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ヘザー・ロックリア サイン ダスティ ルーニー・デューン

映画ルーニー・デューンでダスティ・テイルス役を演じたヘザー・ロックリアのサイン。アメリカでは非常に人気のある女優で、TVのバラエティ番組の出演も数多い。また、人気ロックバンドボンジョビのギタリスト、リッチー・サンボラの元奥さんとしても知られているが、昨年の離婚騒動では、ボンジョビの熱烈ファンから、厳しい視線を浴びたようだ。サインは、実に堂々としていて、非常にきれいなサインである。
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告白 湊かなえ

書評に「読み出したら止まらない」という表現が使われていたが、実際その通りだった。まず第1章がかなり衝撃的で、これは面白そうだという気持ちになる。本書がデビュー作ということだが、文章が読みやすくて澱みなく読めるので、どんどん話が進んでいく。各章毎にちょっとした驚きがあって、それが次の章への興味につながっているような感じだ。最後にまた少し大きめの驚きがあって読了、ああ面白かったとなる。内容が非常に悲惨な話なので、読み終えて気分爽快にはならないが、ある時間夢中になれたことは確かだ。作者の主なフィールドがどこにあるのかこの作品だけでは判定ができないが、あまり悲惨な話の方に行きすぎなければ、この作者はかなり期待できる気がする。(「告白」湊かなえ、双葉社)
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ジェナ・エルフマン ダーマ サイン ダーマ&グレック

NHKで放映していた海外ドラマ「ダーマ&グレック」のダーマ役を演じていたジェナ・エルフマンのサインである。テレビで観たことがあるのでもちろん顔は知っているが、名前や他にどのような作品に出ているのかなどは良く判らない。
しかしサインは実に出来映えの良い逸品である。私のコレクションのなかでも際だって素晴らしい。大きくスペースいっぱいに書かれていること、手抜きを全く感じさせないこと、全体に丸みのある文字でいかにもサインらしい形状をしていること、そして全体のバランスが極めて美しいこと、などが高く評価できる。このように良いサインで、しかもテレビドラマで主役をはっている俳優のサインということで、持っていて何よりも楽しいサインである。
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ブライアン・ダウニング サイン MLB

1970年代初頭から90年代初頭までの約20年間、大リーグのシカゴ・ホワイト・ソックス、カリフォルニア・エンジェルスで活躍し続けたブライアン・ダウニングのサイン。通算の打率.260台、ホームラン275本と記録はそこそこだが、地道に20年間大リーグで活躍し続けた選手である。そもそも中学や高校時代は野球をやっておらず、アマチュア野球で活躍しているのをスカウトに見出されたという変り種だが、大リーグ・デビューの1年目、2年目に悲惨な数字に終わったこともあり、この選手が20年間も大リーグで活躍し続けるとは当時の誰も思わなかったという。そうしたなかでしぶとく現役であり続けた秘密は、彼のひたむきな努力だったそうだ。成績があまり振るわないなか、めげずにウェイトトレーニング等を熱心に続け、1978年に突然打撃が開花、以後年間ホームラン20本以上という中軸選手に成長した。また、キャッチャーでポジションがとれなくなると、必死で練習して外野手に転向したという。まさに「努力の人」だ。サインも丁寧で、サインをするスペースにきちんと収めようとしているのが、彼の真面目な性格を表している。
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駒田徳広 サイン 元巨人軍4番打者

元読売ジャイアンツの4番打者、駒田徳広のサインである。これも、都内某スポーツカード専門店でのサイン会で直接目の前でサインをいただいたものである。これにも、渡辺久信のサインを紹介した時(2008年9月13日)に説明した「直筆サインであることを証明する印鑑」が左下に押されている。色合い、写真、サインをきれいに見せるためのカード下部分の白地など、独特の雰囲気のある美しいサインである。
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「古事記」の真実  長部日出男

