「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「命日祭」

2017年11月16日 | ニュース・世相

                           

大政奉還150年という今年。色んなお祭りやイベントが各地で華やかに繰り広げられている。
先日訪れた、周東町の山懐にある「通化寺」の「もみじ祭り」も、大政奉還150年記念イベントの一つであった。
今日の中国新聞には「竜馬のご縁 7県おいで」広島や山口 京都でPR。と報じられていた。

歴史上の人物で一番興味深いのは誰か?と尋ねられたら、即座に「坂本龍馬」と答えるであろうこの龍馬ファン。
もっとも、自分自身で深く研究したわけではない。あの司馬遼太郎の手による、江戸末期から明治に至る日本の大きな過渡期を描いた小説の数々をひも解いているうちに、坂本龍馬という33歳の短い生涯の中で、とてつもない大きな仕事を成しえた人物に惹きこまれた次第。

そんな坂本龍馬という人の命日が旧歴の11月15日であったことから、新暦に変わった今もこの日を記念して「龍馬祭」(坂本龍馬命日祭)として多くの人が遺徳を偲んでいる。
「龍馬のご縁・・・」報道の山口県では、薩摩、長州、土佐の三藩が会合を開いた萩の「松陰神社」がPRされていた。
広島県は鞆の浦沖で発生した、龍馬率いる海援隊の船と、紀州藩軍船が衝突した「いろは丸事件」を題材に。そして高知県は言わずと知れた龍馬誕生から成長の日々をPR。それぞれの特色を生かした観光宣伝に躍起となっていたようだ。

没後150年が過ぎた今も、龍馬を襲った凶刃組織の真相がはっきりしないままとはいえ、命日祭として多くの人が当時を偲んだり、業績を改めて評価するなど、坂本龍馬ファンの熱き心はとどまるところを知らないようだ。
それにしても33歳という若さで惜しい命を失ったものではある。

あのまま龍馬が生き抜いて、世界の海を股にかけて交易を発展させていたら、日本の国はどう変わっていたであろうか。
日本中を二分するような戊辰戦争や西南戦争も防げたのではないか・・・・・・。などとタラ・レバの世界に足を踏み入れている。
言えることは、あれも歴史、これも歴史。そういった歴史の上に、現在があるということだけは間違いない事実である。は

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