「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「旅立ちの春」

2024年05月13日 | 家族・孫話

               
             手前から、クローバー・ゼラニウム・松、それぞれの花

やっぱり5月はいいね~。やさしい緑に差し込む爽やかなお日さま。色とりどりの花がそこここに咲き匂う。
普段はどこにもはびこって、除草に苦労するあのクローバーが気持ちをくすぐるような涼やかな花を見せてくれる。ゼラニウムは冬のあいだ葉っぱを最小限に小さく丸まっていた。それが赤やピンクをあしらった見事な花を。それらを覆うように守っている五葉の松は、松の花を咲かせて新たな芽を伸ばす。
こんな小さな花壇に三層の花を咲かせる。何とはなしに活力をもらって元気が出てくる5月である。

そんな5月なのに一方では「五月病」と呼ばれて、新入児童生徒や新入社員を悩ませる病気がある。
幸か不幸か無頓着なのか、私自身五月病を経験したことがない。唯一、岩国の片田舎から東京のど真ん中に単身赴任したときは、気持ちの中に多少それらしいものを感じたが、色んな先輩や同僚が5月連休明けから食事や軽い飲み会に誘って、東京の夜を紹介してくれたことで吹っ飛んだような気がした。

我が家の孫三兄弟の動向も気になる5月ではある。
長男君は、ひとつの夢を描いて4年制大学に進学した。大学生活の中で「自分の本当にやりたいことは何か」を考えるようになった。その後は本人の本当にやりたかったことに向かって出発した。親としては、大学4年間は何だったの?と言いたいと思うが、人間の一生で無駄な時間などと言うものはない、と爺は思っている。孫君のいい意味での心変わりにやっぱり新たな声援をおくりたい。価値観の相違などと軽く言ってはいるが、自分に合ったものが何か、生涯をかけて探し続けるものなのではないか。
人の一生、ベターやベストを目指して、回り道をしたり近道をしたり、そんな繰り返しの中で終わるのだと思う。思いっきりやってみなはれ。結果はついてくるよ。


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