8月の夏休み・お盆の時期と、年末年始をのぞいた季節は、毎週末といっていいぐらい、
学会やら研究会などの勉強会があります。
もちろんその全部に出席できる訳ではりませんが、
こつこつ、黙々と「自分で勉強する」ことが苦手な(嫌いな ^_^; )わたしにとっては
なるべく参加して、耳学問でもいいから、何かを吸収したい。
お体裁じゃなく本気でそう思っているので、
できるだけ、近くで日帰りできる勉強会には出かけるようにしていました。
勉強会にもいろいろな形態があります。
個々の先生方がそれぞれの研究テーマや珍しい症例などを発表するものや、
あるテーマ(たとえばインフルエンザとか)の第一人者の高名な先生をお呼びする、
「講演会」形式のもの。
それぞれに、聞いていれば糧になるのです。
勉強会のあとにはたいてい「情報交換会」という、いわゆる懇親会があり、
これもなるべく出るようにしていました。
大きな会場でたくさんの出席者のいるところでは気後れして聞けないことでも、
懇親会でなら、ご挨拶がてら、素朴な質問ができるからです。
(質問を受けた先生が、ナンじゃこのアホウは!?とお感じになるかどうかは別として)
もうひとつ、わたしが心がけていること。
それは、なるべく地元の多くの先生方と顔見知りになることでした。
わたしたちのギョーカイにもいわゆる「派閥」というか「学閥」みたいなものはあり、
地元の大学出身じゃないわたしは、別にそのことで区別される訳ではありませんが、
当地で一緒に勤務したことがない先輩や若い先生方のお顔を知りません。
勤務医の頃は、開業の先生方から患者さんを紹介される側でしたが、
開業してからは、その立場が逆になります。
患者さんを紹介する時に、紹介先の先生の顔が浮かぶかどうか、
その先生と面識があるかどうかは、実はとても大きな意味があると、
これも本気で思っています。
「お忙しいところ、すみません。よろしくお願いいたします。」
一度でもお会いしたことがある先生に、前もって電話でこうお話するだけでも、
患者さんが安心して病院を受診できるのではないかな、と思うからです。
母校の大学を辞めて当地に帰ってきて、来年で20年になります。
地元の大学に籍を置いたのは数年でしたが、
心ある先輩・同僚・後輩の先生方によくしていただき、
今もさまざまなことを学んでいるつもりです。
いろんなとこに顔を出していると、そのうちにいろいろ頼まれることも多くなり、
頼まれたことはできる限り引き受けようと、これまた本気で思っているので、
いつのまにか、役割が増えてしまいました。
役割といったって、たいそうなことをしている訳ではありません。
わたしなんぞよりもはるかに激務をこなされている先生方がたくさんいらっしゃいます。
ただ、わたしの空っぽに近い脳味噌では、なかなかおぼつかないのです・・・。
そのひとつ。会計を担当している県の小児科医の集まりが、この日曜日にありました。
わたしは、出席者に配る領収書の但し書きを間違えてしまったのです。何十人分も。
先週は別の研究会の世話人をしていたので、忙しかったのは事実だけど、
それは言い訳になりません。
慌てて会場で(講演を聴きながら・・^_^;)新しく書き直して配りました。
昨年は、会場に向かう途中の高速でスピード違反で捕まって遅刻するし・・・。
今年は万全を期したつもりだったんだけどなぁ・・・。
自己嫌悪はこれだけではありません。
今度の会では、新生児ご専門の先生の母乳育児に関するご講演がありました。
講演のあとは、会場で質疑応答があります。
ある先生が、講師の先生に質問しました。
そのやりとりが白熱して、まとまりがつかなくなってしまいそうだったので、
つい、つい、ですよ、・・・わたしも発言してしまったのです。
だって、母乳のことだったんだもの。
でも、まとめようと思っての発言が火に油を注ぐような形になってしまい、
聴いていた他の先生方にはおそらく大ヒンシュクだっただろうなぁ・・・。
講師の先生にも、質問なさった先生にも、結果をしては失礼なことをしてしまいました。
こういう時は、しっぽ巻いてさっさと帰ってふとんかぶって寝たい、そういう気分です。
でも、何食わぬ顔で懇親会にも出席しちゃうわたし。ほんとにイヤだ。
思っていること、感じていることを、穏やかにさりげなく人に伝えるのが、
むかしから苦手です。
いや、正確には、その時は気付かなくて、後になって、しまった!と後悔します。
ちいさい頃のわたしは極端な人見知りでした。
小学校の学芸会では、台詞のある役はもらったことがありません。「木」とかね。
今じゃ誰も信じないけど。
長ずるにつれて、自分でもこのままではいけないと思って、
人前で無理してしゃべっていたら、いつの間にか今のわたしが出来上がってしまいました。
空気を読めないつもりじゃないのだけれど、空気を読みすぎて何とかしなくちゃと思って、
黙ってりゃいいものを発言しては失敗する・・、この繰り返しです。
あ・・。こういうのも、空気読めないっていうのかな・・・。
