「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ルールブック」

2019年05月10日 | 地域活動

           

このたび新たに取り組んでいる、小さな小さな小地域活動の「グラウンドゴルフ同好会」。
それこそ緒に就いたばかりのホヤホヤ組織のお試し期間。詳細なルールなどはまだ説明していない。最初っから小難しいことを言い立てて、嫌われてしまっては元も子もなくなるので、現段階では厳しいルールは度外視して、先ずはやりかたや遊びの方法などを説明している。

などというと厳しいルールがいっぱいあるような錯覚を起こすかもしれないが、実際にはそれほど厳しいルールでもない。
あるのは、ルールというよりも『大人のマナー』を守って、『お互いを尊重し合い、楽しく遊びましょう』という基本原則である。
高齢者の集まりと言うことは、世間の酸いも甘いも噛みしめた、言うなれば人生のベテランであり、やたら自己主張するだけではない、丸みのある成熟した集団、だと考えるのは果たして如何なものか。

高齢者ゆえに、自己主張を曲げにくい厄介な脳みそを確保している人も少なくない。
そこで、本格的な同好会を始める前にちゃんとしたルールブック縮小版を皆さんに配布するべく、編纂を重ねている。
第1章 エチケット 1~3条。 第2章 ゲームに関するルール 4~16条で構成されており、要するにこれだけのことをそこそこマスターしてゲームに臨めば、先ずは楽しく遊べますよ、と言った塩梅。

例えば第1章第1条。プレーヤーは自分のプレーが終わったら、すみやかに次のプレーヤーの妨げにならない場所に行く。
 解説:ボーっと突っ立っていてはいけませんよ、と教えている。
第2条では、プレーヤーは、同伴のプレーヤーが打つときには、話したり、ボールやホールポストの近くやうしろに立たない。また自分たちの前を行く組が終了するまで、ボールを打たない。
 解説:このようにきめ細かく決めておかないと、勝手な動きでプレーを妨げる恐れがある、ということ。
    油断をすると、プレー中であっても、個人的おしゃべりに大笑いしたりする無粋を戒めている。

 おばちゃんたちの集まりに是非聞いていただきたいルールではある。単なるマナーに過ぎないのだが。

第2章ゲームに関するルール第5条、用具では、クラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットは定められたものを使用しなければならない。などなど。

要するに、言われてみれば「なるほど」と思えるのに、意外にも実際の場に立つとつい忘れそうな「マナーの欠如」を戒めている。
さて、これから始まる同好会が、どれほどのことを皆さんに守ってもらって、楽しく遊べるか、リーダーのお手並み拝見というところか。

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