「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ちょっと足を延ばして」

2016年04月14日 | 旅行・レジャー

             
                        桜の、国宝松江城 (2016.4.9 撮影)

高校に進学した孫兄ちゃんの入学式に参列した折、予定した行事は午前中で全て終了した。
お天気は最高、桜もまだ見頃。そのまま真っ直ぐ帰るには少しもったいない気持ちになった。
朝早く起きて、153kmという長距離を運転してきたのだ。飽くまでも本命は入学式参列である。その要件をクリアーした後は自由時間にさせてもらってもお咎めはないだろう、と勝手に決め込んで・・・。

兄ちゃんの学校から日本海側を目指して、国道54号の一般道路をひた走る。約70kmばかり走って宍道湖畔に出る。
そこからさらに松江市を目指して数キロ。目標の国宝に指定された松江城に到着。カーナビが迷うことなく道案内してくれた。
花見客で狭くなったお城前広場を、桜を眺めながらそぞろ歩き。見上げる天守閣は、黒を基調にした重厚感あふれる見事さ。

どうしても一緒に行きたいというカー君の希望に合わせてゆっくり城内見学。
コンクリート造りの岩国城では味わえない、古きよき木造建築の粋を見せつけられる。柱の1本1本にも深い趣を感じながら。
国宝に指定される決め手となった、2枚の「祈祷札」が打ちつけられていた箇所や、兵糧攻めに対応する城内の井戸など、しかとこの目で。

『弁当忘れても傘忘れるな』と言われるほどに、曇り空、雨や雪の多い山陰地方。
それでも、宍道湖や日本海に近づくと、雪の量も多少は減るのだろうか、道路わきの雪の深さを示すポールが見当たらなくなる。
兄ちゃんの学校に行くまでには、間違いなく道路両サイドに紅白のポールが立っていて、積雪量がひと目でわかるようになっている。
学校から数十メートルの位置に、スキー場がいくつもある雪深いところ。

縁あって島根県を身近に感じるようになった。その代表が松江城、というわけでもないが、「一度はご覧なさい」と言っておこう。
一日の走行距離としては過去最高の460km。いささかお疲れ。翌日はお尻の周りが重かったような。
でもそんなことを言ってはいられない。いつ応援に駆け付けることになるのやら。
兄ちゃんのいない寂しさを一番感じているのは、ほかでもない「おとうさん」と、娘が笑う。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
より道 (takeko)
2016-04-15 01:54:05
をしてきてよかったね。これからも再々行く行くチャンスがあるね。
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松江城 (ピヨピヨ)
2016-04-15 18:16:12
何と長距離ドライブをされましたね。
まずはご無事でのお帰り何よりでした。

松江城の雰囲気、入り口階段辺りですでに好きでした。
子供たちが中学生の頃の記憶ですが、できればもう一度行ってみたい場所です。

この先、何度か、長距離ドライブの機会がありそうですね。

寂しさを隠さないお父さんスキーシーズンの、息子さんからの連絡を楽しみにされているのではないですかね。
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takeko さん (yattaro-)
2016-04-15 22:16:20
さてジジが何度足を運ぶことがあるのやら。
遠くで見守るのが一番いいのかも。
でも雪のない季節、ドライブと思って出かけるのかもね。
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ピヨピヨ さん (yattaro-)
2016-04-15 22:18:58
いささかくたびれる長距離ドライブでした。
一本道で車の少なさに助けられましたが、翌日は身体全体のダルさをおぼえました。
松江城、しっくり落ち着いたいいところです。
是非もう一度お出かけください。
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