先日、久しぶりにドライブをした。
飯坂温泉街を抜け、国道399号線を北上。
山あいのくねくねした道をひたすら行くと、摺上川ダムがある。
ここはかつてわたしが子どもの頃に過ごしたところ。
ダム湖も過ぎ、さらに行くと一旦道路は宮城県に入る。
途中に、宮城県七が宿町 稲子(いねご)という集落がある。
ここはかつて伊逹藩の足軽だったそうな。
(一説には伊逹藩の隠密たち・・とか・・・。)
さらに過ぎると道路はまた福島県に戻り、山形県との県境に出る。
ここは鳩峰峠といい、10年ぐらい前までは、放牧地だった。
峠から見渡す景色は、なかなか圧巻だ。
もうあたりは晩秋だった。
福島県側:真東方向
ススキで隠れてしまったけれど、画面向かって右奥の山々の連なりの一番右端が、
桑折町~国見町の半田山。
画面には写してないが、向かって左奥の上の方には、蔵王連峰が位置する。
山形県側:真西方向
画面に広がるのは山形県置賜(おきたま)盆地。
手前の山のふもとが知恵文殊やワイナリーでも知られている高畠(たかはた)町。
この盆地の写真左奥に行けば米沢市、右の方は南陽市や上山市(斎藤茂吉ゆかりの地)になる。
正面中央右よりのやや霞んだ山は名前がわからないけれど、
もっと晴れて視界のいい日には、右奥に朝日岳や月山が見える。
今回は寒いのでやめたが、峠の北側にある龍ヶ岳という山まで登ると、
この写真でいえば左奥の位置に飯豊連峰が見えるのだ。
この山頂からは北側には蔵王連峰、そして南側には吾妻連峰を眺めることができる。
子供の頃、おにぎり持ってここに連れてきてもらうのが楽しみだった。
(牧草地を走り回って踏んづけることもあったけど。牛の○○・・・。)
峠を越える道路から少しはずれた所に、高畠町出身の童話作家、浜田広介の碑がある。
これは「椋鳥の夢」という童話をもとに広介氏自身の手によるもの。
参考:ひろすけ童話
http://www.geocities.jp/hirosuketakahata/hirosuke.htm
浜田広介記念館
http://www.takahata.or.jp/user/hirosuke/
小学校の恩師のK先生は山形県のご出身だったせいか、
国語の授業に、ひろすけ童話に時間を割いて取り入れて下さった。
学芸会で「泣いた赤鬼」の人形劇をやったっけ。
わたしは青鬼の役だった。
今ならもっとうまく台詞言えるんだけどな・・・。
(そういえば、台詞のある役、って、唯一この人形劇だけだったなぁ。)
その時についでに教わったのが、「椋鳥の夢」のおはなし。
子供心に、もの悲しい記憶がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ:
峠に咲いていた花
携帯で撮ったので色がちゃんと出てないのだけれど、本当はもっとキレイな薄紫色。
シオン? にしては丈が低すぎ。 ノコンギク? ・・・ちょっとわからない。
帰り道の木立。陽射しが眩しかった。
これもホントはもっとキラキラしていた。
飯坂温泉街を抜け、国道399号線を北上。
山あいのくねくねした道をひたすら行くと、摺上川ダムがある。
ここはかつてわたしが子どもの頃に過ごしたところ。
ダム湖も過ぎ、さらに行くと一旦道路は宮城県に入る。
途中に、宮城県七が宿町 稲子(いねご)という集落がある。
ここはかつて伊逹藩の足軽だったそうな。
(一説には伊逹藩の隠密たち・・とか・・・。)
さらに過ぎると道路はまた福島県に戻り、山形県との県境に出る。
ここは鳩峰峠といい、10年ぐらい前までは、放牧地だった。
峠から見渡す景色は、なかなか圧巻だ。
もうあたりは晩秋だった。
福島県側:真東方向
ススキで隠れてしまったけれど、画面向かって右奥の山々の連なりの一番右端が、
桑折町~国見町の半田山。
画面には写してないが、向かって左奥の上の方には、蔵王連峰が位置する。
山形県側:真西方向
画面に広がるのは山形県置賜(おきたま)盆地。
手前の山のふもとが知恵文殊やワイナリーでも知られている高畠(たかはた)町。
この盆地の写真左奥に行けば米沢市、右の方は南陽市や上山市(斎藤茂吉ゆかりの地)になる。
正面中央右よりのやや霞んだ山は名前がわからないけれど、
もっと晴れて視界のいい日には、右奥に朝日岳や月山が見える。
今回は寒いのでやめたが、峠の北側にある龍ヶ岳という山まで登ると、
この写真でいえば左奥の位置に飯豊連峰が見えるのだ。
この山頂からは北側には蔵王連峰、そして南側には吾妻連峰を眺めることができる。
子供の頃、おにぎり持ってここに連れてきてもらうのが楽しみだった。
(牧草地を走り回って踏んづけることもあったけど。牛の○○・・・。)
峠を越える道路から少しはずれた所に、高畠町出身の童話作家、浜田広介の碑がある。
これは「椋鳥の夢」という童話をもとに広介氏自身の手によるもの。
参考:ひろすけ童話
http://www.geocities.jp/hirosuketakahata/hirosuke.htm
浜田広介記念館
http://www.takahata.or.jp/user/hirosuke/
小学校の恩師のK先生は山形県のご出身だったせいか、
国語の授業に、ひろすけ童話に時間を割いて取り入れて下さった。
学芸会で「泣いた赤鬼」の人形劇をやったっけ。
わたしは青鬼の役だった。
今ならもっとうまく台詞言えるんだけどな・・・。
(そういえば、台詞のある役、って、唯一この人形劇だけだったなぁ。)
その時についでに教わったのが、「椋鳥の夢」のおはなし。
