吸気の終末に向けてCrescendoパターン（音が徐々に大きくなるパターン）のCracklesをLate inspiratory Cracklesと呼びます。
これは、間質性肺炎、軽症心不全（間質の浮腫）、非定型肺炎（マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎・レジオネラ肺炎・ウイルス肺炎・Ｑ熱など）などで認められます。
また、吸気の全フェーズにおいて等しい大きさで聴かれるCracklesをHolo-inspiratory Crackles (Pan-inspiratory crackle)と呼びます。
これは、肺水腫、重症心不全（肺胞の浮腫）、細菌性肺炎（肺炎球菌性肺炎・クレブシエラ菌肺炎など）で認められます。
参考サイト
写真 那覇の夕暮れ時
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