カツ鍋

カツ鍋のアップ




自分で玉子を入れる




そして、好きな状態（トロトロとか、完全に玉子を固めるとか）にできる






ただ、味は「塩辛かった」

カツ鍋定食

トンカツを鍋で煮て、玉子で止めた物





揚げたてのトンカツを、さらに焚いてあるから




ムチャクチャ熱かった





他は、茶わん蒸しと蕎麦も付いてた







フタしてあるのは「ご飯」










この店も、いつの間にか潰れたんだよなぁ





けっこう流行ってたのになぁ

うなぎ

「うなぎの白焼き」をご存じだろうか？





ウナギを裂いて、竹串を打って焼いて



それを２０分ほど蒸して、もう一度焼いた物





この時にタレをかけて焼くと、普通の「かば焼き」になる










修行してた時に、Ｔ先輩が





「エンタ、これを食べてもいいぞ」




と言うから、食べてみた




そしたら、全然味がついてない





それを見たＴ先輩は







「お前アホやな、それは醤油をかけて食べるもんや」






とバカにして笑った










今にして思えば、初めからバカにするつもりだったんだろう





この人は、ずっとこんな事ばかりする人だった





何かにつけては、俺に



「エンタ、お前は料理の才能が無い、早い内に辞めた方がいい」




と言い続けてた




ちょっと聞くと、親切の様に思うけど



高校を出てすぐに、料理がバリバリ出来るヤツなんか居ない










言い返せない後輩を虐めるのは、さぞ快感だっただろうなぁ










今にして思えば、仕事に不満があって



でも、何もできないから、後輩を虐めてストレス発散してたんだろう










ある日、Ｔ先輩が居なくなった



当然「送別会」も無しだった








あの頃は（イヤは先輩だな、早く辞めればいいのに）




と思ってたけど




たぶん皆そう思ってたんだろう










昨日の「深イィ話」で、武田鉄也の




「若い頃の自分が側に居て、今の自分を励ましてくれる」




という言葉を聞いて思い出した