「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「月見る月は・・・」

2021年09月21日 | 季節の移ろい・出来事

  
午後7時30分、東の小さな森の上に姿を見せて  その5分後、明るさを増して森を抜ける        

やはり1年に1度、最も輝きを見せる中秋の名月。しかも今年は、満月の夜と十五夜が重なる、それも8年ぶりの現象だという。
曇り予報の空に、今夜だけは宵の口だけでもいいから晴れてくれ、そして名月を見せとくれと願った。2台のカメラに望遠レンズをセットして、月の出を待った。天気予報を少しずらせて、希望通りの月の出を魅せてくれたね~。

ところで今夜の月を中秋の名月と呼ぶ謂れは、太陽暦が採用される前の旧暦では7月・8月・9月を秋と呼んでいた。秋の3か月間の真ん中である8月を中秋(仲秋)と言い、その8月の十五夜を「中秋の名月」として、様々なお祝いをした。そして新暦になった今も、旧暦8月の十五夜を中秋の名月として定着している。ということ。
さらに今ひとつ、十五夜と呼ばれる日が必ず満月と思っている方もいるかもしれませんが、実は必ずしもそうではなくて、 むしろ満月とは同日にならない年が多数を占めている、というのが本当のようですよ。十五夜お月さんは飽くまでもその月の15日の夜の月いい、いわゆる望月=満月は16日になることが多いようです。

  

まあそんな理屈をこね回すより、「きれいなお月様だね」と、冴え渡る一つの月を、あの人もこの人も多くの人が見上げて、一瞬の浮世を忘れる秋の一夜を楽しめたらいいなと思う。
本来なら、中秋の名月の今宵は、あちこちで観月茶会など地域伝統のイベントが行われるはずなのに、これもまた、コロナコロナで楽しみを取り上げられてしった。

でも中天に冴えるお月今年も今年もやはり中秋の名月になんら変わることはない。きれいな月だね~~。

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