「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「引っ越しました!」

2022年07月12日 | 幼馴染の動向

                

東京在住の同級生から久しぶりの葉書が届いた。「引越ししました」という住所変更の報せであった。
彼は、小学校のクラスメイトで、良いも悪いもひっくるめてガキ大将的存在であった。中学校では同じクラスになった記憶がないなー。高校も違ったので幼馴染のお付き合いも実質9年間ということになる。何はともあれ、パソコンの住所録原本を更新しておいた。

ただ彼の場合、50歳から始めて8回も続けてきた中学校の同窓会には、何かと都合をつけて東京から参加してくれる常連さんであった。
だから、もしも同窓会案内状を受け取るときに、住所の違いがあってはいけないという、彼なりの気配りであったのだと思う。
こんな葉書をもらったり、「元気ですか・・・」と他愛もない封書が同級生から届いたりすると、心中穏やかならざるものを感じる。

彼らにしてみれば「同窓会、そろそろじゃないの?」という催促めいた気持ちはないと思うのだが、77歳の喜寿同窓会のお別れあいさつで「今回で最後にさせて頂きたい」と終息宣言をした立場にとっては、己の怠慢が少し気になってはいる。もっともこの3年間は、コロナに蹂躙されたお陰で同窓会の話などするのはタブーであった。しかも、近くに住んでいる幹事仲間との交流もほとんど途絶えていた。そりゃそうだ、アルコールの宴会はダメ、カラオケはダメ、と言われると何にも出来ない不器用揃い(笑)そうは言いながらも「そろそろ本気で幹事団を再招集する時期に来てるのかな」などと、自分を責めたりしている。

いずれにしても、傘寿を元気に迎えたお礼の気持ちを表す80才同窓会を考えなきゃいけないのかしらね~。3年間のコロナ不景気は、同窓会場として利用してきた利便性の高い施設は商売替えをしてしもた。残るのは観光ホテル1カ所独占、つまり会費がかさむ。参加者が段々減ってくる現実では、一人分の会費が割高になって採算的に難しくなりそう。

なんせ貧乏育ちの幹事さんは、会費を極力抑えることに腐心してきた。でも現ナマ握ってあの世へは行かれないのだから、生きている今のうちに、会費が高くなっても参加してくれるとありがたいけどね~などと思いながら、近しい幹事さん何人かと下話をする羽目になりそうだ。ア~~ア、暑い夏がなお暑くなりそう。お引っ越しの連絡は有り難いのだが、悩める葉書でもある。

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