燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

主訴に除外という言葉は使わないようにしましょう

2024-05-08 | 闘魂症例検討会

みなさん、こんにちは。

 

「除外」という言葉を主訴に使わない方がよい。

 

例えば「患者は心筋梗塞を除外するために入院した」といったものはよくない。

 

こういう表現は患者自身が自分の病気について語った言葉ではない。

 

そういう表現は医師を論理的ジレンマに置くことにもなる。

 

ときどき、医師によって入院させられ、なぜ入院したかわからない患者もいる。

 

自分はわかっていると考えているのだが、実際には誤解している患者もいる。

 

こういうケースでは、入院期間の後半で人間関係の問題が生じうる。

 

そのような患者には「なぜかかりつけ医の先生はあなたを病院に送ったと思われますか」と尋ねるとよい。

 

よい追加質問は「本当に彼はそうおっしゃったのですか」である。

 

 

写真:沖縄本島北部、本部町の風景です。

 

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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