子供心に、もの悲しい記憶がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ:
峠に咲いていた花
携帯で撮ったので色がちゃんと出てないのだけれど、本当はもっとキレイな薄紫色。
シオン? にしては丈が低すぎ。 ノコンギク? ・・・ちょっとわからない。
帰り道の木立。陽射しが眩しかった。
これもホントはもっとキラキラしていた。
Gooブログはヤフーに比べて画像がすごく綺麗にアップされる気がする?ので、画像の景色を見て、紅葉を楽しんだ気分です^^
学芸会でのセリフの役、あはは~~^^私も「木」とかそういう記憶しか無いです~、間違っても主役は無かったなぁ・・遠い目。
道徳の教材としてこの文学作品を使うことの是非など
いろいろな意見があると聞きますが
・・・そんなこたあどうでもいい。
誰も悪い人が出てこない
それなのに悲しいお話
読んだ後に余韻に浸りたい素敵なお話です。
感想文なんか書かせちゃダメです。
美しい風景の写真、素敵です。
浜田広介氏は山形の方だったのですね。
「むくどりのゆめ」は子供の頃に読んだほかに大島弓子氏の漫画にも引用されていたことがあり印象が強いです。
素晴らしい秋の紅葉とともに、懐かしい思いを呼び起こしていただきました。ありがとうございます。
画像は携帯で撮ったのでいまいちかな~。
デジカメならもっとキレイかもです。
ほんとうは、デジカメの画像を載せたいな、と思ってるのですが、
ぷらっと出かけることが多いので、カメラ持ってなくて・・・。
>なおみさん
「泣いた赤鬼」は、わたしも好きな童話です。
ひろすけ童話の中でも傑作のひとつでしょうね。
子供の頃は、どうしてこういう結末になってしまうのか、
たぶんよくわかってなかったと思います。
なんだか悲しいお話しだなぁ、でも、心があったかくなる悲しさというか、
こういう表現はヘンなのですが、そんな記憶があります。
人形劇の人形は指人形だったのですが、
子どもたちで手作りしたんです。
紙粘土で顔を作って、そこに絵の具を塗って、ラッカー塗って。
からだの部分は布だったけど、それはどうしたんだっけかな・・。
先生が作ったのかな。
なにせ、たった13人の学級だったから。
そういえば恩師のK先生も、
このお話しについて皆さんどう感じましたか?
ということはおっしゃらなかったような・・・。
>YTTさん
こんにちは。訪問ありがとうございます。
大島弓子氏! 「綿の国星」も大好きでした!
おっしゃる漫画は「ヨハネが好き」(だったかな?)ですね。
りぼん? なかよし? でしたか? ともかく月刊誌。
あらすじはもうよく覚えてないのですが、
「むくどりの夢」が引用されてたので、わたしもその記憶にあります。
たしか、両親を亡くした高校生が幼い弟妹を育てようと頑張ってて、
でもなかなか現実はそうそううまくいかなくて、
親戚のおばさん? だかに非難されて、
そこでこの童話のことが出てくるんですよね。
結末はハッピーエンドだったと思いますが・・・。
わたしも少女だった頃のことを思い出してしまいました。
ご存知だったんですね♪
大島弓子先生の「ヨハネが好き」
別冊少女コミックでした。
萩尾先生の「ポーの一族」目当てで買っていましたが、
大島弓子先生や名香智子先生なども執筆されてました。
大島先生は最近はネコさんの話が多くて作風も変わられましたけど、あの頃の繊細な作品は今でも大好きです。
あせっていたのですが・・・なんとか名残に間に合いました。
米沢牛を堪能した後は
高畠ワイナリー!!
ここには泣いた赤鬼ゼリーがありました。
可愛くてつい購入。
皆さんにお見せしたいです・・・。
赤鬼と青鬼がゼリーの中に入っています。
すみません・・・どうしても私
食べ物の方に走ってしまいます。
大島弓子先生・素敵ですよね(漫画も好きです)。
ひろすけ童話,好きです。子供の頃はよく読んだのに,大人になったら読まなくなっていて,もう一度読みたくなりました。
美しい風景も物語も,涙がじわっとなってしまいます。
大島弓子,綿の国星以外の物語にも優しく悲しい,そして,時々くすっとなるおはなしがありますよね。
素敵な写真ですね。
深呼吸した後のような気分になりました。
そして少し悲しい。
県南地方で育ちましたので、私にとっては
那須山麓からの眺めが、思い出と繋がります。
大島弓子には「雨の音が聞こえる」という
ドジッ娘成長物語がありますが、
この中ではバイロンの「思い起こさすな」という
詩が効果的に引用されています。
思い起こすな
あのやさしいすぎた時を
わたしはすべて忘れたことはない…
やがてわたしも忘れはてられ
くずれゆく石のように
心ない存在となるまで
人の営為とか(震災とか)下界は喧しいですが、
自然の風景は変わらないんでしょうか。
おセンチなことを書いてしまいました・・・。
>自然の風景は変わらないんでしょうか。
頭の中がお花畑だと言わざるを得ないです。
昨年変わり果てた景色も沢山ありましたのに。
不遜なことを書きました、ごめんなさい。
>ひまわり先生
素晴らしい写真ありがとうございます。
下手な投稿をしてしまい申し訳ありません。
自分が思うことはどれも本当でしょう。
こんなこと思っちゃいけないとかはないと思うし
なにより先ほどのtre-tsuさんの文章を読んで
「素敵なこと書くね~!」と感想を書こうと思ったけど
静かな世界をちゃかしちゃいけないと思って
踏みとどまった私です。
>おセンチなこと
ともお花畑とも思いませんでしたよ。私は。