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エコーによる循環容量の検査

2017-07-03 | 勉強会
 
循環容量の検査として「ベッドサイド・エコー」による評価法もある。
 
 
剣状突起下の高さで下大静脈(IVC)を観察し、吸気(i)と呼気(e)でその前後径を比較する(collapsibility)。




吸気(i)IVCの前後径の最小値をとり、呼気(e) IVCの前後径の最大値をとる。


collapsibility index (%)    =(IVCe − IVCi/IVCe)を計算する。


正常群では約20%より小さいが、循環容量低下群では、約30%以上とされている。

 
 
 
写真  闘魂外来での救急診療
 
 
 

 

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