陽 気 村

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『タオ 老子』

2008-10-27 | 詩集

タオ(筑摩書房)

            『 タオ 老子 』

                   加島 祥造 著 

   加島さんの口語訳の『老子』 です 

   人はなかなか気づかない

固くて強いものが
世の中を支配しているかに見えるがね
本当は
いちばん柔らかいものが、
いちばん固いものを打ち砕き
こなごなにするんだよ。
空気や水のするように、
タオの働きは、隙のない固いものに
滲みこんでゆき、
いつしかそれを砕いてしまう。

何にもしないように見えるが
じつに大きな役をしているのだ。
このように、目に見えない静かな働きは
何もしないようでいて深く役立っている。
これは、この世ではなかなか
人に気づかれないんだが、
比べようもなく
尊いものなのだよ。

 静けさに帰る

虚(うつろ)とは
受け容れる能力を言うんだ。
目に見えない大いなる流れを
受け容れるには
虚(うつろ)で、
静かな心でいることだ。

静かで空虚な心には、
いままで映らなかったイメージが見えてくる。
萬物は
生まれ、育ち、活動するが
すべては元の根に帰ってゆく。
それは、静けさにもどることだ。
水の行く先は-----海
草木の行く先は----大地
いずれも静かなところだ。
すべてのものは大いなる流れに従って
定めのところに帰る。
(そして、おお、再び甦るのを待つ。)

それを知ることが智慧であり
知らずに騒ぐことが悩みの種をつくる。
いずれはあの静けさに帰り
甦るのを待つのだと知ったら
心だって広くなるじゃないか。
心が広くなれば
悠々とした態度になるじゃないか。
そうなれば、時には
空を仰いで、
天と話す気になるじゃないか。
天と地をめぐって動く命の流れを
静かに受け入れてごらん
自分の身の上でくよくよするなんて
ちょっと馬鹿らしくなるよ。

 

  静かなこころでいたいと思うんだな~  

   

              最後まで読んでくださってありがとう 

                               つながっているすべての人にありがとう 

 

                            

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『求めない』

2008-06-20 | 詩集

求めない(小学館)

             『 求めない 』

              加島 祥造 著

   求めない すると で始まる詩集です。

求めない----
すると
心が晴れてくるのを感じるよ

求めない----
すると
驚きの心が目をさます

求めない----
すると自分が
無意識にさがしていたものに気づく

求めない----
すると
自分にほんとに必要なものはなにか
分かってくる

求めない----
すると
内から湧くものに気づく

求めない----
すると
自分のなかのものの方が
ずっと大切なんだ、と知る

求めない----
すると
「いま、ここ」のなかにいる。
心は先走らず
己のままでいる


誤解しないでほしい。
「求めない」と言ったって、
どうしても人間は「求める存在」なんだ。
それはよく承知の上での
「求めない」なんだ。

食欲性欲自己保護欲種族保存欲

みんな人間のなかにあって
そこから人は求めて動く---それを
否定するんじゃないんだ、いや
肯定するんだ。

五欲を去れだの煩悩を捨てろだのと
あんなこと
嘘っぱちだ、誰にもできないことだ。

「自分全体」の求めることは
とても大切だ。ところが
「頭」だけで求めると、求めすぎる。
「体」が求めることを「頭」は押しのけて
別のものを求めるんだ。
しまいに余計なものまで求めるんだ。

じつはそれだけのことなんです、
ぼくが「求めない」というのは
求めないですむことは求めないってことなんだ。

すると
体のなかにある命が動きだす。
それは喜びにつながっている。

だけどね、
意外にむずかしいんだ、だって
わたしたちは
体の願いを頭で無視するからね。

ほどよいところで止める---それがポイントだ。でも
それができなければ、ときには
もう求めない
と自分に言ってみるだけでいい。
すると、それだけでもいい気分になると分かるよ。

あらゆる生物は求めている。
命全体で求めている。
一茎の草でもね。でも、
花を咲かせたあとは静かに
次の変化を待つ。
そんな草花を少しは見習いたいと、
そう思うのです。


  ハッピーな気分の時って、何も求めてないですね~ 

                        

             今日も最後までお読みくださいまして ありがとう 

                                      つながっているすべての人に ありがとう 


 

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『こころのちから』

2008-04-09 | 詩集

images 『 こころのちから 』

              青伊 真(あおい しん) 著 

 

   青伊さんが見続けてきた“こころの世界”。もしかすると同じこころ模様を見てきているのかもしれない。    

 手のひら

手のひらに
強さと弱さを握ってみた
潰れそうな弱さと
突き上げてくる強さ
どちらも僕の今の形
しっかり掴んでいたはずの
自分というものが
するすると抜けていく
まっさらな手のひらを眺めてみると
小さくなった未来が見えた


 引き際

引き際は難しい
進むべきか
戻るべきか
その凌ぎ合いが
心を揺さぶる
諦めきれない迷いが
行動を鈍くする
引き際は
必ず
孤独とともにやって来る
新しい
時を抱えて


 心広く

心の広さをたとえると
まるで検討もつかない
心の広さは作るものではなく
自然に生まれてくるもの
味わった経験や
感じた苦しさから
どんどん裾野は広がっていく
心の広さが大きくなると
大事な人の心にも届くだろう
心と心は引き寄せ合って
心の深さを作ってゆく
心広く生きていきたい
心を受け止められるように

 