帯に「戦後史最大のタブーを解く」と大書してあったのに惹かれて読んだのだが、あまり古代史等の知識がない人間にはどこがタブーを打ち破った画期的な著書なのかが良く判らなかった。冒頭に古事記の著者の1人とされる「稗田阿礼」は女性だったという論証があるが、男性か女性かという論争があったこと自体知らなかったし、何だかどちらでもいいような気がしてしまう。古事記は演劇性・音楽性の強い「楽劇」のようなものだったという「説」も古事記を原文で読んだことのないものには、これまたどうでも良いことのように思える。楽劇ならば、何かメロディをつけてミュージカルにしたら面白いかもしれないという気がしたくらいの感想である。本書で一番気になるのは、「文学者の直感」を重んじているような記述が何カ所かあったことである。著者がどの程度の文学者なのか知らないが、「文学者としての直感」を持ち出されると、それが大文学者であればあるほど、歴史学者が異を唱えにくくなり、歴史学そのものが思考停止に陥ってしまうという弊害をもたらす。斎藤茂吉が「当代随一の歌人」という看板を利用して、いろいろな説(珍説)を唱え、日本の文学史をめちゃくちゃにしたのと同じものをみているような気がしてならなかった。(「古事記の真実」長部日出男、文春新書)
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グラスホッパー 伊坂幸太郎

作者の数多い人気作のなかでも特に人気の高い本書であるが、最初に「鴨とアヒル‥」を読んで面白いと思った私としては、このようなハードボイルド風味の強い作品にすこし戸惑ってしまった。しかし、こちらの方が、かれの代表作ともいえる「ゴールデンスランバー」に近いことを考えると、こちらの方が作者のメインなのだろうと納得した。一時期、複数の話が同時並行で進んでいって、最後に1つの話にまとまっていくという小説手法が大流行で、そんな小説ばかりになってしまったなぁと感じた時期があったが、本家本元(伊坂とか恩田陸とか)の作品を読むと、やはり面白いなぁと唸ってしまう。(「グラスホッパー」伊坂幸太郎、角川文庫)
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渡辺久信 サイン 西武ライオンズ現監督

これも、都内某スポーツカード専門店で実施されたサイン会で製作されたオリジナル商品の1つ。西武の渡辺久信投手のサインである。もちろん彼の現役時代のことは我々の年代の人間は良く覚えている。これを入手した当時は解説者のような仕事をしていたと思うが、今は西武の監督である。これは、サイン済みのものを後から入手したのではなく、たまたま私自身がその店に行っていて、渡辺選手から直接サインをもらったものである。こうした直接自分の目の前でもらうサインは嬉しいものであるが、その半面そのサインの真贋が客観的に証明できないという欠点がある。そうした問題を、この専門店では、カードの表面に本物であることを証明する印鑑を押すという工夫をしてクリアしている。なかなか良いアイデアであり、コレクターの心理を判った心遣いだと思う。もちろんその印鑑そのものを偽造してしまえば偽物が作成できることになり100%確かなものとはならないが、もともとサイン会でサインをもらうファンというのは、それを転売しようということではなく、自分がその真贋を判っていれば十分という側面が強い。それでもなにがしかの証明のようなものはあった方が有り難い、そうした心遣いがファンには嬉しいのだ。
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金正日の正体 重村智計

最近の金正日の重病説の流布を見計らったような絶妙なタイミングで刊行された本書の内容は、実に衝撃的である。その重病説も吹き飛んでしまうほど衝撃的である。金正日が日本の赤坂にたびたび来ていたといううわさは本当か、いつから影武者が登場するようになったのかといった話がどんどん飛び出してきて、消化不良を起こしそうになる。作者の分析は信憑性が高いように思えるが、それを全て受け入れる準備がこちらにはまだないような、そんな感じだ。作者の分析がどこまで正しいいのか、それが判る日も遠くないような気がするが、そのとき何が起こるのか怖いような気もする。(「金正日の正体」重村智計、講談社現代新書)
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村田兆冶 サイン&ユニフォーム ロッテ・オリオンズ

まさかり投法の村田兆治投手のユニフォームをあしらったコレクティブルにサインがほどこされたもの。これも都内某有名カード専門店で行われたサイン会のオリジナル商品で、グレーディング会社の鑑定済みとなっている。ユニフォームの方は、その色合い、使われている写真から考えて、現役時代のものではなく、プロ野球OBが出場するマスターリーグで使用したものと思われる。サインは、非常に特徴がある形状、勢いがあるがそれでいて丁寧に書かれた超一級のサインといってよいだろう。印刷ではないかと見間違うほどだ。しかも、サインの横に「人生先発完投」という「座右の銘」まで書き添えられている。このファンに対するサービス精神は、世界中のアスリートに見習って欲しい気がする。
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デストラーデ サイン 西武ライオンズ

