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今回のケースでの処方薬分析の続き

2020-11-11 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。
 
 
 
メトカルバモール、オキシブチニン、ブチルスコポラミン、プロパンテリンは口渇、排尿困難などのコリン剤は、前述の薬剤群とも同様に、まさにその抗コリン作用が問題となるので、長期使用は避ける。
 
 
 
メトクロピラミドとドンペリドンは、薬剤性パーキンソン症候群のリスクが高く、長期使用は避ける。
 
この副作用についての知識がないために、Lドーパなどの抗パーキンソン剤が投与されている薬剤カスケードのケースがときにみられる。
 
 
 
男性へのメチルテストステロンは前立腺癌のリスクが増加する高齢者では使用を避ける。
 
 
 
一方、女性へのエストロゲンは子宮がんや乳がんのリスクが増大するので使用を避ける。
 
以前に示唆されていた、エストロゲンによる心血管系イベント抑制作用は否定されている。
 
 
 
乾燥甲状腺末は吸収が速いので、ホルモン作用が急激に出現しやすいので、徐放製剤を使用する。

 

 

 

 

 

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