     プレゼントされた一冊です。ありがとう。大きな活字なのでとても読みやすかったです。自分自身と戦いながら書きためたとあって、いろいろあったんだろうなぁ て思います。こころを見つめながら生きることっていいですね~

 

                 今日も最後までお読みくださいましてありがとう 

                                      つながっているすべての人にありがとう    

 

   

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『天使のいる星で』

2008-03-19 | 詩集

天使のいる星で

             『 天使のいる星で 』

                    鈴木 重子 著・奥 勝實 絵 

   ボサノバァ、ジャズボーカリストである鈴木重子(しげこ)さんの作品です。

    透きとおった彼女の歌声は、読んでいくうちに納得~。

     神さまと話す  

私はときどき、神さまとも話します。
神さまは、天使さまとはちがって、
かなり、ユーモアのあるお方です。

このあいだ、たいくつだったので、
神さまに話しかけてみました。

し「神さま、神さま、おいでですか?」
か「いないはずがないでしょう、
  私は、神さまなのですからね。」
し「では、神さま、質問してもいいですか?」
か「どうぞ、なんでも。」
し「ええと、あの、ふだん神さまは、
  何をしておられるのですか?」
か「私は、特に何もすることがありません。
  神さまなので、ただ、いるだけ。」

あ、そう。

し「では、雨の日には、    
  何をしておられるのですか?」 
か「雨の日には、雨になって、
  地面に落っこちています。
  また、公園の木になって、
  雨に打たれたりもしています。
  それから、小さな女の子になって、
  窓から雨のつぶをながめたり。」

忙しいのね。

し「それでは、私が悩みごとで
  ぐるぐるしているときは?」
  か「あーあ、そんなこと、私にまかせておけばいいのに、
  と思ったり、いっしょに頭の中を
  ぐるぐる、回ったり。」

そうか、なんだか、わかってきた。

し「要するに、神さまは、
  私たち全部の中にも、外にもいて、
  私たちのすることをいっしょにしたり、
  ながめたりしている、ということですね。」
か「そのとおり。」
し「宇宙の、ありとあらゆるもの、全部?」
か「ええ、全部。」
し「たいへんですね。」
 か「あなたたちの体の、何億もの細胞を、
 あなたたちはひとつひとつ、正確に動かして、
 歩いたり、話したりしていますが、
 たいへんですか?」
し「そうでもありません、あたりまえだから。」
 か「でしょう。それと、おんなじ。」
し「神さまって、なんて頭がいい!」
か「神さまには、頭はありません。」

こんなふうに、お話すること
1時間、
気がつくと、私のこころは、
すっかり広がって、
宇宙いっぱいになったようでした。

さすが、神さま。

と思ったら、こう言われました。


か「なにしろ、あなたは、私なんですから。」

ああ、すごいこと!

 

  鳥が木の枝でバタバタバタ、そう、羽根の手入れをしていたんですね

    なんどもくりかえしています

    ときおり向こうの枝に飛んではバタバタバタ

    ・・・・・・・

    気持ちよ~く飛べるかな~

    鳥はカラスでした~  

         

              最後まで読んでくださってありがとう 

                               つながっているすべての人にありがとう 

                           

 

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「ありがとうの心」

2008-02-14 | 詩集

ありがとうの心(エフエー出版)

              『 ありがとうの心 』

            にわ ぜんきゅう絵・文

 

  お地蔵さまの絵はがき集です。

 ありがとうの言葉 

あるときぼくは「人はどうすれば幸せになれるんだろう?」と考えていました。
そんなおりでした。地元の老人ホームでは習字の時間があって、ぼくもそのお手伝いをしているのですが、そこでなんとも味のある作品が誕生したのです。

「つらいときはみんなに話せばいいんだがね」

「なんとかなるよ」

「母は九十九歳までがんばりましたよ。だからがんばりましょう」

「うんちが出るのがありがたい」

 「お金は三ケタのほうがええけどなぁ、年は二ケタで十分」

「一人じゃないよ」・・・・・

ユニークななかにも本質を突いたひと言。いろいろな出来事があったであろう長い人生のなかから生まれた言葉。
お年寄りたちと話しているうちに、どうしたら幸せになれるのかが、ぼくにもなんとなくわかってきたような気がしました。それは「幸せになる心」を持っていることじゃないかと思うのです。
幸せになる心------自分のことを反省できる心。相手の立場を思いやる心。人を祝福してあげる心。
そして、心からの感謝を伝える「ありがとうの心」----

ぼくのおばあちゃんは、朝起きてお日さまの光を見ると「ありがとう」と手を合わせていました。窓から見える山を見ても、人に会っても、手を合わせて「ありがとう」。食事のときも、月を見ても、ひいきにしている相撲とりが勝っても、いつも手を合わせて拝んでいました。ほんとうに幸せそうに・・・・。


感謝や思いやりの心を持った人は、いつでも幸せそうです。その人に会うだけで、こっちも幸せな気持ちになれます。「ありがとう」と言ったほうも、言われたほうも気持ちがいいし、元気になれます。
「ありがとうの心」があれば、きっと幸せになれるのです。

 ぜんきゅうさんの感謝の気持ちが絵と文から、やわらかく伝わってくるような・・・・ 

   とても身近に「幸せの種」があるような気がします。  

      

                  今日も最後までお読みくださいましてありがとう 

                                      つながっているすべての人にありがとう 


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