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金正日の正体 重村智計

最近の金正日の重病説の流布を見計らったような絶妙なタイミングで刊行された本書の内容は、実に衝撃的である。その重病説も吹き飛んでしまうほど衝撃的である。金正日が日本の赤坂にたびたび来ていたといううわさは本当か、いつから影武者が登場するようになったのかといった話がどんどん飛び出してきて、消化不良を起こしそうになる。作者の分析は信憑性が高いように思えるが、それを全て受け入れる準備がこちらにはまだないような、そんな感じだ。作者の分析がどこまで正しいいのか、それが判る日も遠くないような気がするが、そのとき何が起こるのか怖いような気もする。(「金正日の正体」重村智計、講談社現代新書)
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