『 死ぬのが怖いあなたに 』
山川 紘矢 著
愛ってなんだろう?
普段の生活で感じることはあまりないかもしれませんが、人は皆、宇宙の愛の中に生きています。魚が水の中に住んでいるのを気づいていないようなものです。
宇宙を愛と考えれば、愛はどこにもある、ということになります。 「トシは愛を知らない。だから今夜、教えよう」
愛とはいったい、何なのでしょうか。愛をエネルギーだと考えてみましょう。愛は目に見えません。でも確実に存在するものです。
僕は宇宙そのものを愛だと考えるようにしています。
僕は愛が何なのかを知らない人間でした。
そう精霊に言われたとき、実はむっと、したことを憶えています。
精霊はある日、僕にこう伝えました。
トシとは精霊が僕のことを呼ぶ愛称です。
僕はあまり信じませんでした。『僕が愛を知らないなんて、ふざけているよ。僕は知っているつもりだ』と僕は思っていました。
その夜はあまり期待もしないで、寝ました。
でも朝方になって、夢の中で、宙に浮かんでいる地球の姿を見たのです。その姿はあまりにも美しいものでした。地球がじっとたたずんでいた。それは厳粛な光景でした。
そのとき、僕は、はっと、「地球は愛の中に浮かんでいる」と感じました。そして、思わず、すごく感動して、オイオイと泣いてしまったのでした。感動のために泣くということは人生ではそんなに起こることではありません。確かに地球は愛の中に浮かんでいたのです、それは僕にとって、大きな覚醒でもありました。地球上にいる僕たちはみんな愛の中に生きているのだ、と僕は悟ったのでした。
「どうしてそう思ったの?」と確か、遠藤周作先生に話したとき、聞かれました。僕は「わかりません。ただ、直感で、そうわかったのです」としか答えれませんでした。でも地球がなぜこんなにも美しいのか、自然や私たち人間をも含め、すべてがこんなに美しいのかも、僕にはわかるような気がします。すべては愛の中にあるからです。
宇宙は、すべてのことが最善のかたちで運ぶように取りはからってくれています。だから人間は、安心してゆったりとこの宇宙に身をゆだねて生きてゆけばいいのです。無理をして頑張らなくてもいいし、物事がうまくいかないと自分をせめなくてもいいのです。
すべては愛の中にあり、すべては完璧なのですから。
『愛の中に浮かんでいる地球』いいですね~
『直感』と『気づき』を大切に したいですね !!
最後まで読んでくださって ありがとう つながっているすべての人に ありがとう
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