かつて西武で活躍していたデストラーデ選手の直筆サインである。都内で有名なスポーツカード専門店オリジナルの限定商品で、その店で一定の金額を買い物したお客さんに配布されたものを入手した。このサインは少し変わっていて、通常ならば写真が印刷されているカードにサインがしてあるのが一般的だが、これはカードを入れたプラスティックの入れ物に金色の筆でサインが施されている。サインが擦れないよう保存の仕方に少し気を遣う必要があるが、面白い趣向である。
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ダニエル・ナルディエロ サイン サッカー

元マンチェスター・ユナイテッドのストライカー、ダニエル・ナルディエロのサイン。2006年までマンUに所属していたが、実際にはいろいろなチ-ムにレンタルされマンUでのプレーはほとんどなかったようだ。そのため知名度は低いが、地元のウェールズでは人気の高い選手らしい。その後、バーンズリーに移籍、現在はプレミア・リーグの下のクラスのブラックプールの所属となっている。2007年には25歳でウェールズ代表選手に選出されている。まだまだ期待のできる選手だと思われる。
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ハンク・ブレイロック  サイン MLB

大リーグのテキサス・レンジャースのスター選手、ハンク・ブレイロック選手のサイン。2002年のデビュー当時から大型新人との呼び声が高かった選手だが、本格的な活躍は2年目の2003年からである。3年連続本塁打25本以上という強打者だが、やや成績にむらがあるようで、しかも最近は怪我に悩まされたりしている。次世代のスターであることは間違いないのだが、リーグ全体を引っ張っていく資質があるかと言えば、それほどの迫力は感じられない。一層の奮起を期待したい選手の1人である。サインはイニシャルのみに近いものだが、それほど貧弱にはみえないし、最後に背番号の「9」を書き込んでいるのも誠意が感じられて良い。
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フィル・リズート ユニフォーム MLB

NYヤンキースの戦前戦後の黄金時代を支えた選手の1人、フィル・リズートのコレクティブル。彼自身の生涯成績をみると、通算安打1588本、通算本塁打38本、生涯打率.277と、あまりすごさを感じないが、彼の背番号10は、NYヤンキースの永久欠番になっている。この数字上の成績と後の評価のギャップの理由としては、まず第1に、4年間の兵役による現役中断があるため、数字上の通算成績が少なくなってしまっていることがあげられる。実際単年度の成績をみると200本安打を記録するなど、打撃面での活躍が判る数字も随所に見られるのである。それから第2は、やはり何と言っても、ワールドシリーズ出場9回、うち優勝7回ということで、ヤンキースの黄金時代を支えた1人だったことがあげられる。巨人のV9戦士のようなものかもしれない。それから第3に、引退後にTV解説者となり、40年間ヤンキースの中継を担当したという、その知名度が考えられる。
さらに、なかなか殿堂入りを果たせない彼に対して、以前のチームメートが彼の殿堂入りを促すキャンペーンを行ったというエピソードを考えると、人格的にも優れた人物だったのかもしれない。
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荒野 桜庭一樹 

本書は「直木賞受賞第1作」となっているが、実際には、書かれた時期もその内容も今より低い年齢層を対象にライトノベルを書いていた少し前の時期のものだ。本人の弁では、3章からなる本書は、最初の2章はすでに刊行されたもので、最後の一章を最近書き下ろして付け加えたとなっている。モチーフは「ブルースカイ」の系統のような気がするが、文体はこれまた本書独特のものである。あたりまえのことかもしれないが、作者の文体の変化が、書かれた時期によるのではなく、内容によって変幻自在である、ということが判って面白い。内容的には、狙った読者層の年齢が低いということもあり、作者の作品のなかでは中くらいという感じだ。(「荒野」桜庭一樹、文芸春秋)
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