承認したことになるという考え方は、そうだろうと思いますが、まるで日本側だけが悪いというような意見はどうかなと思います。

この人は、Boston Globe紙を読んでいるようですが、STAP細胞を追っかけている海外のサイトも読んで欲しいと思いました。

 

2014.03.19


STAP細胞は一体何物? 理研が実験手順の詳細を発表

2014年03月06日 | STAP細胞

5日午後に理研が、実験手順の詳細を発表しました。

http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140305_1/

これを見て、早速反応が出ています。

 慶応大学の吉村教授は、遺伝子の再配列が起きていないと書かれていたので、細胞が変化したのではなく、元々あった幹細胞を選別して発見したという考えを強くしたと書いています。また、同じような意見を持った他の人のサイトも引用しています。

http://new.immunoreg.jp/modules/pico_boyaki/index.php?content_id=348

 海外では、早速例のSTAP細胞の特集を主催しているサイトで、35日付で反応しています。

http://www.ipscell.com/

私が興味を持った点は、

・今回の発表に、「遺伝子の再配列が起きていない」と書いてあったので、1月末発表の論文と矛盾することを、この人も言っています。

Vacanti教授は、論文の共著者じゃ、なかったの?

 その気持ち、わかります。多分、共著者では無かったのでは?

・サイトの主もSTAP細胞とSTAP幹細胞を混同していたようだ

 STAP細胞とSTAP幹細胞があって、iPS細胞はSTAP幹細胞と比較するべきと指摘したのは、iPS細胞研究所長の山中教授でした。(最初かどうかはわかりませんが)

212日の「iPS細胞とSTAP幹細胞に関する考察」

http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/other/140212-194926.html

さすがに、山中教授ですね。

私はこれを読んで、この海外サイトでも混同しているのでは?と、217日の「STAP細胞に関する「もやもや」について」で指摘していました。(私のささやかな満足です)

意見

理研は、論文の無断引用や画像疑惑だけでなく、時間をかけても良いので、STAP細胞と称するものが本当に何なのかを、他の研究機関と連携して、解明してほしいと思います。

 

(ついでに)

吉村教授も「STAP細胞は、もうこれで止めよう」と書かれていましたが、私ももう止めようと思います。

 

(すみません、追加です。以前から気になっていたことです)

STAP幹細胞の作成方法が疑問?

STAP幹細胞を作るには、「STAP細胞を特殊な培地で培養することで、一部のSTAP細胞が増殖能を獲得し、多能性と増殖能の両方を持つSTAP幹細胞に変化する」らしいのですが、培養するだけで、一部がSTAP幹細胞に変化する? これって、元からSTAP幹細胞らしきものが存在したと考える方が妥当と思います。

2014.03.06


STAP細胞のVacanti 教授はVacancesへ?

2014年02月28日 | STAP細胞

http://www.ipscell.com/

は、前にも引用しましたが、その後も非常に熱心にSTAP細胞を追っかけています。

このサイトの225日付で、

” Top 5 excerpts of BioSciTech article on crazy STAP stem cell situation”

の見出しがあり、その記事中に次のように書かれていました。

 

2. Vacanti(バカンティ)教授は、数週間メキシコへバカンス ”Vacation” に出かける。

 

えっ! この時期に? なぜ? 

 そこで、Vacanti教授を検索すると、広島大の難波名誉教授が書いた記事をネットで見つけました。

http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/11a2a2dd083e3749d31549a4dcc411f7?fm=entry_awp

 この中で、難波名誉教授は、Boston Globe紙のCarolyn Johnson 記者の書いた記事を紹介しています。

Vacanti教授(医師?)は、博士号を持っていない

・彼の「小さな芽胞様桿細胞」説は学会からは相手にされず、マサチューセッツ医大でも孤立した

Vacanti教授は、自説の正しさを証明してくれる「学生」を捜していた

 難波名誉教授は、上記以外にもSTAP細胞に関するいろいろな課題・問題点を指摘しており、現在ではSTAP細胞に否定的なようです。

 

Carolyn Johnson記者の記事は、英文で量が多いので、私はこれから読みます。

http://www.hitwake.com/author/8475713/carolyn-johnson

筆者は、Boston Globe紙のHealthチームのScience Writerです。

アメリカの若い(写真を見ての感想)女性記者が、22日の時点で、これだけの記事を書けるのには、考えさせられます。日経新聞の「理研の発表にだまされた」と言う記事とは、大違い!日本では、年寄の記者でも、これだけの記事は書けないだろうなあと思ってしまいます。

 今回の発表の直後は、マスコミとネットで、変な話題でお祭り騒ぎでした。しかし私は、こういう論文は追試してみないと何とも言えないと思っていました。科学をかじった人は、みんなそう思ったでしょう。恥ずかしいことに、政府の総合科学技術会議も、お祭り騒ぎの片棒を担ごうとしましたが。

 

その後、STAP細胞に関するいろいろな疑惑がネットで流れるにつれて、逆に「論文の発表者ガンバレ」という気持ちも強くなってきていました。しかし、発表から1ヵ月、日に日に状況は悪くなっているようです。

 

2014.02.28


STAP細胞、マスメディアと内外のネットはどう伝えたか?

2014年02月22日 | STAP細胞

国内のネット上では、STAP細胞をめぐって、誹謗・中傷・擁護・嘆きが飛び交っています。頭に血が上っている人も、結構いるようです。

一方、マスメディアのSTAP細胞発明者に関するお祭り騒ぎは、最近はさすがに下火になっています。毎日新聞が早かったようですが、多くのメディアは、論文の画像に関する流用疑惑を報じています。

 221日の日本経済新聞には、「揺れるSTAP細胞」と言う記事が出ています。内容は、最近の状況を説明した後、メディアがミスリードされたのは、理研の広報が悪いという愚痴です。これって、自分のレベルが低いことを自ら証明しているようなもので、新聞記者と言うのは、官公庁の発表を鵜呑みにしてそのまま記事にするという、お粗末というか、お気楽な商売と言う実態を晒したものです。呆れた!

 前に紹介した海外のサイトでは、STAP細胞に関する記事および再現実験が、ほとんど毎日更新されています。

http://www.ipscell.com/

再現実験の投稿はこちら。

http://www.ipscell.com/stap-new-data/

 このサイトでは、”Nature” 誌の編集者とコンタクトを取ったり、世界の科学者の追試の状況を掲示したりして、海外の様子を知るのになかなか便利なサイトです。22日現在のSTAP細胞の再現性(予測、見通し)は、1勝9敗1分けです。

しかし、こう毎日更新していると、ちょっとこの人やり過ぎでは?とか、他にちゃんと自分の仕事をしているの?と思ったりしています。

 

2014.02.22