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頻呼吸

2024-08-01 | 闘魂症例検討会

みなさん、こんにちは。

 

頻呼吸は呼吸数が20回/分以上と定義できる。

 

67歳以上の慢性期疾患患者での呼吸数の正常値は16〜25/分。

 

頻呼吸は心臓、肺、代謝性、中枢神経系、感染性疾患でみられる。

 

肺塞栓に対しては、より厳しい定義を使えば感度は向上する。

 

呼吸数が16回/分以下であった肺塞栓患者は8%しかいなかったという報告がある。

 

Copeは、急性腹症が疑われる患者で呼吸数が、その人のベースの2倍以上あれば、原疾患は胸部にあり、腹部には2次的に症状が現れているとした。

 

頻呼吸は循環血漿量減少性ショックと敗血症性ショックの鑑別に役立ち、呼吸数が上昇していれば、より敗血症の可能性が高い。

 

 

写真:沖縄本島中部、うるま市周辺の風景です。

 

 

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