あ~あ、ばかだったなぁ・・。
学会やら研究会などの勉強会があります。
もちろんその全部に出席できる訳ではりませんが、
こつこつ、黙々と「自分で勉強する」ことが苦手な(嫌いな ^_^; )わたしにとっては
なるべく参加して、耳学問でもいいから、何かを吸収したい。
お体裁じゃなく本気でそう思っているので、
できるだけ、近くで日帰りできる勉強会には出かけるようにしていました。
勉強会にもいろいろな形態があります。
個々の先生方がそれぞれの研究テーマや珍しい症例などを発表するものや、
あるテーマ(たとえばインフルエンザとか)の第一人者の高名な先生をお呼びする、
「講演会」形式のもの。
それぞれに、聞いていれば糧になるのです。
勉強会のあとにはたいてい「情報交換会」という、いわゆる懇親会があり、
これもなるべく出るようにしていました。
大きな会場でたくさんの出席者のいるところでは気後れして聞けないことでも、
懇親会でなら、ご挨拶がてら、素朴な質問ができるからです。
(質問を受けた先生が、ナンじゃこのアホウは!?とお感じになるかどうかは別として)
もうひとつ、わたしが心がけていること。
それは、なるべく地元の多くの先生方と顔見知りになることでした。
わたしたちのギョーカイにもいわゆる「派閥」というか「学閥」みたいなものはあり、
地元の大学出身じゃないわたしは、別にそのことで区別される訳ではありませんが、
当地で一緒に勤務したことがない先輩や若い先生方のお顔を知りません。
勤務医の頃は、開業の先生方から患者さんを紹介される側でしたが、
開業してからは、その立場が逆になります。
患者さんを紹介する時に、紹介先の先生の顔が浮かぶかどうか、
その先生と面識があるかどうかは、実はとても大きな意味があると、
これも本気で思っています。
「お忙しいところ、すみません。よろしくお願いいたします。」
一度でもお会いしたことがある先生に、前もって電話でこうお話するだけでも、
患者さんが安心して病院を受診できるのではないかな、と思うからです。
母校の大学を辞めて当地に帰ってきて、来年で20年になります。
地元の大学に籍を置いたのは数年でしたが、
心ある先輩・同僚・後輩の先生方によくしていただき、
今もさまざまなことを学んでいるつもりです。
いろんなとこに顔を出していると、そのうちにいろいろ頼まれることも多くなり、
頼まれたことはできる限り引き受けようと、これまた本気で思っているので、
いつのまにか、役割が増えてしまいました。
役割といったって、たいそうなことをしている訳ではありません。
わたしなんぞよりもはるかに激務をこなされている先生方がたくさんいらっしゃいます。
ただ、わたしの空っぽに近い脳味噌では、なかなかおぼつかないのです・・・。
そのひとつ。会計を担当している県の小児科医の集まりが、この日曜日にありました。
わたしは、出席者に配る領収書の但し書きを間違えてしまったのです。何十人分も。
先週は別の研究会の世話人をしていたので、忙しかったのは事実だけど、
それは言い訳になりません。
慌てて会場で(講演を聴きながら・・^_^;)新しく書き直して配りました。
昨年は、会場に向かう途中の高速でスピード違反で捕まって遅刻するし・・・。
今年は万全を期したつもりだったんだけどなぁ・・・。
自己嫌悪はこれだけではありません。
今度の会では、新生児ご専門の先生の母乳育児に関するご講演がありました。
講演のあとは、会場で質疑応答があります。
ある先生が、講師の先生に質問しました。
そのやりとりが白熱して、まとまりがつかなくなってしまいそうだったので、
つい、つい、ですよ、・・・わたしも発言してしまったのです。
だって、母乳のことだったんだもの。
でも、まとめようと思っての発言が火に油を注ぐような形になってしまい、
聴いていた他の先生方にはおそらく大ヒンシュクだっただろうなぁ・・・。
講師の先生にも、質問なさった先生にも、結果をしては失礼なことをしてしまいました。
こういう時は、しっぽ巻いてさっさと帰ってふとんかぶって寝たい、そういう気分です。
でも、何食わぬ顔で懇親会にも出席しちゃうわたし。ほんとにイヤだ。
思っていること、感じていることを、穏やかにさりげなく人に伝えるのが、
むかしから苦手です。
いや、正確には、その時は気付かなくて、後になって、しまった!と後悔します。
ちいさい頃のわたしは極端な人見知りでした。
小学校の学芸会では、台詞のある役はもらったことがありません。「木」とかね。
今じゃ誰も信じないけど。
長ずるにつれて、自分でもこのままではいけないと思って、
人前で無理してしゃべっていたら、いつの間にか今のわたしが出来上がってしまいました。
空気を読めないつもりじゃないのだけれど、空気を読みすぎて何とかしなくちゃと思って、
黙ってりゃいいものを発言しては失敗する・・、この繰り返しです。
あ・・。こういうのも、空気読めないっていうのかな・・・。
あ~あ、ばかだったなぁ・・。