「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「畑も茹だって・・・」

2022年08月02日 | 季節の移ろい・出来事

   酷暑なり若布にしぼるしやうが汁    細見綾子

   アフリカで火事に出会ひし暑さかな  久保田万太郎

酷暑の俳句も色々詠まれているが、そんな句の上をいくこの暑さ。
逃れようがない連日の灼け付くような日差し。なんとかならないものか、嘆いてみるが如何ともし難い。なんとか耐えるのみか。

家庭菜園に植えた夏野菜諸君も同じように、強い日光を避けるようにうつむいている。
ナスさんなど、水不足とあって葉っぱも実もうなだれっぱなし。ナスと言えばあの濃い紫色に輝く光沢と張り切った肌艶がウリなのに、今日の日照りはナスの光沢も肌艶も吸い取ってしまった。しなびて張りを失って下をむかせてしまった。見るのも辛いし、人間もこんなにしおれるのかねーなんて一人で笑ってしまう。

  
  大きく実ったスイカも周囲の茎は暑さにやられる。日除けに枯れ草で傘を作らねば。

  
   ナスさんも水を欲しがってハーハー      カボチャもすでにツルが枯れてきた 

スイカやカボチャの長い蔓もしおれている。特に、これから味と大きさを増すスイカは、成長が止まったり、勝手に割れてしまったりする。カボチャの方は、おへそを天に向けてゴロンとしながら茎から栄養を補給されているのだが、成長はほぼ止まった感じ。まさに万物みな枯れる暑さである。
水があって酸素があって人が住める綺麗な星地球。これから先いったいどうなるんじゃろう。

コロナ対策の飲み薬と、地球を冷やす妙薬を作りあげる能力がどこかに潜んでいないものか。
日本でそれを作りあげると、核兵器などより遙かに平和的な手段で世界を制するのかも。そんなユメでもみながら、今夜も熱帯夜と闘うとしよう。

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