私がブログを始めた頃の話を紹介します。2013年3月19日のブログ「今を大切に生きる-弟のイチゴとアマガエル-」にこういう話を書いています。
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朝日新聞2004年5月27日朝刊の「ひととき」欄から
「今」を大切に
「あの時、イチゴを買ってあげればよかった。食べさせてあげたかった」
4年前に他界した母から、この言葉を何度聞かされたことか。
昭和36年5月27日。2歳の誕生日を1週間後に控え、自宅の前で交通事故死した弟。その前日、通りかかった店先でイチゴを指さし、まだはっきり話せなかったが、「あーあー」と言って、買ってほしい意思表示をしていたという。
母は「今度買ってあげるよ」と言って、通り過ぎてしまったそうだ。そのことが心残りで、弟のことを思い出すと、冒頭の言葉がつい口から出るのであった。
昨年の春から教育費がゼロになった我が家。3人の子育て中、一番大切にしてきたことは「今」ということだった。経済的には大変でも、一人ひとりの希望を最優先させたのは、事故死した弟のことが教訓になったからだと思う。
もしかしたら明日死んでしまうかもしれない、と本気で考えられたことは、後悔の少ない子育てにつながったような気がする。
前掛けを血で真っ赤に染め、弟を抱き上げてぼうぜんと立ちつくしていた母の姿。私は当時小学校2年生だったが、はっきり覚えている。忘れられない光景だ。
また、弟の命日が巡ってくる。
東京都葛飾区 S.H.さん パート・50歳
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弟さんがどういう交通事故で亡くなったか、書かれていないのでわかりません。もしかしたら、車の前に飛び出したのかもしれない。
2025年2月17日のブログ「小さい子が飛び出してきたと交通標識のクレーマーとスーパーの分類ゴミ」に次のような文を書きました。
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小さい子が突然飛び出してきた
晴れた日の午後、片側1.5車線の比較的広い道を約40Kmの速度で運転していたら、突然左からヘルメットを被った女の子?が幼児用の自転車に乗って横切って来た。あわてて急ブレーキを踏んだので衝突には至らなかったがビックリした。もっとスピードが出ていたら、急ブレーキが間に合わず、自転車の子供を轢引いていたかもしれない。これを言うのも変だけど、自転車がスピードを出していたのも良かったかもしれない。
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歩道には低い樹木が植えられているので、飛び出してくるまで子供は見えなかった。
再度、同じ場所を通ったので確認すると、子供が自転車で飛び出してきた場所はT字路で、左に道があった。右側の歩道には、おじいさんと子供が歩いていたが、自転車の子供の関係者なのかわからない。子供が自転車で飛び出してきた道の先50mほどに公園が見える。もしかしたら、おじいさんを追いかけてきたのか、と思った?
この時のドライブレコーダーの画像を捜したので、それを掲載します。動画は容量を食うので写真にします。
小さい子が自転車で飛び出してきた
小さい子は飛び出してくる可能性はあると思っていても、こういう人通りの少ない道で何の前触れもなく、まさか飛び出してくるとは思いもよらなかった。しかも、歩道脇の背の低い樹木に遮られて直前まで気がつかなかった。親が子供をいつも見張っているのは不可能とは思うが、飛び出さない様に子供に言い聞かせて欲しい。子供が注意を聞くとは思えないけど。
2025年5月11日